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2026年7月5日日曜日

久々に三人集まって「大嶺3粒冬のおとずれ」・「新政 涅槃龜低精白純米酒」(前編)

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7月に入り、私の仕事も大変な季節になって参りました。扇風機の付いたベストを持っていますが、もう古く風量がイマイチです。高価な新しいものに替えたいのですが、ウチの奥様は「あと何年もできないんだから、そのままでいいんじゃない」とつれない返事。まぁ、それは正論です。

さて、以前勤めていた会社の社員の人たちと、一緒にお酒を呑ませて頂いております。F君とH君がお酒を持って来てくれるので、私はお料理担当です。美味しいと言ってもらえるように、今回も頑張って造らせて頂いたお料理は、「ソーセージとアスパラの甘酢炒め」「やみつきナス」「ゴーヤーチャンプルー」「うなぎと豆腐のすき煮」「きのこ鍋」でした。箸休めは「たたきキュウリ」「赤カブ漬け」。そしてスーパーから購入したのは「鶏の唐揚げ」「お刺身」「焼き魚」でした。F君は、お腹がパンパンになるまで食べました~と嬉しい報告。ありがとう~!。

今回も日本酒担当のF君が、自宅にある日本酒専用冷蔵庫から持ち込んでくれたのは、『Ohmine 3粒冬のおとずれ』(四合壜)、『新政 涅槃龜(にるがめ)低精白純米酒』(四合壜)、『十四代七垂二十貫』(四合壜)、『吉田蔵U-百万石乃白』(一升壜)の4本で、今回も入手困難酒のオンパレード。さすがだなぁ、F君は。

本日のお料理  四角い皿も手造り

乾杯は大嶺で  裏書をどうぞ






酒色は薄濁り

乾杯は、山口県美称市大嶺町の大嶺酒造が醸した『Ohmine 3粒冬のおとずれ』で、創業は江戸時代終盤の文政五年(1822)です。元々は大きな蔵に酒を卸す桶売りの酒蔵でしたが、業績の悪化や諸事情によって、1955年には蔵は休止となりました。50年以上休眠状態だった酒蔵でしたが、秋山剛志さんが農業と地域資源を軸に、地域の未来に繋がる産業になればと復活させました。最新の醸造機器と空調設備等や品質管理を徹底させて造られたお酒は、山口県のみならず全国的に人気の酒蔵になりました。SAKETIMEランキング山口県では、1位『金雀』2位『東洋美人』3位『大嶺』と素晴らしい味わいのお酒だと考えます。

因みに『Ohmine 3粒冬のおとずれ』のラベルのデザインは、フリーランスのイラストレーターのたなかみさき氏が担当しており、雪女がスキーのストックを持って振り返る構図となっています。

酒米は酒造好適米の絶対王者「山田錦」を50%まで磨いて使い、仕込み水は秋吉台のカルシウムが溶け込んだ軟水の「弁天の湧水」を使って醸しています。神社の境内より湧き出る事から「神の水」とよばれ、一口飲めば一年寿命が延びるという言い伝えがある、コバルトブルーのお水です。酵母や日本酒度、酸度などのスペックは非公表としています。

グラスに注ぐと酒色は薄く濁っており、グラスの内側に細かなバブルが張付きます。香りは華やかで、果実のジュースのような甘い香りが。口に含むとシュワッとした炭酸の辛めの口当たり。直ぐにジューシーな旨味が圧倒的で、果実の酸がバランスを取っています。この旨さは元旦のランキングに入る旨さだなぁ。1本目が超旨かったので、この後のラインナップ大丈夫か。あっという間に壜は空になっていました。

さて、二本目としてF君が冷蔵庫より恭しく取り出したお酒は、秋田県秋田市で創業が幕末嘉永5年(1852)の新政酒造が醸す『新政 涅槃龜(にるがめ)低精白純米酒』です。『新政』と云えば日本酒ランキングでは常に三本の指に入っているお酒です。昭和5年に蔵付き酵母だった協会六号酵母の抽出に成功し、第6番目の国家認定酵母と認定されました。

