2026年8月9日日曜日

スーパーの高知県フェアで『土佐鶴しぼりたて新酒氷点下貯蔵 蔵酒生』

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もう今週中にはお盆となりますが、長男夫婦が帰省してくれるので現在準備に余念がありません。フットライト等の電池を交換したり、花火で遊ばせるための虫よけを準備したり、孫たちを遊びに連れてゆく先を検討したりと、いろんな思いを巡らせ、楽しい毎日を送らせて頂いております。台風15号が東北地方に接近しますが、計画運休になるかもと心配しております。

さて先日、ジョイスというスーパーに行ってきました。新聞の折り込みチラシには、「高知県フェア」開催とあり、高知の特産物と一緒に、あろうことか日本酒を発見!。それが土佐鶴しぼりたて新酒氷点下貯蔵 蔵酒生でした。ウチの奥様に伺ったところ「買って呑んでみたら?」との事で、早速スーパーへ直行し無事に購入致しました。ワクワク。新酒で生のしぼりたてで、氷点下貯蔵って、こりゃ美味しくないハズがないと思いました。

しかし、家に帰って酒瓶の裏書をよ~く、しっかり読んでみたら、何と!生貯蔵酒とあり一回火入れが判明。しかもアルコール添加も判明。う~ん、日本酒の道は遥かに遠い。

土佐鶴しぼりたて新酒氷点下貯蔵 蔵酒生は、高知県安田町の土佐鶴酒造が醸しており、創業は江戸中期の安永二年(1773)です。酒蔵の名前は、かの紀貫之が国司として土佐に滞在していた際に、任期を終えて泉州に戻る舟上で「見渡せば松のうれごと棲む鶴は 千代のどちとぞおもふべらなる」と土佐日記に残しており、この吉兆である鶴を頂戴し土佐鶴酒造としています。伝統の辛口造りで、全国新酒鑑評会では金賞の最多受賞を誇っています。

土佐鶴しぼりたて  蔵酒生(生貯蔵)




裏書をどうぞ  酒色はまあまあ透明

土佐鶴しぼりたて新酒氷点下貯蔵 蔵酒生』の酒米は「あけぼの」を70%の精米で使用しています。酵母は不明ですが、清流安田川の伏流水で醸した、醸造アルコール添加で一回火入れの搾りたて新酒です。日本酒度は+5、酸度1.2ALC1516度と、少し辛口のお酒だと思いながら頂きました。

開栓して蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りは華やかでフルーティ、仄かな酸の香りもします。口に含むとスッキリとした、う~ん、「水」のような吞み口で、仄かな甘さに後味で酸味がきます。舌がジワジワとして、コクはそれ程感じません。鼻からアルコール臭が抜けるようで、最後に渋味でキレましたが、結構、スイスイ呑めるお酒でした。

2歳の孫(男の子)は、電車や新幹線が大好きなので、どこかの駅に連れてゆき、通過する電車を見せようかなと考えており、楽しみは増すばかりです。♪

(。・_・。)ノ         

2026年8月2日日曜日

長野県を制するか『山三純米大吟醸山恵錦四割五分うすにごり生酒』

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8月に入り、お盆前の仕事も佳境に入っておりますが、今年はここ数年に比べ涼しい夏だと思っています。昨年、一昨年は猛暑で、もうこのまま倒れて死ぬんじゃないかと思った時もありましたが、今年は割と余裕です。屋外での作業なので、常に熱中症と隣り合わせのため、水分・塩分・休憩等、十分に対策を講じて頑張っております。

さて、いつも仕事や日本酒でお世話になっているF君より、山三』って知ってますかと問われ、勉強不足の私は「まだ、呑んだ事は無いなぁ」と答えたところ、そのお酒をお中元として頂戴しました。銘柄は知りませんでしたが、うすにごりの生酒とあればマズイお酒はありません。ありがとう~!。

山三純米大吟醸山恵錦四割五分うすにごり生酒』は長野県上田市の山三酒造が醸しており、創業は幕末の慶応三年(1867)で、主力酒は『真田六文銭』でした。しかし、造り手の高齢化や設備の老朽化で、2015年より休蔵状態となっていましたが、佐久市出身でIT業界出身の現蔵主が2023年に酒造事業を引き継ぎ、元の山三酒造の名前で再開させました。

