2026年5月3日日曜日

八戸酒類の五戸工場で醸す『如空純米吟醸雄町』

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3月中旬に、熱湯で淹れたコーヒーを飲もうとして、右足のくるぶし辺りに誤って掛けてしまい、結構重篤なやけどを負いましたが、ほぼ毎日病院へと通い、やっと寛解しました。足の痛みも大変でしたが、お風呂の湯船に浸かれないのも残念でした。皆さんも火傷には注意しましょう。

さて昨年末、いつも仕事でお世話になっている方から、お歳暮で日本酒を頂戴しました。もちろん私が、日本酒が大好きだと常々公言しているからで、ビールの詰め合わせなどより超嬉しいお歳暮です。その届いたお酒が今回頂戴する如空純米吟醸雄町です。

このお酒は当地八戸市の八戸酒類五戸工場が醸しています。八戸酒類の創業は老中田沼意次が失脚した天明6(1786)で、五戸工場は明治43年となっています。工場のある五戸町は八戸市に隣接した町で、奥州街道の要所と云われ、名馬の産地である事から、馬肉が美味しい町として有名です。また、八戸酒類は、当主が代々「橋本八右衛門」という名前を継いでおり、現在は九代目で、『八鶴』の「八」はもちろん八戸の頭文字からで、「鶴」は南部八戸の殿様の家紋が「向い鶴」だったことに由来しています。因みに壜のラベルの文字は、かの横山大観の筆によるものです。

如空純米吟醸  裏書をどうぞ







酒色はほぼ透明

如空純米吟醸雄町』の酒米は、酒造好適米の定番「岡山県産雄町」を50%まで磨いており、酵母は酸の少ない協会10号酵母(明利小川酵母)、そして工場敷地内の井戸から汲んだ、五戸川の伏流水である硬度40度の軟水で仕込む、日本酒度+4、酸度1.6ALC16度の季節限定純米吟醸です。米を50%まで磨いているのだから、実際は大吟醸ですけど。

利き猪口に注ぐと酒色は仄かに透明で、香りも仄かな吟醸香。スッキリとした呑み口で、仄かな甘さと軽めの酸。呑み込むと口腔にまとわりつくジワジワとした辛さで、淡麗辛口な感じがします。これはまるで「雄町」の味わい。最後は苦みでキレてゆきました。

如空』の酒名は、7代目が唱えた「味わい空の如し」から名付けられており、澄み渡る五戸町の青空を酒名にしたようです。ウンウン、確かに五戸町の空はきれいですねぇ。

517日には「八戸うみねこマラソン」があると云うのに、火傷のおかげで全く全然これっぽっちも走っていません。本番当日はどうなっている事やら超心配です。♪

(。・_・。)ノ

2026年4月26日日曜日

長男からの誕生日祝いのもう一本は『風の森 山田錦807純米生酒』

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草取りを頑張っています。雑草が小さいうちに取ると取りやすいので・・・いや、立派に育った雑草が辺り一面に生えていると、草取りをやる気が失せてしまうので、小さいうちに取っております。

さて1月の私の誕生日に、愛知の長男がクール宅急便で送ってくれたお酒は都合2本で、その内の1本『丸石謹製 純米吟醸 特別醸造うすにごり生原酒』は39日の当ブログで既にご紹介させて頂きました。残りのもう一本が、今回ご紹介する『風の森 山田錦807純米生酒』です。解ってるねぇ~。有難いねぇ~。親孝行だねぇ~。



風の森807  無濾過無加水

裏書をどうぞ バブルがビッチリ

このお酒は享保四年(1719)創業で、日本酒発祥の地と云われる、奈良県御所市の油長酒造が醸しています。元々は慶長年間に菜種油を使った製油業を営んでおり、当主は油屋長兵衛を代々名乗っていました。享保四年に酒造業に変わりましたが、屋号はそのまま油長で、今も代々油屋長兵衛を名乗っています。

また、酒蔵の近くには日本書紀にも登場した風の神を祭る「風の森神社」があるため、そこから酒名を頂戴しています。すべてのお酒を純米無濾過生酒にこだわって醸し、消費者にお酒の優劣を誘導する吟醸・大吟醸と云う表記をせずに、消費者の舌で好みのお酒を決めてほしいと自信満々の酒蔵です。あれ?、もしかして栄光冨士と同じですね。

