2023年2月27日月曜日

誕生日に奥様より『森嶋純米吟醸美山錦しぼりたて無濾過生原酒』

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1月が誕生日で良かった事は、お祝いにお酒を頂く際に、無濾過生酒が頂戴できる事でしょうか。厳寒期に生んでくれたお袋様に感謝しております。

さて、その1月の誕生祝いにとウチの奥様よりプレゼントしてもらったのがこの『森嶋純米吟醸美山錦しぼりたて無濾過生原酒』でした。近所の加藤酒店で購入です。

森嶋純吟無濾過生  鉱物は大谷石

肩ラベル  決意の表明



裏書をどうぞ  酒色は透明

このお酒は茨城県日立市川尻町で、創業が明治二年の森島酒造が醸しており、水戸藩の武士だった森嶋道正により創業されました。主要銘柄は日本画家の横山大観と親交があった蔵主が、本人から直接許可を頂いた『冨士大観』。そして、常陸杜氏である森嶋専務が構想から10年の年月を掛け令和元年に立ち上げた『森嶋』は、自ら醸し自らの姓を冠しており、もう片方の翼となる人気の主力酒です。

ラベルは、東日本大震災で崩落した石蔵の大谷石をデザインする事で、酒造りを続ける不撓不屈の意志を込めています。ラベルに表記されたように、「自分の心に一石を投じた末に、ようやく醸せたこの味わいは、皆様の心にも一石を投じ、呑む度に幸せな気持ちになるように」とあり、洗練された究極の味わいが、日本酒ファンの心を鷲づかみにしたお酒です。

森嶋純米吟醸美山錦しぼりたて無濾過生原酒』の酒米は、ラベルの通り茨城県産美山錦で、酵母は吟醸酒に最適な酸の少ない、そして香気の高い協会901号酵母。仕込み水は阿武隈山地のミネラルが豊富な硬質の水を使い、日本酒度+2、酸度1.8のお酒で、アルコール度数は15度と無濾過生なのに低めに仕上げられており、スッキリと呑み易いお酒となっています。

蛇の目に注ぐと酒色はほぼ透明で、香りはフレッシュな吟醸香が仄かに。口に含むと、ほんのりとした甘さと爽やかな酸を感じます。スッキリと淡麗で甘さもありながら酸とのバランスが良いお酒です。呑み込むと口の中がスッキリとした後に、辛さと苦みで口腔が満たされました。

一升瓶は45回で呑むので、どうしても味の変化があります。大概のお酒は開栓後、徐々に酸化して辛くなっていく傾向があります。F君は雄町を購入していましたが、2回目の方が美味しかったと情報をくれたので、楽しみにしておりましたが、この美山錦も2回目より3回目と旨味がアップするように感じた次第です。♪

(。・_・。)ノ

2023年2月19日日曜日

休日に店を開けて頂き『花陽浴純米吟醸美山錦無濾過生おりがらみ』

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退職してからはバレンタインデーとは無縁となっていましたが、今年とうとうチョコを頂戴しました。やったー!。立派な箱に入り高価な雰囲気を醸しています。実は健康のために、毎日72%のチョコを1欠食べているのですが、戴いた品も楽しみに食したいと思っています。

さて、年が明けて1月10日に今年最初の「酒と肴と男と女 海ぼうず」詣でに伺いました。メンバーは元日本酒クラブのN氏、H氏、彼らの友人が1名入り、計4名での宴会です。

呑み放題エリア  こちらも呑み放題







量り売りエリア

先ず、新年の挨拶をしてから乾杯です。私とH氏が日本酒で後の二人はビールで。私たちの乾杯酒は、群馬県渋川市で幕末天保十二年(1841)創業の聖酒造が醸す『聖純米吟醸五百万石50生酒』をチョイス。「聖」とは良く澄んだ酒という意味で、万葉歌人の大伴旅人が「酒の名を聖とおほせし古の 大き聖の言のよろしさ」と詠んでいます。主力酒は『かんとうのはな』で、八代目の蔵元が『』ブランドを立ち上げました。

聖純米吟醸生酒  裏書をどうぞ

酒米は酒造好適米の五百万石を50%まで磨き、酵母は酸味が少なく香気の高い1801号酵母、仕込み水には、赤城山西南麓に流れる伏流水が木曾三社神社の池から気泡を含んで湧き出す清水を使い、日本酒度-1、酸度1.5に仕上げています。グラスに注ぐと酒色は透明で、乾杯の発声とともに口に含むと、鼻から甘さを感じさせる吟醸香が抜け出ます。口腔には甘さを感じ、優しい酸と僅かな辛さを伴ってスッとキレてゆきました。美味しかったので、もう一度グラスに注いだ次第です。