また、酒造りには杜氏が必要なので、京都のハクレイ酒造より才能ある若き杜氏を招き、蔵名を冠した新銘柄『山三』を発表しています。

堂々の山三   山恵錦うすにごり



裏書をどうぞ  酒色は滓がらみ

山三純米大吟醸山恵錦四割五分うすにごり生酒』の酒米は、長野県が2019年に「山田錦」を超える酒米を目指し品種改良して造った、心白が大きくアミノ酸の少ない酒米が「山恵錦」です。その「山恵錦」を45%まで磨いた大吟醸で、酵母は非公表。仕込み水は、獨鈷山の雪どけ水の伏流水を使い、日本酒度-2,酸度1.5ALC15%のうすにごりの生酒です。う~ん、一番好きなタイプのお酒かも。

開栓するとシュッと音がします。いい音!。蛇の目に注ぐと、うすい滓が漂っています。香りは爽やかな果実感でフルーティ。期待が高まる中、口に含むと爽やかにジューシー。舌に微発泡のような旨味が刺さります。呑み込むとほっぺの内側に旨味ののった酸が刺さりました。最後は仄かに苦みでキレてゆきました。う~ん『天美』の桃色っぽい味わいに似ており、感動すら覚えました。これは今年のランキングに入るなぁ。

信州亀齢』や『川中島幻舞』、『ソガペール』等々、美味しいお酒はキラ星の如くありますが、これらを制して長野県の第一位を獲れる素質は十分にあるなぁと思える味わいのお酒でした。♪

(。・_・。)ノ

2026年7月26日日曜日

家飲みの『秀鳳 純米大吟醸山田錦四割七分生原酒 』

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7月ももう直ぐ終わり、一年の半分以上が過ぎました。超早い!。年を重ねると早さが全然違います。無駄に年を重ねないよう、世のため人のため、デレキ(大型トングの方言)を片手に近隣の道路のごみ拾いでもやろうかなぁと思っております。

さて4月の末に、昼食はラーメンでも食べようかと、ウチの奥様と二人で八食センター行った際に、日本酒コーナーで榮光冨士純米大吟醸無濾過生原酒 龍吟虎嘯を購入し、524日付けの当ブログで紹介させて頂きましたが、その他にもう一本購入したのが秀鳳 純米大吟醸山田錦四割七分生原酒』でした。それもこれも私が常々、日本酒度がマイナスのお酒が美味しいと話しているので、ウチの奥様がその情報を基に選んでくれました。どうもありがとうございます。

このお酒は山形県山形市にある創業明治二十三年の秀鳳酒造場で醸しており、創業時の蔵主は武田庄五郎氏で、戦時中は企業整備令のために一時廃業していましたが、1967年に酒造りを再開します。それを機に名付けた蔵の名前が秀鳳酒造場でした。中国の瑞鳳である鳳凰に由来しており、主要銘柄は『庄五郎』と『秀鳳』です。

また、糖を高度に分離させる精米機や、最新型の自動圧搾機を導入するなどの設備の充実や、酒米を少量ずつ丁寧に蒸し上げるなどの、手間暇を惜しまない体制が美味しいお酒を醸す大きな要因となっています。

秀鳳 純米大吟醸山田錦四割七分生原酒』の酒米は、酒造好適米の絶対王者「山田錦」を47%まで磨いた大吟醸です。酵母には華やかな香りと円やかな味わいの協会1801と、香り高く酸の生成が少ない山形酵母NF-KAを使用し、蔵王連峰の伏流水を水源とする水道水を仕込み水に醸しています。日本酒度は-3、酸度は1.4ALC17度の、加水や加熱していない生原酒です。

秀鳳大吟生原酒  酒米は山田錦




裏書をどうぞ  酒色はほぼ透明

開栓するとフルーティな香りが漂うくらいの香量です。蛇の目に注ぐとトロミがあるようにも感じました。酒色はほぼ透明で、香りは瑞々しく華やかでフルーティな香り。期待を大きく口に含むと、甘さが強くジューシーな味わいですが、直ぐに苦みに変わります。酸と苦みが混同しており、呑み込むと口腔に苦味が残ってキレてゆきました。

