2026年4月12日日曜日

グランドサンピア八戸で日本酒の会、旨い!『孝の司まどろみ生酒』

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新一年生が黄色い帽子を被って登校しています。お兄さんやお姉さんたちと手を繋いで楽しそう。ウチの子供たちも昔はこんなだったなぁと、過日を思い出しながら感無量となっています。

さて、先月の中旬にグランドサンピア八戸で開催された「大吟醸酒を楽しむ会 ~津軽三味線 北村姉妹の奏とともに~」に参加させて頂きました。十四代、飛露喜、天狗舞、加茂金秀、亀泉ほか全国から大吟醸酒、生原酒、初しぼりなど30種類以上そろえましたというフレーズに惹かれての参加です。市庁前に送迎バスが待機していて、15分前に乗り込むもほぼ満席状態。発車時刻には補助席にも座るくらいの満車で出発しました。お隣の方と酒談義をするうちに会場のホテルに到着し、いつも一緒に日本酒を頂く日本酒通のF君とも合流して、楽しくお酒を頂きました。

十四代白鶴錦大吟醸 上喜元大吟醸愛山

楽器正宗大吟醸黒鼓 而今純吟山田錦生

浦里うすにごり生 飛露喜無濾過生原酒

羽根屋大吟醸翼  王禄大吟醸生原酒

乾杯は、テーブル上のグラスに入った十四代エクストラ播州白鶴錦純米大吟醸です。しかし、予めテーブルに準備されていたため、常温に近い温度になっており、本来の旨味を味わう事ができず残念!。まぁ、それでも『十四代』らしい甘さと酸と辛さのバランスが良く、さすがと思わせる旨味のお酒でした。

乾杯の後は、会場の周りに設けられたブースから、グラスに入ったお酒を持ってきます。都度34杯のグラスをテーブルに持ち帰りました。御料理を頂きながらお酒を呑み、またお酒を探しに行き・・を繰り返します。しかも、それらが全て美味しいお酒で、「これも旨い!」を連呼しました。

その中でも気になったお酒は、島根県松江市の王禄酒造が醸す王禄純米大吟醸50生原酒でした。創業は明治5年(1872)で、造りは600石の小さな酒蔵です。酒名『王禄』の由来は、酒を「天の美禄」と云った事から、その全ての美禄の中でも、王者の風格を持つ酒として君臨するように『王禄』となりました。

王禄酒造では、ほぼ全てのお酒が無濾過のお酒で、しかも生酒か生詰めとしています。そのため通常のタンクで保管するとお酒が劣化するため、できあがると直ぐに壜に詰め、-5度の倉庫で保管して、搾ったままの味わいで出荷します。小売店も温度管理ができる店を選んで出荷しているため、取扱い店は全国でたった25店舗という狭き門。

王禄純米大吟醸50生原酒の酒米は、東出雲町産の山田錦を50%まで磨いた大吟醸で、アルコール添加無しの純米大吟醸です。酵母は、華やかな香りと穏やかな酸の協会9号酵母で、仕込み水には日量150tもの水量を誇る、中国山脈からの自然湧水を使った、ALC17.5の加水していない生原酒です。スペックは、以前は公表していましたが、現在は非公表のようです。

グラスを見ると酒色は透明で、香りは穏やかにそしてフルーティな吟醸香が。口に含むとトロミがあるかのような口当たりで、重厚な甘さとコクを感じます。その後でキレイな酸と仄かな辛さがバランスよく、最後には苦みを感じたせいで甘味が強いのにも拘わらず、スッとキレてゆきました。後味にはALC17.5度の重さを感じ、やはり『王禄』は強い酒だと思いました。

雁木純大吟ゆうなぎ  孝の司まどろみ生

三人仲良く乾杯  三味線は北村姉妹







お酒のラインナップ

最後のシメに、期待もせずに頂いたお酒は、愛知県岡崎市の柴田酒造場が醸す孝の司(こうのつかさ)純米大吟醸まどろみ生酒です。創業は幕末も近い天保元年(1830)で、当時額田郡下山村の庄屋だった柴田家が、年貢や食用米からの余剰米を使って酒を造り売り出したのが始まりです。