結人純米吟醸生  流輝初搾り生

続いては群馬県前橋市の柳澤酒造が醸す『結人純米吟醸生酒あらばしり』の吟醸香と微発泡の滓の旨味に感動していたら、ビールで乾杯の二人も日本酒に参戦です。4人で同じく群馬県藤岡市の松屋酒造『流輝純米吟醸初搾りおりがらみ生』を頂き、山田錦・五百万石・酒こまちの配合の妙による、強い甘さと強めの酸味を共有しました。N氏が発した「これは旨い!」が全てを物語っています。

特純ささまさむね  十六代九郎右衛門

手取川純米生原酒  豊盃 ん

嘉美心冬の月  ほしいちフォレスト

4人で怒涛の日本酒呑みが始まりました。2020年のランキングの次点のお酒で、福島県喜多方市の『特別純米ささまさむね生酒』、長野県木曽郡の『十六代九郎右衛門山廃美山錦13生原酒』、日本酒クラブで披露した石川県白山市の『手取川純米生原酒』、青森県弘前市の三浦酒造が醸す『豊盃 ん 純米酒』、岡山県浅口市の嘉美心冬の月シリーズで100本に1本でるツキを呼ぶお酒『嘉美心純米吟醸生酒冬の月』、長野県大町市の伝統的な山廃造りと異色のラベル市野屋『ほしいちフォレスト山廃仕込み特別純米原酒』を頂き絶好調。酒杯は止まる事を知りません。広島の代名詞『純米吟醸 雨後の月 無濾過生原酒』を呑んだ後に頂いたのが、宮城県栗原市の萩野酒造が醸す『萩の鶴特別純米しぼりたて無濾過生原酒』でした。主力酒は『日輪田』と『萩の鶴』。ラベルにメガネと肩ラベルにランドルト環でお馴染みの『メガネ専用』も醸しています。








萩の鶴しぼりたて

酒米は宮城の食用米のひとめぼれとササニシキを60%まで磨き、酵母は真澄酵母とも云われ華やかな香気の協会7号酵母を使い、仕込み水には奥羽山脈の栗駒山の軟水を使い、日本酒度+3、酸度1.8のお酒です。グラスに注ぐと酒色はしっかりと濁り、濁り酒特有の香りが華やかに。口に含むとピチピチ感が舌先に。滓がらみの米の旨味がフレッシュに口中に巡ります。酸は優しく辛さはさほど感じません。お代わりをして頂きました。

亀泉純大吟亀の尾  特純Beppin

その後、高知県土佐市の『亀泉純米大吟醸亀の尾』を呑んだところでラストオーダーが掛かり、シメは山形県の『純米吟醸Beppin DEWA33生酒』でしたが、物足りなさを感じたN氏が注文したのが、埼玉県南陽酒造が醸す『花陽浴純米吟醸美山錦無濾過生原酒おりがらみ』でした。こりゃスゴイ‼。








花陽浴美山錦おりがらみ

このお酒は、埼玉県羽生市にある創業が明治三年の南陽醸造が醸しており、『十四代』『而今』と並ぶ入手困難酒の三本指に入る一つです。旨さは天下一ですが250石と造る量が少ないため、入手困難のお酒となっています。酒蔵では定価での直売も行っているのですが、販売当日は当然行列となるそうです。

花陽浴純米吟醸美山錦無濾過生原酒おりがらみ』は酒造好適米の美山錦を使い、酵母は自社培養酵母。利根川水系の伏流水(軟水)を井戸水から汲み上げ醸しています。酒色は薄っすらと滓がらみで、香りは華やかな果実香。口に含むと果実のようにジューシーで、甘酸っぱい酸も果実のよう。仄かな辛さと相まってバランスよく旨味を讃えます。今年のランキングに入るお酒だと確信しました。







ノリの良い女将さん

三人と店の前で分かれましたが、未だ呑み足りない三人は、きっとどこかに流れたに違いありません。ジジイの私はもちろん、足腰の立つうちにタクシーで帰宅いたしました。ありがとうございました。♪

(。・_・。)ノ

2023年2月12日日曜日

日本酒講座で予約した『八鶴新春しぼりたて純米生原酒開運招福ラベル』

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八戸市では217日より20日まで「えんぶり」という伝統行事が行われます。華やかな烏帽子を頭に被り、種まきや田植えの動作を舞で表現する豊年祈願の春を呼ぶ祭りです。そして「えんぶり」が終わると、八戸にも待ち遠しい春がやって来ると云われ、気持ちが明るくなるようです。