風の森 山田錦807純米生酒』の酒米は、兵庫県産「山田錦」で酒米の絶対王者です。精米歩合は80%と低精白米で、各々の米の持つ特徴を熟慮し、磨かない事にお酒の旨さや個性を求めています。酵母は醗酵力が強く華やかな香りの自社培養7号酵母、そして仕込み水は、大阪と奈良の県境の金剛葛城山系より、岩盤の下を流れてきた深層地下湧水の超硬水を井戸で汲み上げて使い、30日ほどの超低温長期醗酵で醸しています。スペックは非公表の無濾過、無加水の生原酒です。因みに酒名の『807』は、80%精米の大吟醸で7号酵母使用と云う意味です。

開栓するとシュッと音がします。蛇の目に注ぐと微炭酸の細かなバブルが流れ出て、蛇の目の内側に張り付きました。酒色はほぼ透明で、香りは華やかにフルーティな果実の香り。口に含むと舌にピリピリとバブルが刺さる呑み口。そして果実の酸とほど好い甘さが旨味となっています。それから口腔に苦味を残したままキレてゆきました。総じて旨いお酒でした。

草取りもなかなか大変ですが、今の時期ならば未だそれ程でもありません。7月頃からは恐らく猛暑日が続くため、外にいるだけでも大変で、もう草取りなんてとてもとてもできたものではありません。でも、まぁ頑張って草取りはするのですが。♪

(。・_・。)ノ

2026年4月19日日曜日

杜氏 千野麻里子が醸す『川中島幻舞特別純米山田錦無濾過生』

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4月に入り福寿草や水仙が咲いています。また沈丁花も玄関の脇で咲き、甘い香りにうっとりしています。鉢で冬を越したサフィニアやゼラニウムにも花が付きました。いろんな草花たちから初春を実感させてもらっています。

さて先日、家の近くにある「加藤酒店」さんの入り口のガラスに、『幻舞』入荷しましたという紙が貼られていました。目ざとく見つけた私は、早速伺って購入する事に。大型冷蔵庫が何台も並ぶ店内は、日本酒の極楽浄土の様で、目的は『幻舞』購入なのに目移りしてしまいます。たくさんのお酒の中で発見したのが『川中島幻舞特別純米山田錦無濾過生』でした。

このお酒は、長野県長野市川中島町の酒蔵、酒千蔵野(しゅせんくらの)で、創業は天文9(1540)と種子島に鉄砲が伝わる3年前に創業しています。その古さと云ったら、日本全国でも7番目に古く、かの武田信玄公が川中島の合戦でここの酒を所望したことでも有名です。酒蔵は犀川と千曲川に囲まれた扇状地にあるため、地下には酒造りに必要な水が豊富にある場所です。

杜氏は長野県で初の女性杜氏の千野麻里子さんで、酒米の田植えから稲刈りまでもやってのける職人気質です。心から旨いと云える酒を醸すため「心で醸す酒」「心が感じる酒」を守り続けています。

川中島幻舞  しぼりたて



裏書きをどうぞ 酒色は透明

川中島幻舞特別純米山田錦無濾過生』の酒米は、首ラベルの通り酒造好適米の絶対王者「山田錦」を59%まで磨いて使っており、そのためコスパも最高。酵母、酸度、日本酒度は明示していませんが、仕込み水は酒蔵内にある井戸から汲み上げる、千曲川、犀川の伏流水で醸した、日本酒度+4、酸度1.6ALC16度の無濾過搾りたての生酒です。どう考えても美味しそう!。

蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りは生酒特有の麹の香りが優しく鼻腔をくすぐります。口に含むと重厚な甘さなのにスッキリとした呑み口。それが10秒後には苦みに変わり、口腔をジワジワさせながら酸味でキレてゆきました。やっぱり『川中島幻舞』は旨い!。

昨年秋に掘り起こし、稲わらの中で保管していたグラジオラスの球根を、そろそろ植えようと考えています。お盆に花が咲くように考えて植えるつもりですが、そうそう上手くいくものではありません。まぁ、頑張ってみますが。♪

(。・_・。)ノ