酒名の由来は、病気の父と暮らす息子が、山の中で酒が湧き出る泉を見つけ、毎日父に飲ませて病気が治り元気になったという「養のいずみ」民話に因んで名付けたようです。

孝の司純米大吟醸まどろみ生酒』の酒米は、愛知県産の「夢山水」で、「山田錦」と「中部44号」を交配させ完成させた希少な酒米です。雑味が無く香りの良いお酒になる酒造好適米です。仕込み水には奥三河の超軟水「神水(かんずい)」を使っており、軟水の良さを活かすなら低アルが良いとの思いから、アルコール度数を13度に醸しています。低アルコールの大吟醸とは珍しいですねぇ。また、酵母やスペックは非公表です。

グラスに注がれた酒色は透明で、香りは優しくフルーティな香り。口に含むと軟水ならではの甘く柔らかな口当たり。上品で円やかな甘さは「えっ!銘柄は何だっけ!」と二度見の美味しさ。未だ呑んだ事の無いお酒にも、こんなに美味しいのがあるんだなぁと感じ入りました。

今回初めて参加させて頂いた訳ですが、是非来年も・・いや必ず来年も参加したいと思いを強くして送迎バスに乗りこみ帰路に着きました。

新一年生の交通事故はけっこう多く発生しているらしく、車を運転中に児童を見かけたら、危険な行動をしないかよく見たり、徐行したりが大切だという事でした。皆さん安全運転で~。♪

(。・_・。)ノ

2026年4月5日日曜日

上野恩賜公園で買った『七賢スパークリング山ノ霞』

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わが家の通称「ネコのひたい」という名の菜場に、昨年末に採れた大根を埋めておきました。もちろん収量が多く食べきれないからです。年が明け雪も消えたので掘り起こしてみました。大根を洗うと薄黒い斑点があちこちに見られましたが、皮をむいたら真っ白で問題無く「鶏と大根の甘酢さっぱり煮」に調理してもらい頂きました。大根超美味しい!。

大根を掘り  収穫します

さて26日に、ウチの奥様のお供で東京の東京都美術館に行ってきましたが、上野恩賜公園で「第2回酒屋角打ちフェス」が行われており、帰りに立ち寄り購入させて頂いたのが216日の当ブログの『純米吟醸 中野新橋』でしたが、もう一本七賢スパークリング山ノ霞も買わせて頂いておりました。







バンドの演奏

このお酒は山梨県北杜市白州町の山梨銘醸が醸しており、創業は江戸時代中期の寛延三年(1750)です。信州高遠で代々酒造業を営んでいた北原家より分家したのが初代の北原伊兵衛で、水の良い白州を気に入り、甲州街道台ケ原で酒造業を始めました。

五代目が酒蔵の母屋を新築した天保元年(1835)に、高遠城主の内藤駿河守より新築祝いとして「竹林の七賢人」の欄間一対を賜りました。これが『七賢』の由来となっています。その後、10代目が1925年に社名を山梨醸造として現在に至っています。

現在の蔵元が「乾杯のシーンに合う日本酒」を目指して開発したのが、スパークリング酒でした。シャンパンの本場フランスで製法を学び、開発から販売まで5年の歳月をかけて造ったお酒は、2024年のKuraMasterのサケスパークリング部門で最高賞のプラチナ賞を獲得。翌2025年でも金賞を獲得しており、自他とも認める乾杯酒となっています。

また『七賢スパークリング山ノ霞』には姉妹品の『七賢スパークリング杜ノ奏』と『七賢スパークリング星ノ輝』がありますが、『山ノ霞』は甲斐駒ヶ岳に漂う霞をイメージしたお酒になります。



七賢スパークリング  山ノ霞

キャップにも  裏書をどうぞ 







バブルだらけ

酒米は酒造好適米の「ひとごこち」と、飯米で濃厚な甘さが特徴の「夢ごこち」を使い、名水百選の甲斐駒ヶ岳の伏流水で醸した、ALC12度で壜内二次発酵のスパークリング酒です。滓を敢て残すことで、麹の甘味と円やかな酸味を演出しています。