 新政酒造の再度の転機は平成19年。東大出身の御子息佐藤祐輔氏が酒蔵に入社し、蔵の改革に着手します。翌、平成20年には社員醸造に移行。同22年には原料米を秋田県産に限定。同24年には社長に就任し、全品を純米造りに。同26年には速醸酒母から決別し、生酛系酒母のみに限定した数少ない生酛純米蔵になりました。そして現在では、フレッシュで繊細な味わいを保つため、且つ、酸化に気を遣い、敢えて殆どのお酒を四合壜で提供しています。

『新政 涅槃龜(にるがめ)低精白純米酒』の酒米は、無農薬栽培の「秋田酒こまち」で、88%まで磨いた低精白酒です。磨きが浅いので雑味が発生しやすいため、高度な醸造技術を使う難易度の高いお酒です。酵母はもちろん蔵付きの6号酵母で、仕込み水は中硬水の秋田市新屋地区の伏流水を使って、木桶で醸しています。アルコール度数は12度で、1回火入れの純米酒の原酒です。

涅槃龜純米原酒  低精白88%

低精白酒とは   スペックは






酒色は少し琥珀

蛇の目に注ぐと、麹の香りを感じます。身構えて口に含むと、香りとは逆に軽快な甘酸っぱさが口腔を満たします。それは梨のような甘さで、べたつかないサラッとした甘さ。何回呑んでも爽やかな甘酸っぱさで、呑み込んでも甘酸っぱさや旨味の余韻が続きました。「秋田酒こまち」を12%しか削っていないのにこの完成度はハンパではありません。日本酒ではない日本酒という感じですか。これもランキングに入るなぁ。次々にランキング入りで、最終選考は自分の中でモメるなぁ。






美味しいお酒に乾杯

さて、後の二本は次週へと続きます。『十四代七垂二十貫』と『吉田蔵U-百万石乃白』という入手困難酒が待っております。三人で約二升のお酒を頂き、酩酊必死。そんな姿は見たくないと云う人たちも、乞うご期待!。♪

\(。・_・。)ノ

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2025年11月23日日曜日

三人での乾杯は「純米大吟醸 金雀 有機米」(前編)

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早いもので11月もあと数日となり、もう直ぐ雪の便りが届きそうです。タイヤ交換はもう済ませているので、いつ降っても大丈夫なのですが、運転する腕前の方が年々衰えており、とても心配している今日この頃です。

さて先月末の土曜日に、仕事を頂戴している人たちと一緒にお酒を呑む事になり、昼頃からから腕に撚りをかけて料理を作りました。「手羽元とゴボウの酢煮」「豚肉と根菜のヤンニョム」「魚肉ソーチャンプルー」「厚揚げのバター煮」「アスパラのバター卵炒め」、「納豆なめこ豆腐」「キュウリの梅おかかマヨ」そしてスーパーから購入したのは「お刺身」「サンマの塩焼き」でした。日本酒に合うような料理を作ったつもりですが、う~ん、料理は深い!。

今回の料理  頑張りました

そして今回、日本酒通のF君が厳選し、自宅の日本酒専用冷蔵庫から持ち込んでくれたお酒は、ほとんど入手困難酒。乾杯のお酒をテーブルに載せた途端に、私は「おおお~~~」っと咆哮してしまいます。今年の某日本酒ランキングで第4位となっている、山口県岩国市の堀江酒場が醸す『純米大吟醸 金雀 有機米』(四合壜)です。これは本当に買えない酒だなぁ。凄すぎ。




純米大吟醸金雀 金箔が神々しい

裏書をどうぞ  酒色は・・・

堀江酒場の創業は田沼意次が幕政を主導していた明和元年(1764)で、屋号を雀集堂と称しました。酒蔵は中国山地の西部にある錦町。周囲には1.000m級の山々がそびえ、町の中央を銘水百選の錦川が流れています。堀江酒場では、堆肥により圃場を肥えさせ、化学肥料を一切使用しない有機農法で生産した酒米で醸しています。

2017年、2018年のIWC(インターナショナルワインチャレンジ)では、純米大吟醸の部で『プレミアム金雀』が、トロフィーを2年連続で受賞する快挙を達成しています。そんな事からも『金雀』は入手困難酒の仲間入りを果たし、なかなか購入する事はおろか、日本酒販売店の取り扱い一覧で見た事もありません。

