2026年7月26日日曜日

家飲みの『秀鳳 純米大吟醸山田錦四割七分生原酒 』

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7月ももう直ぐ終わり、一年の半分以上が過ぎました。超早い!。年を重ねると早さが全然違います。無駄に年を重ねないよう、世のため人のため、デレキ(大型トングの方言)を片手に近隣の道路のごみ拾いでもやろうかなぁと思っております。

さて4月の末に、昼食はラーメンでも食べようかと、ウチの奥様と二人で八食センター行った際に、日本酒コーナーで榮光冨士純米大吟醸無濾過生原酒 龍吟虎嘯を購入し、524日付けの当ブログで紹介させて頂きましたが、その他にもう一本購入したのが秀鳳 純米大吟醸山田錦四割七分生原酒』でした。それもこれも私が常々、日本酒度がマイナスのお酒が美味しいと話しているので、ウチの奥様がその情報を基に選んでくれました。どうもありがとうございます。

このお酒は山形県山形市にある創業明治二十三年の秀鳳酒造場で醸しており、創業時の蔵主は武田庄五郎氏で、戦時中は企業整備令のために一時廃業していましたが、1967年に酒造りを再開します。それを機に名付けた蔵の名前が秀鳳酒造場でした。中国の瑞鳳である鳳凰に由来しており、主要銘柄は『庄五郎』と『秀鳳』です。

また、糖を高度に分離させる精米機や、最新型の自動圧搾機を導入するなどの設備の充実や、酒米を少量ずつ丁寧に蒸し上げるなどの、手間暇を惜しまない体制が美味しいお酒を醸す大きな要因となっています。

秀鳳 純米大吟醸山田錦四割七分生原酒』の酒米は、酒造好適米の絶対王者「山田錦」を47%まで磨いた大吟醸です。酵母には華やかな香りと円やかな味わいの協会1801と、香り高く酸の生成が少ない山形酵母NF-KAを使用し、蔵王連峰の伏流水を水源とする水道水を仕込み水に醸しています。日本酒度は-3、酸度は1.4ALC17度の、加水や加熱していない生原酒です。

秀鳳大吟生原酒  酒米は山田錦




裏書をどうぞ  酒色はほぼ透明

開栓するとフルーティな香りが漂うくらいの香量です。蛇の目に注ぐとトロミがあるようにも感じました。酒色はほぼ透明で、香りは瑞々しく華やかでフルーティな香り。期待を大きく口に含むと、甘さが強くジューシーな味わいですが、直ぐに苦みに変わります。酸と苦みが混同しており、呑み込むと口腔に苦味が残ってキレてゆきました。

先日は早起きして、近隣の道路で見かけた30株ほどのアザミを鎌で駆除しました。その際にはゴム手袋を履いての作業でしたが、ゴムを通して指にアザミのトゲが刺さりました。超痛かった~‼。子供たちがアザミのトゲでけがをしないように目を光らせている私です。♪

(。・_・。)ノ

2026年7月19日日曜日

愛知を代表する酒『醸し人九平次うすにごり黒田庄産山田錦生酒』

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昨年の秋に、グラジオラスとダリアの球根を掘り取り、藁の中で養生した中に保管し越冬させました。春になった先日、藁をよけてみると球根がイイ感じで現れ、私もガッツポーズ!。今年もきれいな花を咲かせますようにと祈りながら花畑に植えました。

冬越しした球根  グラジオラスを植え

育ったグラジオラス 芽を出したダリア

さて先日、日本酒仲間で日本酒通のF君に無理を言い、貴重な日本酒を二本も譲って頂きました。一本は先日紹介させて頂いた一升壜の『玄宰』で、今回は残りの一本を晩酌に充てる事に。楽しみ~!。

その一本とは、当ブログでもお馴染みの、創業慶安元年(1648)の萬乗醸造が醸す醸し人九平次うすにごり黒田庄産山田錦生酒です。この酒蔵は愛知県名古屋市の大高城址公園の隣にある、いわゆる大都市の酒蔵です。

醸し人九平次は、2025年のSAKETIME日本酒ランキングの愛知県版では第一位になった人気酒で、第二位に『二兎』、第三位には『義侠』が入っていました。蔵主の名前は代々世襲制で「九平治」を名乗りますが、現在の15代目九平治が同級生を杜氏に抜擢し、1997年に立ち上げたブランドが『醸し人九平次』で、その後、フランスのミシュランガイド認定三ツ星レストランのワインリストにも載るような日本酒に急成長させています。

フランスのレストランに営業を掛けた際、パリのシェフたちは原料米や土壌の事を聞いてくるのですが、実際には他人任せだったので、素材について詳しく語れず、リアルさや説得力に欠けたため、一念発起して2010年からは自社での米造りを始めました。そして2024年春には、兵庫県西脇市黒田庄に新蔵「Domaine Kurodasho」を開設。育てた米をそのままその場でお酒に仕上げる体制を構築しています。素晴らしい。

醸し人九平次うすにごり黒田庄産山田錦生酒』は一般的に予約販売の限定品で、簡単には手に入らないため、入手困難酒という扱いになるのでしょう。そんなお酒を分けて頂き、F君には感謝しかありません。

九平次うすにごり 神々しいラベル




裏書をどうぞ  酒色は薄く濁り

酒米は酒名の通り兵庫県特A地区の黒田庄産山田錦で、仕込み水はタンクローリーで長野県の県境まで行って汲み上げた、ミネラル豊富な水を使い醸しています。精米歩合や酵母、日本酒度に酸度等が非公表となっていますが、アルコール度数は15%のお酒です。

