2026年8月2日日曜日

長野県を制するか『山三純米大吟醸山恵錦四割五分うすにごり生酒』

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8月に入り、お盆前の仕事も佳境に入っておりますが、今年はここ数年に比べ涼しい夏だと思っています。昨年、一昨年は猛暑で、もうこのまま倒れて死ぬんじゃないかと思った時もありましたが、今年は割と余裕です。屋外での作業なので、常に熱中症と隣り合わせのため、水分・塩分・休憩等、十分に対策を講じて頑張っております。

さて、いつも仕事や日本酒でお世話になっているF君より、山三』って知ってますかと問われ、勉強不足の私は「まだ、呑んだ事は無いなぁ」と答えたところ、そのお酒をお中元として頂戴しました。銘柄は知りませんでしたが、うすにごりの生酒とあればマズイお酒はありません。ありがとう~!。

山三純米大吟醸山恵錦四割五分うすにごり生酒』は長野県上田市の山三酒造が醸しており、創業は幕末の慶応三年(1867)で、主力酒は『真田六文銭』でした。しかし、造り手の高齢化や設備の老朽化で、2015年より休蔵状態となっていましたが、佐久市出身でIT業界出身の現蔵主が2023年に酒造事業を引き継ぎ、元の山三酒造の名前で再開させました。

また、酒造りには杜氏が必要なので、京都のハクレイ酒造より才能ある若き杜氏を招き、蔵名を冠した新銘柄『山三』を発表しています。

堂々の山三   山恵錦うすにごり



裏書をどうぞ  酒色は滓がらみ

山三純米大吟醸山恵錦四割五分うすにごり生酒』の酒米は、長野県が2019年に「山田錦」を超える酒米を目指し品種改良して造った、心白が大きくアミノ酸の少ない酒米が「山恵錦」です。その「山恵錦」を45%まで磨いた大吟醸で、酵母は非公表。仕込み水は、獨鈷山の雪どけ水の伏流水を使い、日本酒度-2,酸度1.5ALC15%のうすにごりの生酒です。う~ん、一番好きなタイプのお酒かも。

開栓するとシュッと音がします。いい音!。蛇の目に注ぐと、うすい滓が漂っています。香りは爽やかな果実感でフルーティ。期待が高まる中、口に含むと爽やかにジューシー。舌に微発泡のような旨味が刺さります。呑み込むとほっぺの内側に旨味ののった酸が刺さりました。最後は仄かに苦みでキレてゆきました。う~ん『天美』の桃色っぽい味わいに似ており、感動すら覚えました。これは今年のランキングに入るなぁ。

信州亀齢』や『川中島幻舞』、『ソガペール』等々、美味しいお酒はキラ星の如くありますが、これらを制して長野県の第一位を獲れる素質は十分にあるなぁと思える味わいのお酒でした。♪

(。・_・。)ノ

2026年7月26日日曜日

家飲みの『秀鳳 純米大吟醸山田錦四割七分生原酒 』

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7月ももう直ぐ終わり、一年の半分以上が過ぎました。超早い!。年を重ねると早さが全然違います。無駄に年を重ねないよう、世のため人のため、デレキ(大型トングの方言)を片手に近隣の道路のごみ拾いでもやろうかなぁと思っております。

さて4月の末に、昼食はラーメンでも食べようかと、ウチの奥様と二人で八食センター行った際に、日本酒コーナーで榮光冨士純米大吟醸無濾過生原酒 龍吟虎嘯を購入し、524日付けの当ブログで紹介させて頂きましたが、その他にもう一本購入したのが秀鳳 純米大吟醸山田錦四割七分生原酒』でした。それもこれも私が常々、日本酒度がマイナスのお酒が美味しいと話しているので、ウチの奥様がその情報を基に選んでくれました。どうもありがとうございます。

このお酒は山形県山形市にある創業明治二十三年の秀鳳酒造場で醸しており、創業時の蔵主は武田庄五郎氏で、戦時中は企業整備令のために一時廃業していましたが、1967年に酒造りを再開します。それを機に名付けた蔵の名前が秀鳳酒造場でした。中国の瑞鳳である鳳凰に由来しており、主要銘柄は『庄五郎』と『秀鳳』です。

また、糖を高度に分離させる精米機や、最新型の自動圧搾機を導入するなどの設備の充実や、酒米を少量ずつ丁寧に蒸し上げるなどの、手間暇を惜しまない体制が美味しいお酒を醸す大きな要因となっています。