『純米大吟醸 金雀 有機米』の酒米は、有機農法で育てた酒米の絶対王者「山田錦」を使い、錦川の伏流水で醸したALC15度の純米大吟醸です。残念ながら、酵母や日本酒度などのスペックは非公表としていますが、日本酒度は-2、酸度1.4くらいでしょうか。

蛇の目に注ぐと酒色は微かに琥珀色で、香りは甘さを纏った吟醸香。口に含むと重厚な甘さとクリアーな酸、そして仄かな辛さがバランスよく、旨味しかない呑み口のお酒。最後は優しい酸でスーっと切れてゆきます。IWCでのトロフィーはダテではない味わいでした。今年の当ブログによる年間ランキングに間違いなく入りそうだなぁ。

さて、二本目、三本目も「えーーー」ッと驚きが隠せないお酒が登場します。F君が持ち込んだ、驚愕のお酒が登場する次回をお楽しみに。なんせ隠すように持ち込んでいたので、何が出るか期待して下さい。後編へ続く~。♪

\(。・_・。)ノ

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2025年10月19日日曜日

山口の超美味しい『大嶺3粒純米原酒火入れ雄町』

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わが家の朝顔は、毎年8月初めには咲くので、孫たちが来たら見せたいと思っておりました。ところが今年は9月になってから開花したため、残念ながら孫たちに見せる事ができませんでした。う~ん、残念!。まぁ、でも毎日きれいに咲いてくれるため、日々楽しめるのですが。

今年も定番の朝顔  この青がいい

さて、お盆前に日本酒通のF君より、お酒を2本頂戴しました。1本は『AKABU純米吟醸愛山NEW BORN生酒』で美味しく頂きましたが、残りのもう1本を呑ませて頂くことに。そのお酒とは何と『大嶺3粒無濾過生原酒 愛山』で、彼が愛してやまない「愛山」のお酒でした。本当に感謝しかありません。

このお酒は、山口県美称市大嶺町の大嶺酒造が醸しており、創業は江戸時代終盤の文政五年(1822)です。しかし、業績の悪化や諸事情によって、1955年には蔵は休止となりました。50年以上休眠状態だった酒蔵を秋山剛志さんが復活させ、山口県のみならず全国的に人気の酒蔵になりました。SAKETIMEランキング山口県では、1位『金雀』2位『東洋美人』3位『大嶺』と銘酒揃いの山口で第3位は、酒呑みに云わせると「たいしたもんだ」となりますねぇ。因みに全国版でも30位以内に入っており、酒呑みが是非にも呑むべき、美味しいお酒だと考えます。

大嶺3粒愛山  黒い米3粒が



裏書をどうぞ  酒色は透明

『大嶺3粒無濾過生原酒 愛山』は、酒米のダイヤモンドと云われる「愛山」を使っています。その「愛山」は、父に山雄67、母に愛船117を掛け合わせており、心白が大きく溶けやすい性質を持った、濃醇で優しい味わいとなる酒米です。この「愛山」を50%まで磨いて使い、仕込み水は秋吉台のカルシウムが溶け込んだ軟水の「弁天の湧水」を使って醸しています。酵母も日本酒度や酸度などのスペックも、先入観が入らないように非公表としています。

グラスに注ぐと酒色は透明で、香りは予想通り果実のジュースを思わせる甘い香りが。口に含むとジューシーで、果実の酸が甘さを魅惑的な味わいに変化させます。呑み込むと酸と辛さ、そして仄かな渋味で余韻を形成します。このお酒も今年のランキングに入りそうだなぁ。

今年のランキングは来年の元旦に発表しますが、今年は美味しいお酒だらけで、簡単には決まらないように感じています。まあ、私の独断で決めるので、エイヤッ!でいけそうに思いますが、実は簡単じゃないんだよねぇ。♪

\(。・_・。)ノ

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2025年3月30日日曜日

居酒屋海ぼうずさんで『大嶺3粒純米原酒火入れ雄町』

 

