八戸は一昨日の強風で満開だった桜が散っています。今年の桜はGWまで頑張って咲いてくれたので、平年であればお花見で盛り上がった事でしょう。
さて、コロナウイルスのお陰で外出自粛を余儀なくされ、夜の街へ足が遠退いて、当ブログも家呑みが多くなりますが、今回は自宅で頂いた『陸奥八仙URARAラベル特別純米酒火入れ』です。URARA(ウララ)って・・。今では全国区の『陸奥八仙』は、八戸市で創業元文年間(1740年代)創業の八戸酒造が醸しており、酒蔵は大正時代に建設されスコットランドから輸入された鉄骨に煉瓦を積んで作られ、「文化庁登録有形文化財」に指定されている趣のある酒蔵です。
リンダが 裏書をどうぞ
仄かに琥珀色 鉄骨に文字が
『陸奥八仙URARAラベル純米酒火入れ』の酒米はコクがありスッキリとした味わいが特徴の「華吹雪」で、仕込み水には石灰岩層の地中深くから汲み上げた清冽な伏流水を使って醸しています。今回の2018BYの日本酒度は+1、酸度1.3の特別純米で、気になるラベルは企画広報担当の今川和佳子さんがデザインしており、春麗(はるうらら)と山本リンダの名曲「狙いうち」の歌詞、ウララ~ウララ~!に酒名の「URARA」が掛かっています。味わいのある絵にほっこりした気分で、美味しくお酒を頂戴できるラベルとなっています。
利き猪口に注ぐと酒色は薄っすらと琥珀色で、香りは利き猪口と瓶の周りが仄かですがフワッと華やぐ香り。口に含むと先ずフレッシュ感と仄かな甘さを感じ、オオッと思った刹那、穏やかな辛さや酸味が追いかけ咽喉がジワっとしました。これは『陸奥八仙特別純米ISARIBI火入れ』をフレッシュ&フルーティにしたような味わいでした。
3月中旬以降は会合や飲み会の機会が激減しており、居酒屋さんが心配です。通って応援したいのは山々ですが、恐ろしい新型コロナには勝てません。居酒屋の皆さん、どうか、何とか頑張って下さい。
\(。・_・。)ノ