先日は早起きして、近隣の道路で見かけた30株ほどのアザミを鎌で駆除しました。その際にはゴム手袋を履いての作業でしたが、ゴムを通して指にアザミのトゲが刺さりました。超痛かった~‼。子供たちがアザミのトゲでけがをしないように目を光らせている私です。♪

(。・_・。)ノ

2026年7月19日日曜日

愛知を代表する酒『醸し人九平次うすにごり黒田庄産山田錦生酒』

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昨年の秋に、グラジオラスとダリアの球根を掘り取り、藁の中で養生した中に保管し越冬させました。春になった先日、藁をよけてみると球根がイイ感じで現れ、私もガッツポーズ!。今年もきれいな花を咲かせますようにと祈りながら花畑に植えました。

冬越しした球根  グラジオラスを植え

育ったグラジオラス 芽を出したダリア

さて先日、日本酒仲間で日本酒通のF君に無理を言い、貴重な日本酒を二本も譲って頂きました。一本は先日紹介させて頂いた一升壜の『玄宰』で、今回は残りの一本を晩酌に充てる事に。楽しみ~!。

その一本とは、当ブログでもお馴染みの、創業慶安元年(1648)の萬乗醸造が醸す醸し人九平次うすにごり黒田庄産山田錦生酒です。この酒蔵は愛知県名古屋市の大高城址公園の隣にある、いわゆる大都市の酒蔵です。

醸し人九平次は、2025年のSAKETIME日本酒ランキングの愛知県版では第一位になった人気酒で、第二位に『二兎』、第三位には『義侠』が入っていました。蔵主の名前は代々世襲制で「九平治」を名乗りますが、現在の15代目九平治が同級生を杜氏に抜擢し、1997年に立ち上げたブランドが『醸し人九平次』で、その後、フランスのミシュランガイド認定三ツ星レストランのワインリストにも載るような日本酒に急成長させています。

フランスのレストランに営業を掛けた際、パリのシェフたちは原料米や土壌の事を聞いてくるのですが、実際には他人任せだったので、素材について詳しく語れず、リアルさや説得力に欠けたため、一念発起して2010年からは自社での米造りを始めました。そして2024年春には、兵庫県西脇市黒田庄に新蔵「Domaine Kurodasho」を開設。育てた米をそのままその場でお酒に仕上げる体制を構築しています。素晴らしい。

醸し人九平次うすにごり黒田庄産山田錦生酒』は一般的に予約販売の限定品で、簡単には手に入らないため、入手困難酒という扱いになるのでしょう。そんなお酒を分けて頂き、F君には感謝しかありません。

九平次うすにごり 神々しいラベル




裏書をどうぞ  酒色は薄く濁り

酒米は酒名の通り兵庫県特A地区の黒田庄産山田錦で、仕込み水はタンクローリーで長野県の県境まで行って汲み上げた、ミネラル豊富な水を使い醸しています。精米歩合や酵母、日本酒度に酸度等が非公表となっていますが、アルコール度数は15%のお酒です。

グラスに注ぐと酒色は滓で薄く濁り、香りはフルーティな果実香が。口に含むと微発泡感があり、甘酸っぱさと滓がらみの麹の旨味が混同。酸味、苦味が旨味にコクを与え、旨いままでキレてゆきました。このエレガントな味わいは、『醸し人九平次』の中でもピカ一のお酒なのではないでしょうか。

ダリアの球根も植えましたが、なかなか上手に仕立てる事ができません。ほっておくと、あちこちから芽が出て、花を咲かせて手が付けられないじゃじゃ馬です。花はとってもきれいなのにねぇ。♪

(。・_・。)ノ

2026年7月12日日曜日

久々に三人集まって「十四代七垂二十貫」と「吉田蔵U-百万石乃白生」(後編)

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7月に入り、庭の菜場も賑やかになって参りました。6月の後半から特にズッキーニがたくさん実を付けています。ウチの奥様に焼いてもらって食しましたが、超美味しいものでした。まだまだ収穫できるので、近所の方々にお裾分けさせて頂いております。