居酒屋海ぼうずさんで『Hizirizm五百万石35活性酒』

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先日、鉄道工事関係のH君、F君と「酒と肴と男と女 海ぼうず」さんへ伺いました。昨年一年間、私に仕事を発注してくれたお二人に、感謝を込めた懇親会です。残念ながら「海ぼうず」さんの入るビルの解体が決まっており、3月末には退店を余儀なくされています。移転先は未定との事で、当日は我々も落ち着かない呑み会となりました。

上段は量り売り  中段・下段は呑み放題

早速の乾杯酒は女将さん推奨、秋田の『角右衛門純米しぼりたて生』を頂くことに。声を合わせてグラスをカチンとぶつけ合いました。クイッと呑み込むと、福島の『玄宰特別純米生』を矢継ぎ早に呑んだ勢いで発見したのが、同じ福島の『楽器正宗Queen特別純米』で、三人ともこれが呑み放題のエリアに入っているとはと驚きました。

角右衛門生  玄宰特純生

楽器Queen  大嶺3粒雄町

四杯目はやはり驚きの『大嶺3粒純米原酒火入れ雄町』で、山口県美称市大嶺町の大嶺酒造が醸しており、創業は江戸時代終盤の1822年です。しかし、業績の悪化や諸事情によって、1955年には蔵は休止となりました。50年以上休眠状態だった酒蔵を秋山剛志さんが復活させ、人気の酒蔵にしています。蔵の方針は「古典のレシピを尊敬しつつ、現代の技術で先人の成しえなかった日本酒を創造する」としています。

『大嶺3粒純米原酒火入れ雄町』の酒米は酒名の通り、酒造好適米の雄「雄町」で、50%に精米しています。酵母も日本酒度などのスペックも先入観が入らないように非公表としていますが、仕込み水は秋吉台のカルシウムが溶け込んだ「弁天の湧水」を使っており、軟水なのでジューシーな味わいになるのでしょう。

グラスに注ぐと酒色は透明で、香りは予想通り果実のジュースを思わせる甘い香りが。口に含むとジューシーで、果実の酸が甘さを魅惑的な味わいに変化させます。呑み込むと酸と辛さ、そして仄かな渋味で余韻を形成します。あまりの美味しさに即お代わりを頂戴しました。これは今年のランキングに入りそうだなぁ。

その後も群馬の『尾瀬の雪どけバレンタイン』、人気が高まっている千葉の『寒菊純米大吟醸モノクローム山酒4号超限定無濾過生原酒』、今年元旦のランキングで次点だった山形の『くどき上手純米吟醸酒未来』、宮城の『澤乃泉純米生原酒しぼりたて』と順次頂きました。

オゼユキ  寒菊モノクローム

くどき上手酒未来 澤乃泉原酒

F君が満を持して「これも吞んでみよう」と持ってきたのが、広島県呉市で創業が明治5年の寶剣酒造が醸す『寶剣純米酒超辛口生(赤)』でした。現在の蔵主は五代目の土井鉄也さんですが、彼が21歳の時に蔵主だった父が倒れ、問答無用で後継ぎとなりました。しかし、20代の若さで、全国唎酒選手権で全国優勝した自身の舌を武器に、酒蔵を継ぎました。そんな彼が目指すのは「究極の食中酒」で、『超辛』なのもうなずけます。蔵名は、蔵のある仁方町に刀鍛冶が沢山いた事に由来しているようです。









寶剣超辛口

『寶剣純米酒超辛口生(赤)』の酒米は八反錦で60%まで磨いています。酵母は華やかな吟醸香を生み出す協会7号を使い、野呂山の伏流水でもある蔵内の湧水「寶剣名水」で醸した、日本酒度+10、酸度1.6のお酒です。う~ん、+10は超辛口だぁ~。

グラスに注ぐと酒色はほぼ透明で、香りは華やかにフルーティ。辛いんだろうな~と思いつつ口に含むと、柔らかな口当たりで甘さも感じます。三人で顔を見合って「これ、割と甘いんじゃない」。淡麗生で米の旨さをしっかり感じさせる味わいに感動すら覚えます。酒の世界は広い!と感じさせられました。

一白水成ささにごり 聖別誂え中取

その後も秋田の『一白水成特別純米ささにごり生酒』を頂き、ラストオーダーのシメには群馬県の『聖 別誂純米大吟醸無濾過生原酒中取り』でお開きとなりました。今までのお酒は、全部飲み放題のお酒なんですよ。本当に信じられます?。三人とも大満足でした。







