2026年4月26日日曜日

長男からの誕生日祝いのもう一本は『森の風 山田錦807純米生酒』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。スマホでご覧の方は一番下までスクロールして、「ウェブバージョンを表示」でご覧頂くと、アーカイブやカテゴリを楽しめますので、どうぞお試しを。

草取りを頑張っています。雑草が小さいうちに取ると取りやすいので・・・いや、立派に育った雑草が辺り一面に生えていると、草取りをやる気が失せてしまうので、小さいうちに取っております。

さて1月の私の誕生日に、愛知の長男がクール宅急便で送ってくれたお酒は都合2本で、その内の1本『丸石謹製 純米吟醸 特別醸造うすにごり生原酒』は39日の当ブログで既にご紹介させて頂きました。残りのもう一本が、今回ご紹介する『森の風 山田錦807純米生酒』です。解ってるねぇ~。有難いねぇ~。親孝行だねぇ~。



風の森807  無濾過無加水

裏書をどうぞ バブルがビッチリ

このお酒は享保四年(1719)創業で、日本酒発祥の地と云われる、奈良県御所市の油長酒造が醸しています。元々は慶長年間に菜種油を使った製油業を営んでおり、当主は油屋長兵衛を代々名乗っていました。享保四年に酒造業に変わりましたが、屋号はそのまま油長で、今も代々油屋長兵衛を名乗っています。

また、酒蔵の近くには日本書紀にも登場した風の神を祭る「風の森神社」があるため、そこから酒名を頂戴しています。すべてのお酒を純米無濾過生酒にこだわって醸し、消費者にお酒の優劣を誘導する吟醸・大吟醸と云う表記をせずに、消費者の舌で好みのお酒を決めてほしいと自信満々の酒蔵です。あれ?、もしかして栄光冨士と同じですね。

森の風 山田錦807純米生酒』の酒米は、兵庫県産「山田錦」で酒米の絶対王者です。精米歩合は80%と低精白米で、各々の米の持つ特徴を熟慮し、磨かない事にお酒の旨さや個性を求めています。酵母は醗酵力が強く華やかな香りの自社培養7号酵母、そして仕込み水は、大阪と奈良の県境の金剛葛城山系より、岩盤の下を流れてきた深層地下湧水の超硬水を井戸で汲み上げて使い、30日ほどの超低温長期醗酵で醸しています。スペックは非公表の無濾過、無加水の生原酒です。因みに酒名の『807』は、80%精米の大吟醸で7号酵母使用と云う意味です。

開栓するとシュッと音がします。蛇の目に注ぐと微炭酸の細かなバブルが流れ出て、蛇の目の内側に張り付きました。酒色はほぼ透明で、香りは華やかにフルーティな果実の香り。口に含むと舌にピリピリとバブルが刺さる呑み口。そして果実の酸とほど好い甘さが旨味となっています。それから口腔に苦味を残したままキレてゆきました。総じて旨いお酒でした。

草取りもなかなか大変ですが、今の時期ならば未だそれ程でもありません。7月頃からは恐らく猛暑日が続くため、外にいるだけでも大変で、もう草取りなんてとてもとてもできたものではありません。でも、まぁ頑張って草取りはするのですが。♪

(。・_・。)ノ

2026年4月19日日曜日

杜氏 千野麻里子が醸す『川中島幻舞特別純米山田錦無濾過生』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。スマホでご覧の方は一番下までスクロールして、「ウェブバージョンを表示」でご覧頂くと、アーカイブやカテゴリを楽しめますので、どうぞお試を。

4月に入り福寿草や水仙が咲いています。また沈丁花も玄関の脇で咲き、甘い香りにうっとりしています。鉢で冬を越したサフィニアやゼラニウムにも花が付きました。いろんな草花たちから初春を実感させてもらっています。