秀鳳 純米大吟醸山田錦四割七分生原酒』の酒米は、酒造好適米の絶対王者「山田錦」を47%まで磨いた大吟醸です。酵母には華やかな香りと円やかな味わいの協会1801と、香り高く酸の生成が少ない山形酵母NF-KAを使用し、蔵王連峰の伏流水を水源とする水道水を仕込み水に醸しています。日本酒度は-3、酸度は1.4ALC17度の、加水や加熱していない生原酒です。

秀鳳大吟生原酒  酒米は山田錦




裏書をどうぞ  酒色はほぼ透明

開栓するとフルーティな香りが漂うくらいの香量です。蛇の目に注ぐとトロミがあるようにも感じました。酒色はほぼ透明で、香りは瑞々しく華やかでフルーティな香り。期待を大きく口に含むと、甘さが強くジューシーな味わいですが、直ぐに苦みに変わります。酸と苦みが混同しており、呑み込むと口腔に苦味が残ってキレてゆきました。

先日は早起きして、近隣の道路で見かけた30株ほどのアザミを鎌で駆除しました。その際にはゴム手袋を履いての作業でしたが、ゴムを通して指にアザミのトゲが刺さりました。超痛かった~‼。子供たちがアザミのトゲでけがをしないように目を光らせている私です。♪

(。・_・。)ノ

2026年7月19日日曜日

愛知を代表する酒『醸し人九平次うすにごり黒田庄産山田錦生酒』

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昨年の秋に、グラジオラスとダリアの球根を掘り取り、藁の中で養生した中に保管し越冬させました。春になった先日、藁をよけてみると球根がイイ感じで現れ、私もガッツポーズ!。今年もきれいな花を咲かせますようにと祈りながら花畑に植えました。

冬越しした球根  グラジオラスを植え

育ったグラジオラス 芽を出したダリア

さて先日、日本酒仲間で日本酒通のF君に無理を言い、貴重な日本酒を二本も譲って頂きました。一本は先日紹介させて頂いた一升壜の『玄宰』で、今回は残りの一本を晩酌に充てる事に。楽しみ~!。

その一本とは、当ブログでもお馴染みの、創業慶安元年(1648)の萬乗醸造が醸す醸し人九平次うすにごり黒田庄産山田錦生酒です。この酒蔵は愛知県名古屋市の大高城址公園の隣にある、いわゆる大都市の酒蔵です。

醸し人九平次は、2025年のSAKETIME日本酒ランキングの愛知県版では第一位になった人気酒で、第二位に『二兎』、第三位には『義侠』が入っていました。蔵主の名前は代々世襲制で「九平治」を名乗りますが、現在の15代目九平治が同級生を杜氏に抜擢し、1997年に立ち上げたブランドが『醸し人九平次』で、その後、フランスのミシュランガイド認定三ツ星レストランのワインリストにも載るような日本酒に急成長させています。

フランスのレストランに営業を掛けた際、パリのシェフたちは原料米や土壌の事を聞いてくるのですが、実際には他人任せだったので、素材について詳しく語れず、リアルさや説得力に欠けたため、一念発起して2010年からは自社での米造りを始めました。そして2024年春には、兵庫県西脇市黒田庄に新蔵「Domaine Kurodasho」を開設。育てた米をそのままその場でお酒に仕上げる体制を構築しています。素晴らしい。

醸し人九平次うすにごり黒田庄産山田錦生酒』は一般的に予約販売の限定品で、簡単には手に入らないため、入手困難酒という扱いになるのでしょう。そんなお酒を分けて頂き、F君には感謝しかありません。

九平次うすにごり 神々しいラベル




裏書をどうぞ  酒色は薄く濁り

酒米は酒名の通り兵庫県特A地区の黒田庄産山田錦で、仕込み水はタンクローリーで長野県の県境まで行って汲み上げた、ミネラル豊富な水を使い醸しています。精米歩合や酵母、日本酒度に酸度等が非公表となっていますが、アルコール度数は15%のお酒です。

グラスに注ぐと酒色は滓で薄く濁り、香りはフルーティな果実香が。口に含むと微発泡感があり、甘酸っぱさと滓がらみの麹の旨味が混同。酸味、苦味が旨味にコクを与え、旨いままでキレてゆきました。このエレガントな味わいは、『醸し人九平次』の中でもピカ一のお酒なのではないでしょうか。

ダリアの球根も植えましたが、なかなか上手に仕立てる事ができません。ほっておくと、あちこちから芽が出て、花を咲かせて手が付けられないじゃじゃ馬です。花はとってもきれいなのにねぇ。♪

(。・_・。)ノ