2026年8月30日日曜日

居酒屋「おうち」で『鍋島Summer Moon吟醸』

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一昨年、昨年と、夏は猛暑でかなり暑かった記憶がありますが、今年の夏はそれ程ではなかったと思っています。また、8月は鉄道の繁忙期があったため仕事もほぼ夏休みで、9月からは少し忙しくなりそうです。そう云えば、9月の末頃は「久慈あまちゃんマラソン大会」にもエントリーしているので、先ずは練習を頑張っているところです。

さて、小学校から高校時代までの同級生S君は、仙台で勤めておりました。彼は仙台に骨を埋めるものと勝手に考えていたのですが、昨年末に偶然に近所で出会いました。何と、八戸に帰郷したとの事で驚いた私です。私と彼の共通の友人M君とで、久しぶりにお酒を吞もうという事になり、近所にある「小料理屋おうち」に集合となりました。

小料理屋おうち   三人でカンパ~イ

乾杯は彼らが生ビールで、私はもちろん日本酒です。お品書きより選んだのは、佐賀県鹿島市の富久千代酒造場が醸す鍋島Summer Moon吟醸です。創業は大正末期ですが、平成10年にネーミングを一般公募により、佐賀県の江戸期の呼称、鍋島藩三十六萬石に因み、新ブランド『鍋島』を立ち上げました。平成23年のIWC大吟醸部門で(トロフィー)最優秀賞を取り、今では入手困難酒の域に到達しています。

富久千代酒造場では『Moon』シリーズとして、春は酒造好適米の但馬強力を使った『BlossmsMoon』。夏はこの『Summer Moon』で、秋が雄町と愛山を使う『HorvestMoon』、冬は新酒となり、雄山錦の『NewMoon』を醸しています。今回の鍋島Summer Moon吟醸は、夏季限定で「夏の吟醸酒」がコンセプト。ラベルの「Nabeshima」の「i」の点に三日月を充てるという、おしゃれな感じが何ともいえません。








SummerMoon

酒米は、兵庫県旧米田村産の特上「山田錦」を50%まで磨いた、本来大吟醸の造りで、多良岳山系からの良質な地下水を仕込み水に醸しています。スッキリ感を醸すためでしょうか、醸造アルコールを添加した、ALC15度の一応夏酒です。細かなスペックは、残念ながら非公表としています。

ワイングラスで登場したお酒は、日本酒を優雅に装います。お酒の色は透明で、シュワシュワとした微細な泡が、グラスの周りに円く張り付いています。香りは、ミックスした果汁から漂うような吟醸香。ひゃ~旨そ~。口に含むとラムネのようで、且つジューシーな甘さを感じますが、ALC15%とは思えないスッキリとした呑み口。そして角のない酸味を感じながら呑み込むと、ほんのりとした苦味でキレてゆきました。冷え冷えで頂いたので、お酒の旨さが際立ったものと感じております。さすが『鍋島』でした。

その後、『鍋島純米吟醸五百万石生酒』を感動しながら頂き、お酒のお品書きの中から選んだのが、赤武Fでした。過去イチ酒名が短いっ‼。

鍋島五百万石  赤武F

このお酒は岩手県盛岡市の赤武酒造が醸していますが、前身は東日本大震災で被災した大槌町の『浜娘』を醸す酒蔵でした。蔵の息子さんが東京農大卒業後に杜氏として実家に戻りましたが、大きく被災した大槌町の酒蔵を諦めて、2014年に盛岡で20代の蔵人たちと赤武酒造を立ち上げます。彼らが目標に掲げたのは「日本を代表する銘酒を造る」でした。その目標は現在ほぼ達成され、今では『赤武』も爆発的な人気から、入手困難酒の一つになっています。

赤武F』のFは「Foryou」の頭文字で、呑む人の心に寄り添うあなたのためにという想いを込めています。酒米は、岩手を代表する酒造好適米「吟ぎんが」を60%まで磨いた吟醸酒で、酵母は謎のF2酵母。仕込み水は北上川の伏流水を使って醸しており、スペックが日本酒度+2、酸度1.4ALC15%となっている、こちらもアルコール添加で一回火入れのお酒です。

酒色はこちらも透明で、香りは爽やかな吟醸香。フルーティな味わいといい感じの酸味。総じてスッキリとした辛口の味わいになっていて、料理が美味しく頂けます。スイスイと頂いちゃいました~。最後には『豊盃純米大吟醸』を頂いてお開きとなりました。私が一番呑んだかもしれん。スイマセン、割り勘で。








豊盃純米大吟醸

18時から始まった語らいも、あっという間に21時となりましたが、全く話し足りない訳で、次回は柳町家での再開を誓って別れました。まぁ、別れたと云っても三人で仲良く歩いて帰りましたが。♪

(。・_・。)ノ

2026年8月23日日曜日

義兄より頂戴した『沢の鶴特別純米本格甘口山田錦』

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今年も通称「猫の額」の畑で、野菜を栽培させて頂いております。今年はズッキーニをプランターでは無く、土植えしてみました。すると次々に大きな実が付き、あまりの大きさに驚きました。味わいもクセが無く、ウチの奥様の巧みな味付けで、美味しく頂きました。