さて先日、家の近くにある「加藤酒店」さんの入り口のガラスに、『幻舞』入荷しましたという紙が貼られていました。目ざとく見つけた私は、早速伺って購入する事に。大型冷蔵庫が何台も並ぶ店内は、日本酒の極楽浄土の様で、目的は『幻舞』購入なのに目移りしてしまいます。たくさんのお酒の中で発見したのが『川中島幻舞特別純米山田錦無濾過生』でした。

このお酒は、長野県長野市川中島町の酒蔵、酒千蔵野(しゅせんくらの)で、創業は天文9(1540)と種子島に鉄砲が伝わる3年前に創業しています。その古さと云ったら、日本全国でも7番目に古く、かの武田信玄公が川中島の合戦でここの酒を所望したことでも有名です。酒蔵は犀川と千曲川に囲まれた扇状地にあるため、地下には酒造りに必要な水が豊富にある場所です。

杜氏は長野県で初の女性杜氏の千野麻里子さんで、酒米の田植えから稲刈りまでもやってのける職人気質です。心から旨いと云える酒を醸すため「心で醸す酒」「心が感じる酒」を守り続けています。

川中島幻舞  しぼりたて



裏書きをどうぞ 酒色は透明

川中島幻舞特別純米山田錦無濾過生』の酒米は、首ラベルの通り酒造好適米の絶対王者「山田錦」を59%まで磨いて使っており、そのためコスパも最高。酵母、酸度、日本酒度は明示していませんが、仕込み水は酒蔵内にある井戸から汲み上げる、千曲川、犀川の伏流水で醸した、日本酒度+4、酸度1.6ALC16度の無濾過搾りたての生酒です。どう考えても美味しそう!。

蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りは生酒特有の麹の香りが優しく鼻腔をくすぐります。口に含むと重厚な甘さなのにスッキリとした呑み口。それが10秒後には苦みに変わり、口腔をジワジワさせながら酸味でキレてゆきました。やっぱり『川中島幻舞』は旨い!。

昨年秋に掘り起こし、稲わらの中で保管していたグラジオラスの球根を、そろそろ植えようと考えています。お盆に花が咲くように考えて植えるつもりですが、そうそう上手くいくものではありません。まぁ、頑張ってみますが。♪

(。・_・。)ノ

2026年4月12日日曜日

グランドサンピア八戸で日本酒の会、旨い!『孝の司まどろみ生酒』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。スマホでご覧の方は一番下までスクロールして、「ウェブバージョンを表示」でご覧頂くと、アーカイブやカテゴリを楽しめますので、どうぞお試を。

 

新一年生が黄色い帽子を被って登校しています。お兄さんやお姉さんたちと手を繋いで楽しそう。ウチの子供たちも昔はこんなだったなぁと、過日を思い出しながら感無量となっています。

さて、先月の中旬にグランドサンピア八戸で開催された「大吟醸酒を楽しむ会 ~津軽三味線 北村姉妹の奏とともに~」に参加させて頂きました。十四代、飛露喜、天狗舞、加茂金秀、亀泉ほか全国から大吟醸酒、生原酒、初しぼりなど30種類以上そろえましたというフレーズに惹かれての参加です。市庁前に送迎バスが待機していて、15分前に乗り込むもほぼ満席状態。発車時刻には補助席にも座るくらいの満車で出発しました。お隣の方と酒談義をするうちに会場のホテルに到着し、いつも一緒に日本酒を頂く日本酒通のF君とも合流して、楽しくお酒を頂きました。

十四代白鶴錦大吟醸 上喜元大吟醸愛山

楽器正宗大吟醸黒鼓 而今純吟山田錦生

浦里うすにごり生 飛露喜無濾過生原酒

羽根屋大吟醸翼  王禄大吟醸生原酒

乾杯は、テーブル上のグラスに入った十四代エクストラ播州白鶴錦純米大吟醸です。しかし、予めテーブルに準備されていたため、常温に近い温度になっており、本来の旨味を味わう事ができず残念!。まぁ、それでも『十四代』らしい甘さと酸と辛さのバランスが良く、さすがと思わせる旨味のお酒でした。