さて、先週も当ブログをご覧頂けましたでしょうか。乾杯は『Ohmine 3粒冬のおとずれ、二本目には『新政 涅槃龜(にるがめ)低精白純米酒とえげつないほど美味しいお酒を頂きましたが、今回も皆様方がう~んと唸るお酒が登場します。私が以前勤めていた会社の社員の人たちと、三人で美味しい日本酒を頂く会の後編となります。

Ohmine』の後にF君が冷蔵庫より取り出したお酒は、超希少且つ超超超入手困難酒の『十四代七垂二十貫純米大吟醸でした。ほ~ら凄いでしょ。豪雪地の山形県村山市で、創業元和元年(1615)の高木酒造が醸しており、現在の蔵主は十五代目の高木辰五郎氏です。十五代目は酒造好適米の開発にも尽力し、「龍の落とし子」「酒未来」「羽州誉」などの美味しいお酒になる酒米を造りました。また「酒未来」などは、惜しげも無く他の酒蔵にも融通して、日本酒の旨さの向上からの日本酒ファン獲得に貢献しています。スバラシイ!。

十四代七垂二十貫純米大吟醸』にある七垂二十貫とは、二十貫(75)のお米から僅か七垂れ()しか搾れないほどの貴重なお酒という意味で、高木酒造伝統の製法の最高傑作といわれています。




神々しい壜   七垂れ二十貫

裏書をどうぞ  酒色は透明

酒米は深い味わいを造る希少な酒造好適米の、兵庫県特A地区吉川町産「愛山」を贅沢に35%まで磨き、酵母には香り高く爽やかな仕上がりとなる山形酵母を。そして仕込み水には桜清水と呼ばれる、出羽山系の葉山の伏流水で醸した、酸度1.5の大吟醸です。なお、気になる日本酒度や酸度は非公表となっております。

蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りは仄かですがフルーティ。口に含むとフルーティな甘さ、そして上品な酸と仄かな辛さ、その全てがバランス良く絡まり合って旨味のハーモニーとなっています。一口呑むと「アッ、これは十四代だと」すぐに分かる、十四代特有の旨いと言う言葉しか出ない文句なしの味わいでした。3本目の四合壜もアッという間に空となり、いよいよ最後の1本となりました。

4合ほど呑んだホロ酔いのF君が最後に開栓したのは、『手取川』で有名な石川県の吉田酒造店が、現7代目により2021年から醸している新シリーズ『吉田蔵U』の『吉田蔵-百万石乃白生』でした。創業は明治3年で、手取川扇状地の石川県白山市に酒蔵はあり、能登杜氏が最も得意とする山廃造りを行っています。今回のお酒は、吉田酒造店が独自に研究した「モダンな味わいの山廃」の技で醸した山廃の原酒です。そしてこのお酒の『』は「優しい」の優、「あなたへ」のYOUからとっているそうです。本当に優しい味わいのお酒なんだよなぁ。

吉田蔵U-百万石乃白生』の酒米は「百万石乃白」で、石川県農林総合研究センターが11年の歳月を掛け開発した、石川県オリジナルの酒造好適米です。大吟醸のような高精白でも割れにくいため、精米後は雑味の無い味わいとなり、且つタンパク質も少ないので、スッキリとした味わいとなります。また、栽培時には稲丈が山田錦などよりも10㎝ほど低いので強風で倒れにくく、且つ収量も多いためコスパも良い酒米です。お米の名前は一般公募で決まりました。「百万石」はもちろん加賀百万石に因んでおり、「白」は混じりが無く純粋、精米した米の白さ、お酒を仕込む時期の雪の白さを表しています。その「百万石乃白」を60%まで削っています。

仕込み水には「白山の名水」の伏流水を使って醸しており、ALC12%の生原酒ですが、酵母、日本酒度、酸度等のスペックは非公表となっています。

吉田蔵U   裏書をどうぞ







酒色は透明

グラスに注ぐと酒色は透明で、立ち上がる香りは薄っすらとフルーティ。口に含むとフルーティな白ワインのようで仄かな甘さが。雑味が無くすっきりとした味わいは酒米の性質なのでしょう。呑み飽きのしない味わいは、酒器の手を止めさせる事無く、次々に口元へと運ぶため、一升壜もとうとう空になってしまいました。