七賢スパークリング山ノ霞』を屋外に持ち出し静かに開栓すると、ボンッと音がして泡が立ち上がりました。溢れる一歩手前で何とか泡が落ち着き事なきを得ました。蛇の目に注ぐと発泡の泡で満たされ、徐々に泡が消えていくと酒色は滓で薄く濁っています。細かなバブルは酒器の内側にも張り付き、爽やかでフルーティな香りがします。口に含むとシュワシュワとサイダーのような口当たりで、程良い甘さは飯米「夢ごこち」の味わいでしょうか。酸味は仄かで辛さは感じません。キレもスッキリで、この旨さなら元旦のランキングに入りそうだと感じました。どこかで出会ったら、迷わずに購入する1本だと思いました。

冷蔵庫で保管の際に、壜の口へ栓を挿入できなかったため、ペットボトルで保管しました。後日、残り半分を頂いたのですが、ペットボトルからぐい呑みへという訳にはいきません。やっぱり形式も大切なので、再度壜に注ぎ戻して頂きました。

さて、ウチの奥様は2月の末にも、東京の日本橋高島屋行われた書道の女流展を見るために、娘と連れ立って出かけましたが、一日中雨で気温も低く寒かったそうです。やっぱり、晴れ男の私と行った方が良かったのではと思う今日この頃です。♪

(。・_・。)ノ

2026年3月29日日曜日

白も黒も『榮光冨士純米大吟醸無濾過生原酒 ZEBRA Biack or White』

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「彼岸じゃらく」で締めくくった八戸の冬も終わり、いよいよ4月になります。新入学、新社会人と希望の溢れる4月は、それを祝福するような桜が良く似合います。個人的には「新」が付くような事象はありませんが、新酒には拘りたいと思っています。

さて、1月に八戸市の台所といわれる八食センターに行ってきて『榮光冨士純米大吟醸無濾過生原酒 森のくまさん おりがらみ延妙』を購入させて頂き、元旦のランキングに入りそうなお酒だと先日のブログに書きましたが、本日のブログは、ウチの奥様から八食センターで、もう一本購入してもらっていた『榮光冨士純米大吟醸無濾過生原酒 ZEBRA Biack or White』をご紹介します。

酒壜のラベルには白黒の縦縞があり、よ~く見るとシマウマらしき動物の顔が見て取れました。このお酒は、山形県鶴岡市で安永2(1778)創業の冨士酒造が醸しています。冨士酒造の詳細については、223日の当ブログを是非御覧下さい。

酒名の『ZEBRA Biack or White』ですが、シマウマ(ZEBRA)は基本的に群れで暮らしており、「榮光冨士」は現在約30種類以上のお酒がある事から、同じく群れの中の1本にこの『ZEBRA』がある。そして、美味しい、美味しくない、生酒がいいか、火入れがいいかと、白か黒かと云うより、白も黒も公定できるように楽しんで欲しいとの想いが込められたお酒です。

榮光冨士  シマウマのラベル


肩ラベル  裏書をどうぞ






酒色は透明

榮光冨士純米大吟醸無濾過生原酒 ZEBRA Biack or White』の酒米は、酒造好適米の雄「五百万石」を50%まで磨いて使った大吟醸で、酵母には香り高く酸の生成が少ない山形酵母を、そして仕込み水は日本一のきれいな水道水といわれる鶴岡の地下水で醸した、日本酒度-1、酸度1.7ALC16.9%の、無濾過の生原酒です。

蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りは香量も多くフルーティ。口に含むと五百万石のスッキリとした呑み口。果実感満載にジューシー&フルーティで、舌に甘さがジワジワと。その後に甘さと正反対の苦味が口腔に張り付き、ゆっくりとキレてゆきました。さすがの旨さ『榮光冨士』と思った次第です。

日本酒は9月に稲刈り、10月に仕込み、12月初旬から新酒を搾るため、春の後半から夏、秋は新酒がほぼありません。でも、冨士酒造では空調・冷蔵等の設備の投資を強化する事で、四季醸造を可能にしており、且つ、殆どの銘柄が純米大吟醸で無濾過の生原酒と云うところに感動すら覚えます。♪

(。・_・。)ノ