乾杯の後は、会場の周りに設けられたブースから、グラスに入ったお酒を持ってきます。都度34杯のグラスをテーブルに持ち帰りました。御料理を頂きながらお酒を呑み、またお酒を探しに行き・・を繰り返します。しかも、それらが全て美味しいお酒で、「これも旨い!」を連呼しました。

その中でも気になったお酒は、島根県松江市の王禄酒造が醸す王禄純米大吟醸50生原酒でした。創業は明治5年(1872)で、造りは600石の小さな酒蔵です。酒名『王禄』の由来は、酒を「天の美禄」と云った事から、その全ての美禄の中でも、王者の風格を持つ酒として君臨するように『王禄』となりました。

王禄酒造では、ほぼ全てのお酒が無濾過のお酒で、しかも生酒か生詰めとしています。そのため通常のタンクで保管するとお酒が劣化するため、できあがると直ぐに壜に詰め、-5度の倉庫で保管して、搾ったままの味わいで出荷します。小売店も温度管理ができる店を選んで出荷しているため、取扱い店は全国でたった25店舗という狭き門。

王禄純米大吟醸50生原酒の酒米は、東出雲町産の山田錦を50%まで磨いた大吟醸で、アルコール添加無しの純米大吟醸です。酵母は、華やかな香りと穏やかな酸の協会9号酵母で、仕込み水には日量150tもの水量を誇る、中国山脈からの自然湧水を使った、ALC17.5の加水していない生原酒です。スペックは、以前は公表していましたが、現在は非公表のようです。

グラスを見ると酒色は透明で、香りは穏やかにそしてフルーティな吟醸香が。口に含むとトロミがあるかのような口当たりで、重厚な甘さとコクを感じます。その後でキレイな酸と仄かな辛さがバランスよく、最後には苦みを感じたせいで甘味が強いのにも拘わらず、スッとキレてゆきました。後味にはALC17.5度の重さを感じ、やはり『王禄』は強い酒だと思いました。

雁木純大吟ゆうなぎ  孝の司まどろみ生

三人仲良く乾杯  三味線は北村姉妹







お酒のラインナップ

最後のシメに、期待もせずに頂いたお酒は、愛知県岡崎市の柴田酒造場が醸す孝の司(こうのつかさ)純米大吟醸まどろみ生酒です。創業は幕末も近い天保元年(1830)で、当時額田郡下山村の庄屋だった柴田家が、年貢や食用米からの余剰米を使って酒を造り売り出したのが始まりです。

酒名の由来は、病気の父と暮らす息子が、山の中で酒が湧き出る泉を見つけ、毎日父に飲ませて病気が治り元気になったという「養のいずみ」民話に因んで名付けたようです。

孝の司純米大吟醸まどろみ生酒』の酒米は、愛知県産の「夢山水」で、「山田錦」と「中部44号」を交配させ完成させた希少な酒米です。雑味が無く香りの良いお酒になる酒造好適米です。仕込み水には奥三河の超軟水「神水(かんずい)」を使っており、軟水の良さを活かすなら低アルが良いとの思いから、アルコール度数を13度に醸しています。低アルコールの大吟醸とは珍しいですねぇ。また、酵母やスペックは非公表です。

グラスに注がれた酒色は透明で、香りは優しくフルーティな香り。口に含むと軟水ならではの甘く柔らかな口当たり。上品で円やかな甘さは「えっ!銘柄は何だっけ!」と二度見の美味しさ。未だ呑んだ事の無いお酒にも、こんなに美味しいのがあるんだなぁと感じ入りました。

今回初めて参加させて頂いた訳ですが、是非来年も・・いや必ず来年も参加したいと思いを強くして送迎バスに乗りこみ帰路に着きました。

新一年生の交通事故はけっこう多く発生しているらしく、車を運転中に児童を見かけたら、危険な行動をしないかよく見たり、徐行したりが大切だという事でした。皆さん安全運転で~。♪

(。・_・。)ノ