2020年5月25日月曜日

ジューシー『たかちよ豊醇無盡扁平精米純米無調整無濾過生原酒kasumi』

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今年のGWは「不要不急の外出を避ける」ことが大切なので、連休前に買っておいた草花や野菜の苗を植えました。また、毎年恒例の朝顔やマリーゴールドの種も蒔いて、発芽するのを楽しみにしていました。

さて、今回はGW(ステイホーム週間)に呑ませて頂いたお酒の紹介ですが、日本三大フルーティ酒(勝手に命名)1つ、新潟県南魚沼市で創業明治元年の高千代酒造が醸す『たかちよ』です。以前は通販で取り寄せて呑ませて頂いておりましたが、今は三沢市の中居酒店さんで扱っているので、手に入り易くはなりました。『たかちよ』は味わいが「桃」「パイナップル」「ブドウ」「ラムネ」などのテイストという米と麹、酵母、水でこのような味わいにできるのは、もはやマジックの領域だと思われます。

たかちよkasumi  ピンクラベル

肩ラベル  美味しそうに濁って

その中で今回選んだお酒は『たかちよ豊醇無盡扁平精米純米無調整無濾過生原酒kasumi』で、各スペックは非公表としています。仕込み水はジューシーな味わいになりやすい「極軟水」の巻機山からの湧水で、酒米は通常球体に精米するのですが、この扁平精米とは通常精米の2倍の時間を掛けて扁平に精米し、米を元の形のまま縮小させるように中心部の心白だけを使って醸しているため、雑味が無く旨味たっぷりに仕上がるようです。

開栓すると爽やかでフレッシュな香りが漂います。利き猪口に注ぐとトロミがかっており、滓が蛇の目を隠します。見ただけで美味しそう。口に含むとかなりの甘さで、超ジューシー&フルーティな味わい。舌にピリピリの微発泡感もあり、すぐに舌の両側にジワジワ感もありました。滓の絡んだ濃厚な味わいと爽やかな酸味と辛さで旨さ抜群だったので、定量が2合だけとはつらいなぁ・・。

発芽した朝顔  ポット植え

今年も朝顔を自宅や職場に咲かせようと思っており、既に種を蒔いていたものは今、双葉が出ており、大きくなってきたら黒ポットに植え替えします。青空のような爽やかな青い色の朝顔は、毎日気分爽快にさせてくれる強力なアイテムとなっています。♪

(。・_・。)ノ

2020年5月18日月曜日

『作(ざく)レギュラーシーズン3本セット』を呑む

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1月に60歳の還暦となりました。私の干支は庚子(かのえ・ね)ですが、干支は十二支(じゅうにし)と十干(じっかん)を組み合わせたもので、全部で60パターンあり1周するのに60年掛かるため還暦と言うようです。

さて、今回のお酒は還暦のお祝いに頂戴したお酒第2弾で、三重県鈴鹿市で明治2年創業の清水清三郎商店が醸す『(ざく)レギュラーシーズン3本セットです。内訳として『(ざく)穂乃智純米酒』『(ざく)恵乃智純米吟醸』『(ざく)玄乃智純米酒』となっています。

古より京の都から伊勢神宮へのお伊勢参りの道中で呑む鈴鹿の酒はとても美味しいと旅人の間で広く認知されており、今でも鈴鹿川流域の川俣神社では毎年123日には「味酒祭(うまさけまつり)」が開催されているようです。

また、『』はSAKE COMPETITION2017の純米酒部門で1(作 恵乃智純米吟醸)2(作 玄乃智純米酒)を独占するという快挙を成し遂げ、関係者をアッといわせたそうで、若き伊勢杜氏の力量の高さを知らされました。

作 穂乃智  裏書には屋号も

酒色は透明

そんな『3本セットの中から、先ず最初に頂戴したのは『作 穂乃智 純米酒』です。このお酒は、2017KURA MASTER純米酒部門で720銘柄の中でプラチナを獲得しています。酵母は協会1401の別名金沢酵母で、フルーティな吟醸香で酸の生成が少ない酵母です。何といっても米の旨さを伝えるために作られたお酒なのです。