 今回も夕方18時から開始した懇親会でしたが、今回も21時でお開きとなりました。彼らが帰った後に皿などを片付け、洗い、温風で乾かし、食器棚に仕舞い込みと10時頃まで掛かりました。しかし、記憶が少し飛んでおり、本当に自分が片付けたのか不明です。帰巣本能と同様の本能があるのでしょうか。たぶん奥様が手伝ってくれたのだと思っております。ありがとう。あっ、翌朝のお米までといであったなぁ。さすが、俺!。♪

(。・_・。)ノ

2026年7月5日日曜日

久々に三人集まって「大嶺3粒冬のおとずれ」・「新政 涅槃龜低精白純米酒」(前編)

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7月に入り、私の仕事も大変な季節になって参りました。扇風機の付いたベストを持っていますが、もう古く風量がイマイチです。高価な新しいものに替えたいのですが、ウチの奥様は「あと何年もできないんだから、そのままでいいんじゃない」とつれない返事。まぁ、それは正論です。

さて、以前勤めていた会社の社員の人たちと、一緒にお酒を呑ませて頂いております。F君とH君がお酒を持って来てくれるので、私はお料理担当です。美味しいと言ってもらえるように、今回も頑張って造らせて頂いたお料理は、「ソーセージとアスパラの甘酢炒め」「やみつきナス」「ゴーヤーチャンプルー」「うなぎと豆腐のすき煮」「きのこ鍋」でした。箸休めは「たたきキュウリ」「赤カブ漬け」。そしてスーパーから購入したのは「鶏の唐揚げ」「お刺身」「焼き魚」でした。F君は、お腹がパンパンになるまで食べました~と嬉しい報告。ありがとう~!。

今回も日本酒担当のF君が、自宅にある日本酒専用冷蔵庫から持ち込んでくれたのは、Ohmine 3粒冬のおとずれ(四合壜)新政 涅槃龜(にるがめ)低精白純米酒(四合壜)十四代七垂二十貫(四合壜)、『吉田蔵U-百万石乃白(一升壜)の4本で、今回も入手困難酒のオンパレード。さすがだなぁ、F君は。

本日のお料理  四角い皿も手造り

乾杯は大嶺で  裏書をどうぞ






酒色は薄濁り

乾杯は、山口県美称市大嶺町の大嶺酒造が醸した『Ohmine 3粒冬のおとずれ』で、創業は江戸時代終盤の文政五年(1822)です。元々は大きな蔵に酒を卸す桶売りの酒蔵でしたが、業績の悪化や諸事情によって、1955年には蔵は休止となりました。50年以上休眠状態だった酒蔵でしたが、秋山剛志さんが農業と地域資源を軸に、地域の未来に繋がる産業になればと復活させました。最新の醸造機器と空調設備等や品質管理を徹底させて造られたお酒は、山口県のみならず全国的に人気の酒蔵になりました。SAKETIMEランキング山口県では、1位『金雀2位『東洋美人3位『大嶺』と素晴らしい味わいのお酒だと考えます。

因みに『Ohmine 3粒冬のおとずれ』のラベルのデザインは、フリーランスのイラストレーターのたなかみさき氏が担当しており、雪女がスキーのストックを持って振り返る構図となっています。

酒米は酒造好適米の絶対王者「山田錦」を50%まで磨いて使い、仕込み水は秋吉台のカルシウムが溶け込んだ軟水の「弁天の湧水」を使って醸しています。神社の境内より湧き出る事から「神の水」とよばれ、一口飲めば一年寿命が延びるという言い伝えがある、コバルトブルーのお水です。酵母や日本酒度、酸度などのスペックは非公表としています。

グラスに注ぐと酒色は薄く濁っており、グラスの内側に細かなバブルが張付きます。香りは華やかで、果実のジュースのような甘い香りが。口に含むとシュワッとした炭酸の辛めの口当たり。直ぐにジューシーな旨味が圧倒的で、果実の酸がバランスを取っています。この旨さは元旦のランキングに入る旨さだなぁ。1本目が超旨かったので、この後のラインナップ大丈夫か。あっという間に壜は空になっていました。

