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一昨年、昨年と、夏は猛暑でかなり暑かった記憶がありますが、今年の夏はそれ程ではなかったと思っています。また、8月は鉄道の繁忙期があったため仕事もほぼ夏休みで、9月からは少し忙しくなりそうです。そう云えば、9月の末頃は「久慈あまちゃんマラソン大会」にもエントリーしているので、先ずは練習を頑張っているところです。
さて、小学校から高校時代までの同級生S君は、仙台で勤めておりました。彼は仙台に骨を埋めるものと勝手に考えていたのですが、昨年末に偶然に近所で出会いました。何と、八戸に帰郷したとの事で驚いた私です。私と彼の共通の友人M君とで、久しぶりにお酒を吞もうという事になり、近所にある「小料理屋おうち」に集合となりました。
小料理屋おうち 三人でカンパ~イ
乾杯は彼らが生ビールで、私はもちろん日本酒です。お品書きより選んだのは、佐賀県鹿島市の富久千代酒造場が醸す『鍋島Summer Moon吟醸』です。創業は大正末期ですが、平成10年にネーミングを一般公募により、佐賀県の江戸期の呼称、鍋島藩三十六萬石に因み、新ブランド『鍋島』を立ち上げました。平成23年のIWC大吟醸部門で(トロフィー)最優秀賞を取り、今では入手困難酒の域に到達しています。
富久千代酒造場では『Moon』シリーズとして、春は酒造好適米の但馬強力を使った『BlossmsMoon』。夏はこの『Summer Moon』で、秋が雄町と愛山を使う『HorvestMoon』、冬は新酒となり、雄山錦の『NewMoon』を醸しています。今回の『鍋島Summer Moon吟醸』は、夏季限定で「夏の吟醸酒」がコンセプト。ラベルの「Nabeshima」の「i」の点に三日月を充てるという、おしゃれな感じが何ともいえません。
SummerMoon
酒米は、兵庫県旧米田村産の特上「山田錦」を50%まで磨いた、本来大吟醸の造りで、多良岳山系からの良質な地下水を仕込み水に醸しています。スッキリ感を醸すためでしょうか、醸造アルコールを添加した、ALC15度の一応夏酒です。細かなスペックは、残念ながら非公表としています。
ワイングラスで登場したお酒は、日本酒を優雅に装います。お酒の色は透明で、シュワシュワとした微細な泡が、グラスの周りに円く張り付いています。香りは、ミックスした果汁から漂うような吟醸香。ひゃ~旨そ~。口に含むとラムネのようで、且つジューシーな甘さを感じますが、ALC15%とは思えないスッキリとした呑み口。そして角のない酸味を感じながら呑み込むと、ほんのりとした苦味でキレてゆきました。冷え冷えで頂いたので、お酒の旨さが際立ったものと感じております。さすが『鍋島』でした。
その後、『鍋島純米吟醸五百万石生酒』を感動しながら頂き、お酒のお品書きの中から選んだのが、『赤武F』でした。過去イチ酒名が短いっ‼。
鍋島五百万石 赤武F
このお酒は岩手県盛岡市の赤武酒造が醸していますが、前身は東日本大震災で被災した大槌町の『浜娘』を醸す酒蔵でした。蔵の息子さんが東京農大卒業後に杜氏として実家に戻りましたが、大きく被災した大槌町の酒蔵を諦めて、2014年に盛岡で20代の蔵人たちと赤武酒造を立ち上げます。彼らが目標に掲げたのは「日本を代表する銘酒を造る」でした。その目標は現在ほぼ達成され、今では『赤武』も爆発的な人気から、入手困難酒の一つになっています。
『赤武F』のFは「Foryou」の頭文字で、呑む人の心に寄り添うあなたのためにという想いを込めています。酒米は、岩手を代表する酒造好適米「吟ぎんが」を60%まで磨いた吟醸酒で、酵母は謎のF2酵母。仕込み水は北上川の伏流水を使って醸しており、スペックが日本酒度+2、酸度1.4、ALC15%となっている、こちらもアルコール添加で一回火入れのお酒です。
酒色はこちらも透明で、香りは爽やかな吟醸香。フルーティな味わいといい感じの酸味。総じてスッキリとした辛口の味わいになっていて、料理が美味しく頂けます。スイスイと頂いちゃいました~。最後には『豊盃純米大吟醸』を頂いてお開きとなりました。私が一番呑んだかもしれん。スイマセン、割り勘で。
豊盃純米大吟醸
18時から始まった語らいも、あっという間に21時となりましたが、全く話し足りない訳で、次回は柳町家での再開を誓って別れました。まぁ、別れたと云っても三人で仲良く歩いて帰りましたが。♪
\(。・_・。)ノ