利き猪口に注ぐと香りは穏やかで、口に含むとこちらも舌にピリ感は無く、淡麗辛口で酸味もしっかり伝わりスッキリとした味わいにキレも抜群で米の旨味が伝わりました。

作 恵乃智  裏書に酵母が

こちらも透明

次に頂いたのは『作 恵乃智 純米吟醸』でした。酒米は「みえのゆめ」で60%まで磨いています。鈴鹿山脈の清冽な伏流水を仕込み水に使い、自社酵母で醸します。

利き猪口に注ぐと酒色は透明で、フレッシュ感のある香り。口に含むとピリ感は無く、先ず甘さを感じ辛さや酸味は後から舌の奥にジワーっと続きましたが、スッキリとしたキレと旨味を十分に味わいました。

作 玄乃智  精米歩合60%

蛇の目がクッキリ

最後に頂いたのが『作 玄乃智 純米酒』です。以前紹介させて頂いた『作プロトタイプG純米無濾過槽場直汲み』の『』は、この玄乃智の醪を使った事から来ており、玄人好みというところから名付けられています。酒米は「みえのゆめ」を使い、泡の少なく華やかな香りの協会701号酵母で造られたお酒は、2018KURA MASTER純米吟醸酒部門でこちらもプラチナを獲得しており、日本酒度+4、酸度1.8のお酒です。

香りは爽やかで仄かにフルーティ。口に含むと先ず嫌みの無い優しい酸味が。呑み込むと咽喉の奥がヒリヒリとしますが、辛さはあまり感じないままスッとキレてゆきました。米の旨味が伝わり、数多の鑑評会で選ばれる味だと思い知らされました。

今回の『』は、20歳の甥から頂いたお酒で、生まれた頃から成長を見守っていましたが、もう20歳とは私もジジイになる訳です。私ごときに日本酒をくれる様な人間に成長するのは、本人の資質はもちろんですが義兄と奥様の教育の賜物でしょう。感謝の気持ちで有難く、有難く呑ませて頂きました。♪

(。・_・。)ノ

2020年5月11日月曜日

高知県『純米文佳人』は魚の肴が侑むお酒

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先月、ライオンズクラブが主催する献血があり、私も参加させて頂き今回が丁度50回の節目となりました。立派な記念品(作家物の酒器)も頂戴して、65歳の献血可能満了日まで続ける意欲に拍車が掛かった次第です。


記念品まで

さて4月の初め、夜の街は誰も歩いていないらしいので、いつもお世話になっている「海ぼうず」さんに行ってきました。先ず電話で伺ったら、コロナの関係でお客様が殆ど来ないとの事で、3密に該当しない事が分かりました。私と相棒はいつものカウンター席に着座。乾杯のお酒は冷蔵庫から取り出した、高知県香美市で創業明治10年の()アリサワが醸す『純米文佳人』です。酒名の由来は、当地に約四百年前に実在した方で、「文の佳人」と呼ばれた詩歌・文学に秀でた女性がおり、その方をリスペクトし『文佳人』と命名したようです。

純米文佳人  裏書をどうぞ

この酒蔵の拘りは「無濾過」と「生貯蔵」で、活性炭素での濾過作業は香味を大切にするため敢えてせず無濾過に、また、生酒の風味が残るように火入れは1度だけで生貯蔵酒として-5℃で貯蔵しています。

純米文佳人』の酒米は岡山県産アケボノを使い、清流物部川流域の清らかな水を仕込み水として、日本酒度+5、酸度1.6に醸しています。香りはあまり感じませんが、口に含むと鼻に抜ける爽やかな香りが強く、「エッ」と思ったほどでした。味わいは端麗辛口のお酒ですが舌にピリ感は無く酸味も少々。料理と抜群の相性で、お刺身が超美味しく頂けましたよ。