さて、二本目としてF君が冷蔵庫より恭しく取り出したお酒は、秋田県秋田市で創業が幕末嘉永5(1852)新政酒造が醸す『新政 涅槃龜(にるがめ)低精白純米酒』です。『新政』と云えば日本酒ランキングでは常に三本の指に入っているお酒です。昭和5年に蔵付き酵母だった協会六号酵母の抽出に成功し、第6番目の国家認定酵母と認定されました。

 新政酒造の再度の転機は平成19年。東大出身の御子息佐藤祐輔氏が酒蔵に入社し、蔵の改革に着手します。翌、平成20年には社員醸造に移行。同22年には原料米を秋田県産に限定。同24年には社長に就任し、全品を純米造りに。同26年には速醸酒母から決別し、生酛系酒母のみに限定した数少ない生酛純米蔵になりました。そして現在では、フレッシュで繊細な味わいを保つため、且つ、酸化に気を遣い、敢えて殆どのお酒を四合壜で提供しています。

新政 涅槃龜(にるがめ)低精白純米酒』の酒米は、無農薬栽培の「秋田酒こまち」で、88%まで磨いた低精白酒です。磨きが浅いので雑味が発生しやすいため、高度な醸造技術を使う難易度の高いお酒です。酵母はもちろん蔵付きの6号酵母で、仕込み水は中硬水の秋田市新屋地区の伏流水を使って、木桶で醸しています。アルコール度数は12度で、1回火入れの純米酒の原酒です。

涅槃龜純米原酒  低精白88

低精白酒とは   スペックは






酒色は少し琥珀

蛇の目に注ぐと、麹の香りを感じます。身構えて口に含むと、香りとは逆に軽快な甘酸っぱさが口腔を満たします。それは梨のような甘さで、べたつかないサラッとした甘さ。何回呑んでも爽やかな甘酸っぱさで、呑み込んでも甘酸っぱさや旨味の余韻が続きました。「秋田酒こまち」を12%しか削っていないのにこの完成度はハンパではありません。日本酒ではない日本酒という感じですか。これもランキングに入るなぁ。次々にランキング入りで、最終選考は自分の中でモメるなぁ。






美味しいお酒に乾杯

さて、後の二本は次週へと続きます。『十四代七垂二十貫』と『吉田蔵U-百万石乃白』という入手困難酒が待っております。三人で約二升のお酒を頂き、酩酊必死。そんな姿は見たくないと云う人たちも、乞うご期待!。♪

(。・_・。)ノ

2026年6月28日日曜日

町内会の集まりで『峰乃白梅純米無濾過原酒一回火入れ』

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先日「第41回おいらせ町いちょうマラソン」が開催され、快晴の中10kmの部を走って参りました。沿道では住人の方々が声を上げて応援して下さり、頑張る力を頂きながら走る事ができました。また火傷も完治し、走れることの喜びを感じながらの10㎞はあっという間で、自由の女神からも応援を受けながら完走となりました。

杉玉生貯蔵酒当たる  第41回大会







無事完走です

さて、先日町内会の四団体合同定時総会という集まりに参加させて頂きましたが、翌週は私の住む町内会の定時総会があり、こちらも出席させて頂きました。そう、一応役員なので参加です。

こちらも議事が終了した後が懇親会となっており、町内会長さんが準備してくれたお酒が、新潟県新潟市の峰乃白梅酒造が醸す峰乃白梅純米無濾過原酒一回火入れでした。しかも薄にごりだー!やったー!。

このお酒は新潟県新潟市の創業が寛永16(1636)の峰乃白梅酒造が醸しており、主力酒の『峰乃白梅』は『越乃寒梅』『雪中梅』と並んで端麗辛口酒の「越後三梅」とよばれ全国的に親しまれています。また、峰乃白梅酒造では『寫樂』の製造部長だった井島氏を迎えて立ち上げたブランド菱湖が、2019年に登場して以来、大人気のお酒になっています。

そんな素晴らしい酒蔵で醸した『峰乃白梅純米無濾過原酒一回火入れ』ですが、全国的には無名で滅多に造られない純米無濾過原酒のお酒のようです。

堂々の無濾過  スペックは







酒色はうすにごり

酒米は掛米、麹米とも国産米との表示があり、65%まで磨いています。酵母は不明ですが、仕込み水は杉林に覆われた、角田山の山麓からの伏流水を使い醸している、純米で無濾過の原酒です。ALC16度ですが、日本酒度、酸度などのスペックは非公表です。