大満足な三人

今年度は、11月から3月までの、所謂、極寒の時期に仕事がほぼ無かったため、特に寒い思いをしないで済みました。健康はゼニカネでは無いので、本当に有難かったのですが、今度は猛暑を想定しいろんなグッツを準備しなければなりません。寒いのも大変ですが、暑いのもまた大変なんですよね~。♪

\(。・_・。)ノ

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2025年3月16日日曜日

義兄より頂いた『純米大吟醸家納喜(やなぎ)』

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先日、4月20日に「さくらマラソン」があると知りました。福士加代子さんがゲストランナーという事で、居ても立っても居られずに速攻でエントリーさせて頂きました。青森に住む私のランニングの師匠も参加かと思いきや、当日は法事で八戸に来ると云う。何という事でしょう。取り敢えず、ケガをしないようにと、3月初めからはしっかりと走り込んでいるところです。

さて、有難い事に義兄は、日本酒好きの私に時々お酒をプレゼントして下さいます。今回も通販で数本纏めて購入したお酒の中の、極上の1本をお裾分けして下さいました。ありがたやー。

そのお酒とは、山口県下関市で創業が大正12年の下関酒造が醸す『純米大吟醸 家納喜(やなぎ)』でした。創業時は地元の農家445人で創業しており、平成10年には山口県で初めて杜氏制度を廃止し、社員による酒造りを行いました。企業理念は「酒と食と心の感動」で、リーズナブルで高品質酒に注力しています。主力酒は『関娘』と『海響』で、各種鑑評会にも出品しています。

2019年のLONDON SAKE CHALLENGE2019では、『純米吟醸蔵人の自慢酒』がプラチナ賞を頂いているとあって、それなりのレベルの酒蔵だと思われます。

大吟醸家納喜  ラベルをどうぞ



お酒のスキル  酒色は透明

『純米大吟醸 家納喜(やなぎ)』の酒米は国産米となっていますが、銘柄は不明です。酵母も同じく不明となっていますが、仕込み水は蔵の地下160mまで岩盤を貫いて掘った、中国山脈の伏流水を使って醸しています。日本酒度は+2でALC15度のお酒です。

蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りは爽やかに仄かな吟醸香が。口に含むと、先ず仄かな甘さがきて、直ぐにガッチリと酸がきます。辛さはそれほどでもありませんが、呑み込むと苦味でキレました。スペックですが、日本酒度はその通りの+2で、酸度は1.8ほどでしょうか。淡麗辛口といったそんなお酒でした。料理と合うんですよねぇ。今度機会があれば、プラチナ賞を獲ったお酒を味わいたいと感じた次第です。

2月中のランニングの頻度は、週1~2回で2~3㎞程度でしたが、3月に入り6~7㎞と上げてきました。いよいよ3月末頃には毎回10㎞を走るようにして、4月にはタイムを詰める練習をする予定です。我ながら完璧!。しかし、予定は未定であって決定ではありません。悪しからず。♪

\(。・_・。)ノ

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2024年11月3日日曜日

久々に三人集い「くどき上手純米大吟醸禁じ手 磨き一割一分」(後編)

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10月中旬に三八城公民館の文化祭的催しに行って参りました。なぜかというと、陶芸教室で作成した作品が、堂々飾られることになったからです。コロナが落ち着いたため、三年ぶりの開催との事で、公民館は賑わっておりました。陶芸教室の生徒さんもたくさん増えればいいのですが。

パンフレット  陶芸教室の作品

さて、ここ何年か以前勤めていた会社の社員の人たちと、一緒にお酒を呑む機会に恵まれ、三人で美味しい日本酒を頂いております。(前編と同じ文面) そして、日本酒担当のF君が、気合を入れて準備してくれた『而今特別純米にごり酒生』(一升壜)を呑んだ後の後編となります。