さて、昨年末に八戸酒類様が開催する日本酒講座があり、4回目、5回目の講座に参加させて頂きました。その際、カタログと一緒に手渡されたチラシに、「令和5年新春しぼりたて」販売しますの文字があり、早速、帰りしなに申し込みました。そして昨年末の30日に受け取り、お正月気分が残る私の誕生日に、開運招福を願って頂きました。

旧河内屋で受取り  本数限定のチラシ

開運招福を託したのは、当地八戸の中心街で1786年創業の八戸酒類が醸す『八鶴新春しぼりたて純米生原酒開運招福ラベル』です。『八鶴』の「八」はもちろん八戸の頭文字からで、「鶴」は南部八戸の殿様の家紋が「向い鶴」だったことに由来しており、当主は代々「橋本八右衛門」を名乗り、現在は九代目が担っています。



八鶴新春ラベル  開運招福を約束

alc17度  微かに琥珀色

八鶴新春しぼりたて純米生原酒開運招福ラベル』の酒米は青森県が開発した華吹雪を60%まで磨き、八戸酒類発祥とされるこだわりの10号酵母を使い、酒蔵の地下より汲み上げた地下水で醸したお酒で、酸度などのスペックは非公表としています。

蛇の目に注ぐと酒色は微かに琥珀色で、香りは香量が少ないものの穏やかな酸の香り。口に含むと仄かな甘さと辛さが口腔に同居し、酸はそれ程感じませんが、口中にジワジワッと残ります。いわゆる食昼食と云った括りで、10号酵母の香りと華吹雪の旨味が合致した味わいでした。総じて、米の旨味を引き出したという感じです。

一昨日には県南もドカ雪が降り、朝と晩の家の前の除雪で身体の節々が痛い状態ですが、たった1日の除雪で身体が痛いなんてと、津軽の人たちに笑われそうです。この雪があと何回か降ると、春がまた1歩近づいてくるのです。♪

(。・_・。)ノ

2023年2月5日日曜日

N常務よりお土産の『御所泉 銀の月吟醸原酒ひやおろし生詰』

早いもので寒かった1月も終わり、もうすぐ当地八戸に春を呼ぶ行事「えんぶり」がやってきます。コロナ禍で中止になっていましたが、今年は何とか開催されるようです。「松の舞」など子供たちの舞いも継承できるように、対策を万全に行って伝統を絶やさないようにと願っています。

さて、昨年末、懇意にさせて頂いているS建設のN常務が、家族旅行で北陸方面に出掛けられ、お土産にと頂戴したお酒が『御所泉 銀の月吟醸原酒ひやおろし生詰』でした。私の様な者にまでお気遣いを頂きありがとうございます。

このお酒は石川県金沢市御所町にある創業明治元年の武内酒造が醸しており、創業当時が御所村だった事から酒名が付けられました。生産量は年間100(一升瓶で一万本)と小さな酒蔵ですが、「手を抜かない日本一の酒造り」を掲げており、醪の自然な発酵を完全におこなうため、人件費が2倍掛かっても通常の2倍の時間を掛けて仕込んでいます。出来上がったお酒は、ほとんど近隣の酒屋や料理屋に卸すため、金沢でも入手しづらい「幻の酒」と云われています。

御所泉銀の月  金沢限定幻の酒

裏書をどうぞ  仄かに琥珀色

御所泉 銀の月吟醸原酒ひやおろし生詰』の酒米は、石川県が十数年かけて開発した酒造好適米の「石川門」で、吟醸向けの品質で心白が大きいのが特徴です。この「石川門」を60%まで磨き、白山山系の引く流水で醸し、日本酒度+5、酸度1.8の生詰め(最初に火入れして貯蔵)した原酒のお酒です。

グラスに注ぐととろみがかっており、酒色は少し琥珀色。香りは微かな酸が爽やかに鼻腔に届きます。口に含むと先ず仄かな甘さが舌にやってきます。呑み込むと咽喉にヒリヒリと辛さを感じ、心地よい米の旨味を残してキレてゆきました。結構パンチ力があったので、裏書を見たらアルコール度数が20度と、こりゃ腰を取られると思った次第です

因みにラベルのデザインは、左下のサインのとおり加賀友禅作家の石田巳代治氏に依頼しており、「銀の月」とはお寺の池の白石を月の光が照らしている風景で、そうして見るとラベルの絵が何を表しているのかが分かります。♪

(。・_・。)ノ