透明プラのコップに注ぐと、酒色は薄く濁っており、イイ感じで美味しそうに見えます。香りは清々しくフルーティ。口に含むと口当たりが優しく、先ず甘さを感じてから穏やかな酸味がきます。辛さは殆ど無く呑み易い原酒なので、女性は騙されます。会長さんはリーズナブルな価格だったと仰いましたが、これは御買い得なお酒だなぁと思った次第です。

さて、ランニングも気温が上がると本当に大変です。健康体を目指して運動いるのに、熱中症リスクが高まり、逆に不健康になりそうです。なので、暑い期間はランニングをお休みして、体育館での筋トレに専念し、涼しくなってから久慈市で開催される「久慈あまちゃんマラソン大会」に出走しようと考えております。♪

(。・_・。)ノ

2026年6月21日日曜日

義兄より戴いた『純米大吟醸ほろよいだんだん』

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先日、さくら野百貨店八戸店で「大京都展」があり、ウチの奥様と連れ立って激混みのなかお買い物を堪能しました。私が購入させて頂いたのは「まめものとたい焼き」のたい焼きあんバターと、井筒八ツ橋本舗の生八ツ橋夕子パインアメ味とミルキー味でした。とっても美味しかったで~す。

生八ツ橋夕子  たい焼きあんバター

さて、有難い事に義兄は、日本酒好きの私に時々お酒をプレゼントして下さいます。今回も通販サイトのベルーナから購入した大吟醸セットの四合壜を、いろいろな機会に分けて下さいます。ありがたやー。頂いた順にご紹介したいと思います。

まず1本目に呑ませて頂いたのは、ドジョウすくいの安来節で有名な島根県安来市の、明治28年創業の青砥酒造が醸す『純米大吟醸 ほろよいだんだん』です。「だんだん」は島根の方言でありがとうの事をいい、買ってくれてありがとう、呑んでくれてありがとう等の、日々のありがとうを詰め込んだお酒です。主力酒は『蒼斗七星』で、この酒蔵では「酒が人を造り、人が酒を造る」を理念に掲げて酒造りを行っています。

ほろよいだんだん  山陰の地酒




裏書をどうぞ  酒色は透明

純米大吟醸 ほろよいだんだん』の酒米は国産米となっており、銘柄は不明ですが、50%まで磨いたアル添無しの純米大吟醸です。また酵母や仕込み水も不明で、日本酒度は±0ALC14度のお酒です。

蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りは穏やかに酸の香り。口に含むと軽快な呑み口で、スッキリとした口当たり。甘酸っぱい味わいですが酸が舌に残ります。渋みはありませんが、呑み込むと苦みでキレました。

2本目は、兵庫県姫路市の名城酒造が醸す千羽鶴大吟醸原酒です。姫路市内の酒蔵6蔵が、昭和41年に合併して誕生しています。蔵名は兵庫県が誇る姫路城が天下の名城と云う事から名付けられました。

名城酒造では一年を通してお酒を仕込む「四季醸造」を取り入れており、除湿空調システムなどの最新式設備を導入し、年間で一升壜を80万本製造しています。日本国内はもちろん海外へと出荷し、実績を上げている酒蔵です。

千羽鶴大吟醸  シルバーの文字




裏書をどうぞ  酒色は透明

千羽鶴大吟醸原酒』の酒米は山田錦と五百万石を50%まで磨いて使っている大吟醸です。酵母や仕込み水は不明で、日本酒度は+5ALC1718度のアルコール添加の原酒です。

蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りは思いのほかフルーティで、原酒とは思えない香りです。口に含むと爽やかでスッキリとした口当たり。う~ん原酒とは思えないなぁ。しかし、カラメルのような味わいと甘さが原酒っぽく、まぁ『剣菱』に近い味わいだと感じました。そして呑み込むと甘酸っぱい余韻でしたが、最後に酸が舌に残りました。

大京都展では、ウチの奥様が必ず「イノダコーヒー」を買い求めます。私も『丹山』というお酒を買おうとお財布の中を覗いたら、何とお金が無い!。ざんね~ん。♪

(。・_・。)ノ