『而今』の後にF君が気合を込めて次に開栓したのは、山形県鶴岡市で創業が明治8年の亀の井酒造が醸す『くどき上手 純米大吟醸禁じ手 磨き一割一分』で、驚愕の一割一分精米のお酒です。因みに昨年の8月には渋谷のお蕎麦屋さんで『くどき上手純米大吟醸穀潰し』という22%精米のお酒を頂きました。22%まで磨くのは穀潰しだという酒名の由来でしたが、さすがにそれ以上の、磨き一割一分なんて聞いた事もありません。1tのお米のうち110㎏だけを使い、890㎏はせんべい屋さんに行くんですよ。

日本酒業界には製造に関する禁じ手があり、「1,蒸し米蒸気(蒸気で米を蒸すと外硬内軟の蒸米ができやすい)、2.醪を櫂で潰す(櫂で潰すな麹で溶かせが正統)、3.精米歩合は35%以下にするな(35%以下は無意味で無駄)」の3番目の禁じ手に違反したお酒となります。

磨き一割一分  裏書をどうぞき

酒色はほぼ透明で  三人で懇親

『くどき上手 純米大吟醸禁じ手 磨き一割一分』の酒米は、羽黒町産美山錦をダイヤモンドロールという精米機で9日間も掛けて11%まで小さく磨いて使っています。酵母は協会10号を変異させたM310酵母で、リンゴ系の香りとなるカプロン酸エチルをより多く生成する酵母です。仕込み水は霊峰月山の伏流水を使って醸し、日本酒度-5.0、酸度1.2、ALC16~17度で1回火入れの生詰めです。

蛇の目にお酒を注ぐと酒色はほぼ透明。香りは意外に微かで、リンゴのようにフルーティな吟醸香か。口に含むとスッキリとした口当たりで、上品な甘さもありフルーティ。程好く酸味と辛さがあり、一割一分なので苦味などの雑味はありません。甘さ・酸・辛さのバランスが絶妙な上品な味わいでした。通常は11%まで磨くとお酒の単価が万円単位までハネ上がるのに、五千円程でコスパを大切にしているところにも感動を覚えました。

最後の3本目には、『獺祭純米大吟醸磨き三割九分槽場汲み無濾過生』(四合壜)が待っておりました。一般的な『獺祭純米大吟醸磨き三割九分』は頂いたことがありますが、三割九分の槽場汲み無濾過生酒とは、存じ上げませんでした。

このお酒を醸す創業昭和23年の旭酒造は山口県岩国市周東町獺越にあり、酒名はこの地名から「獺」(かわうそ)を1字使い、その獺が魚を獲ると岩に並べる習性があり、その様子がお祭りの屋台の様だという事から獺祭の言葉が誕生しました。その後、明治の日本文学に革命を起こした正岡子規が、自身を獺祭書屋主人と号していたことにあやかり、日本酒造りに革命を起こし、より優れた酒造りができる様に『獺祭』と名付けたそうです。

酔うため、売るための酒では無く、味わう酒を求めて酒造りを行っており、一時は倒産寸前で杜氏も逃げ出したほどでした。それを機会に杜氏性から社員制に酒造りをシフトし、徹底した機械化そして数値に基づいた方法で品質・工程管理する酒造りを行っており、社員も今では何と200名もいて、日本一の社員数となっています。

獺祭三割九分  無濾過の生酒



裏書をどうぞき 酒色は薄く濁り

『獺祭純米大吟醸磨き三割九分槽場汲み無濾過生』の酒米は酒造好適米の山田錦で、39%まで磨いて使い、地層を通り抜けて滾々と湧き出る地下水を、井戸から汲み上げて醸しています。酵母やスペックは非公開ですが、ALC16%のお酒です。

開栓し蛇の目に注いだ途端に、辺りは華やかでフルーティな吟醸香が漂います。酒色は、撹拌していないので薄っすらと濁っています。期待とともに口に含むと、無濾過生のピチピチ感は無いものの、無濾過特有の旨味が口いっぱいに広がり、軽やかな酸が旨味を助長しています。ジューシーでピリ感が無く、辛さや苦味の無い、さすが『獺祭』と思えた味わいのお酒でした。

 夕方18時から開始した懇親会も、予定通り21時でお開きとなりました。二人は、お腹いっぱいになったと言っておりましたが、それは料理が旨かったとは同一ではありません。修行を重ねて、もっともっと美味しい肴を準備したいと向上心に燃えています。♪

\(。・_・。)ノ