グラスに注ぐと酒色は滓で薄く濁り、香りはフルーティな果実香が。口に含むと微発泡感があり、甘酸っぱさと滓がらみの麹の旨味が混同。酸味、苦味が旨味にコクを与え、旨いままでキレてゆきました。このエレガントな味わいは、『醸し人九平次』の中でもピカ一のお酒なのではないでしょうか。

ダリアの球根も植えましたが、なかなか上手に仕立てる事ができません。ほっておくと、あちこちから芽が出て、花を咲かせて手が付けられないじゃじゃ馬です。花はとってもきれいなのにねぇ。♪

(。・_・。)ノ

2026年7月12日日曜日

久々に三人集まって「十四代七垂二十貫」と「吉田蔵U-百万石乃白生」(後編)

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7月に入り、庭の菜場も賑やかになって参りました。6月の後半から特にズッキーニがたくさん実を付けています。ウチの奥様に焼いてもらって食しましたが、超美味しいものでした。まだまだ収穫できるので、近所の方々にお裾分けさせて頂いております。

さて、先週も当ブログをご覧頂けましたでしょうか。乾杯は『Ohmine 3粒冬のおとずれ、二本目には『新政 涅槃龜(にるがめ)低精白純米酒とえげつないほど美味しいお酒を頂きましたが、今回も皆様方がう~んと唸るお酒が登場します。私が以前勤めていた会社の社員の人たちと、三人で美味しい日本酒を頂く会の後編となります。

Ohmine』の後にF君が冷蔵庫より取り出したお酒は、超希少且つ超超超入手困難酒の『十四代七垂二十貫純米大吟醸でした。ほ~ら凄いでしょ。豪雪地の山形県村山市で、創業元和元年(1615)の高木酒造が醸しており、現在の蔵主は十五代目の高木辰五郎氏です。十五代目は酒造好適米の開発にも尽力し、「龍の落とし子」「酒未来」「羽州誉」などの美味しいお酒になる酒米を造りました。また「酒未来」などは、惜しげも無く他の酒蔵にも融通して、日本酒の旨さの向上からの日本酒ファン獲得に貢献しています。スバラシイ!。

十四代七垂二十貫純米大吟醸』にある七垂二十貫とは、二十貫(75)のお米から僅か七垂れ()しか搾れないほどの貴重なお酒という意味で、高木酒造伝統の製法の最高傑作といわれています。




神々しい壜   七垂れ二十貫

裏書をどうぞ  酒色は透明

酒米は深い味わいを造る希少な酒造好適米の、兵庫県特A地区吉川町産「愛山」を贅沢に35%まで磨き、酵母には香り高く爽やかな仕上がりとなる山形酵母を。そして仕込み水には桜清水と呼ばれる、出羽山系の葉山の伏流水で醸した、酸度1.5の大吟醸です。なお、気になる日本酒度や酸度は非公表となっております。

蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りは仄かですがフルーティ。口に含むとフルーティな甘さ、そして上品な酸と仄かな辛さ、その全てがバランス良く絡まり合って旨味のハーモニーとなっています。一口呑むと「アッ、これは十四代だと」すぐに分かる、十四代特有の旨いと言う言葉しか出ない文句なしの味わいでした。3本目の四合壜もアッという間に空となり、いよいよ最後の1本となりました。

4合ほど呑んだホロ酔いのF君が最後に開栓したのは、『手取川』で有名な石川県の吉田酒造店が、現7代目により2021年から醸している新シリーズ『吉田蔵U』の『吉田蔵-百万石乃白生』でした。創業は明治3年で、手取川扇状地の石川県白山市に酒蔵はあり、能登杜氏が最も得意とする山廃造りを行っています。今回のお酒は、吉田酒造店が独自に研究した「モダンな味わいの山廃」の技で醸した山廃の原酒です。そしてこのお酒の『』は「優しい」の優、「あなたへ」のYOUからとっているそうです。本当に優しい味わいのお酒なんだよなぁ。

吉田蔵U-百万石乃白生』の酒米は「百万石乃白」で、石川県農林総合研究センターが11年の歳月を掛け開発した、石川県オリジナルの酒造好適米です。大吟醸のような高精白でも割れにくいため、精米後は雑味の無い味わいとなり、且つタンパク質も少ないので、スッキリとした味わいとなります。また、栽培時には稲丈が山田錦などよりも10㎝ほど低いので強風で倒れにくく、且つ収量も多いためコスパも良い酒米です。お米の名前は一般公募で決まりました。「百万石」はもちろん加賀百万石に因んでおり、「白」は混じりが無く純粋、精米した米の白さ、お酒を仕込む時期の雪の白さを表しています。その「百万石乃白」を60%まで削っています。

仕込み水には「白山の名水」の伏流水を使って醸しており、ALC12%の生原酒ですが、酵母、日本酒度、酸度等のスペックは非公表となっています。

吉田蔵U   裏書をどうぞ







酒色は透明

グラスに注ぐと酒色は透明で、立ち上がる香りは薄っすらとフルーティ。口に含むとフルーティな白ワインのようで仄かな甘さが。雑味が無くすっきりとした味わいは酒米の性質なのでしょう。呑み飽きのしない味わいは、酒器の手を止めさせる事無く、次々に口元へと運ぶため、一升壜もとうとう空になってしまいました。

 今回も夕方18時から開始した懇親会でしたが、今回も21時でお開きとなりました。彼らが帰った後に皿などを片付け、洗い、温風で乾かし、食器棚に仕舞い込みと10時頃まで掛かりました。しかし、記憶が少し飛んでおり、本当に自分が片付けたのか不明です。帰巣本能と同様の本能があるのでしょうか。たぶん奥様が手伝ってくれたのだと思っております。ありがとう。あっ、翌朝のお米までといであったなぁ。さすが、俺!。♪

(。・_・。)ノ