畑のズッキーニ  バナナと比較

さて、義兄よりちょくちょくお酒を頂戴しております。最近新たにベルーナグルメの日本酒(特割!全国酒蔵純米大吟醸飲み比べ10本組)を購入したらしく、先日、私にも一本下さいました。常々日本酒度がマイナスのお酒は美味しいと話しているため気を遣って下さり、日本酒度-12沢の鶴特別純米本格甘口山田錦をお裾分けしてくれました。嬉しい~!。

このお酒を醸すのは兵庫県灘区にある、享保二年(1717)創業の沢の鶴株式会社で、平たく云うと「灘の生一本」です。米屋を営んでいた初代が、そのお米を使って、副業として酒造りを始めました。創業から「米」に拘っているため、お酒のラベルには「※」マークが載っているのです。

蔵の名前の由来は、天照大神を伊勢にお祀りした時、伊雑(いざわ)の沢で鶴の鳴く声が聞こえました。真っ白な鶴が稲穂を銜え、大神にお供えした事から「沢の鶴」としたそうです。

沢の鶴山田錦   拘りの米のマーク



裏書をどうぞ   酒色は仄かに琥珀

沢の鶴特別純米本格甘口山田錦』の酒米は山田錦を使っており、麹米は65%、掛米は75%まで磨いています。そして、このお酒は麹米を通常の2倍以上使う事で、強い旨味を引き出す工夫をしているのです。酵母は不明ですが、おそらく蔵付き酵母ではないかと推測しております。仕込み水には灘五郷の名水「灘の宮水」を使っていますが、この水は鉄分が少なく、リンやカルシウム、カリウムが豊富に含まれた硬水で、スッキリとキレの良いお酒になる名水です。

できあがったお酒は、日本酒度-12、酸度1.6ALC13.5度の甘口夏酒となっています。

蛇の目に注ぐと、酒色は仄かに琥珀色で、酸の香りがします。口に含むと先ず酸の味わいがして、その後にカラメル系の味わい。辛さはほぼ無く、甘さも仄かでした。う~ん、日本酒度が-12ですが、それを感じ取れないとは、自身が情けない。

昨年のズッキーニは緑色でしたが、今年は色鮮やかな黄色にしてみました。味は変わらないのでしょうが、まぁ見た目も楽しめるという事で、お裾分けさせて頂いた方々からはまあまあ好評でした。ということで来年は2色で行きましょう。♪

(。・_・。)ノ         

2026年8月16日日曜日

鹿児島では断トツの人気「天賦 純米吟醸 愛山」

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お盆も終わり、可愛い可愛い孫たちも愛知に帰ってしまいました。「八百屋さんごっこ」や「かくれんぼ」、ラピアのクレーンゲームで遊んだこと、朝顔の花を数えたり、花火をしたことなど思い出し、ため息が口を突く今日この頃です。そう、いわゆる孫ロスです。

さて先日、仕事場で日本酒通のF君と、日本酒の話で盛り上がっていましたが、私のお酒の在庫が尽き掛けていたので、一升瓶を一本譲ってもらえないかと聞いたところ、『天賦純米吟醸愛山』なんかどうですと云われ、天にも昇る気分を味わいました。う~ん、昇天ですね。

このお酒を醸しているのは、焼酎文化が根強い鹿児島県日置市の西酒造で、特に『富乃宝山』や『吉兆宝山で超有名な酒蔵です。創業は江戸末期の弘化2年(1845)の老舗焼酎メーカーですが、現在の蔵主が大学生の時に、『十四代』の高木酒造の高木顕統氏が先輩だったので、日本酒造りの助言を受けながら、2020年より焼酎の醸造技術を活かし、『天賦』を世に出しました。運命の出会いって本当にあるのだなぁ。

以前、先入観無く西酒造の『純米吟醸「別誂仕込」日本酒№002 』を呑ませて頂きましたが(当ブログ2022.6.13)、この味わいは正に十四代そっくりと、口を突いて出てきたほど。なので、この酒蔵のそのお酒の旨さに間違いはありません。

天賦純米吟醸  酒米は愛山




裏書をどうぞ  酒色は透明

酒米は酒造好適米の「愛山」で、生産量が少ないため「酒米のダイヤモンド」と呼ばれています。吸水性が良く醪に溶けやすいため、雑味が出やすいので、杜氏にとっては扱いづらい酒米ですが、その味わいは山田錦にも負けない旨味を醸します。その愛山を50%まで磨いた実質大吟醸造りですが、酵母や日本酒度などのスペックは非公表となっています。仕込み水は蔵内の地下にある、薩摩峰山の深い地層を流れる天然水を汲み上げて醸した純米吟醸酒です。

蛇の目に注ぐと、お酒の色はほぼ透明で、蛇の目がくっきり。香りはフルーティですが香量は少な目。口に含むと、淡麗でスッキリとした口当たりは『十四代』とは少し違い、『天賦』の愛山の味わいなのでしょう。最初にくる甘味は穏やかで、続いて酸味、辛さが仄かに舌の上に漂います。甘さ、辛さ、酸味のバランスの良さは、上品な味わいを醸しています。最後は渋味でキレてゆきました。美味しいお酒なのは間違いありませんよ。

 今年のお正月に孫娘と会ったのですが、お盆には更に背が伸びていて、結構大きくなっていました。この成長度合いで行くと、あと45年もすると、身長が追い越されそうだなぁと思いました(私の身長は詰まっているので)。とにかく孫たちには、病気をせずに健やかに育ってほしいと、月並みですが願っています。♪

(。・_・。)ノ