茨城の百歳  島根の出雲富士

秋田の山本  岩手の多賀多

続いて茨城県の『百歳夜桜漆黒特別純米生酒』、島根の『特別純米春の赤ラベル出雲富士』、秋田の『山本純米吟醸うきうき生酒』、岩手の『特別純米生原酒多賀多』と頂いて、次に選んだのは『福小町』を醸す秋田県湯沢市で創業は元和元年(1615)の木村酒造のもう片方のエース、3代目の方のお名前を頂く『角右衛門特別純米生原酒直汲み』です。酒米は麹米に大粒で安定多収の「吟の精」と、掛け米にこれも多収で心白が大きい「ぎんさん」を使い、酵母は華やかな香で円やかな味わいの酵母「協会1801号」。そして雄物山系の伏流水により仕込んでいます。長期低温発酵による時間を掛けた丁寧な造りで、日本酒度-0.5、酸度1.31.4のお酒に仕上げました。


角右衛門特別純米生原酒直汲み』をグラスに注ぐと少しトロミがかっていて、華やかな香りにも心が癒されます。口に含むといきなりジューシー&フルーティさがガツンときて、思わず「こりゃ旨い‼」と口を突きました。酸味はそれほど感じることなく、辛さも僅かに喉越しに感じるほどでした。これはランキングに入るなぁと思えるお酒でした。

開春備前雄町  今西備前雄町

鷲の尾白鷲  赤武結の香

その後も、島根の『開春備前雄町純米無濾過生原酒』、奈良の『今西純米酒備前雄町無濾過生原酒』、岩手の『純米酒鷲の尾白鷲』を頂戴し、ラストオーダーは同じく岩手の『赤武結の香NEWBORN純米吟醸生酒』で締めました。

この「海ぼうず」さんにさえ、私たちが店にいるあいだ他のお客は来ませんでした。そして、これだけ呑んでもあまり酔いが回らないのは、新型コロナに緊張しながら戴いているのが原因かと。やっぱりお酒は、たくさんの人たちの中でワイワイと、また心穏やかに楽しく呑まないとダメなんですねぇ。居酒屋の皆さん頑張って下さい‼。♪

(。・_・。)ノ

2020年5月4日月曜日

麗らかな春『陸奥八仙URARAラベル特別純米酒火入れ』

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八戸は一昨日の強風で満開だった桜が散っています。今年の桜はGWまで頑張って咲いてくれたので、平年であればお花見で盛り上がった事でしょう。

さて、コロナウイルスのお陰で外出自粛を余儀なくされ、夜の街へ足が遠退いて、当ブログも家呑みが多くなりますが、今回は自宅で頂いた『陸奥八仙URARAラベル特別純米酒火入れ』です。URARA(ウララ)って・・。今では全国区の『陸奥八仙』は、八戸市で創業元文年間(1740年代)創業の八戸酒造が醸しており、酒蔵は大正時代に建設されスコットランドから輸入された鉄骨に煉瓦を積んで作られ、「文化庁登録有形文化財」に指定されている趣のある酒蔵です。

リンダが  裏書をどうぞ

仄かに琥珀色  鉄骨に文字が

陸奥八仙URARAラベル純米酒火入れ』の酒米はコクがありスッキリとした味わいが特徴の「華吹雪」で、仕込み水には石灰岩層の地中深くから汲み上げた清冽な伏流水を使って醸しています。今回の2018BYの日本酒度は+1、酸度1.3の特別純米で、気になるラベルは企画広報担当の今川和佳子さんがデザインしており、春麗(はるうらら)と山本リンダの名曲「狙いうち」の歌詞、ウララ~ウララ~!に酒名の「URARA」が掛かっています。味わいのある絵にほっこりした気分で、美味しくお酒を頂戴できるラベルとなっています。

利き猪口に注ぐと酒色は薄っすらと琥珀色で、香りは利き猪口と瓶の周りが仄かですがフワッと華やぐ香り。口に含むと先ずフレッシュ感と仄かな甘さを感じ、オオッと思った刹那、穏やかな辛さや酸味が追いかけ咽喉がジワっとしました。これは『陸奥八仙特別純米ISARIBI火入れ』をフレッシュ&フルーティにしたような味わいでした。

3月中旬以降は会合や飲み会の機会が激減しており、居酒屋さんが心配です。通って応援したいのは山々ですが、恐ろしい新型コロナには勝てません。居酒屋の皆さん、どうか、何とか頑張って下さい。

(。・_・。)ノ