2013年9月29日日曜日

津軽の地酒 豊盃を呑む会in番丁庵 後編

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  もうすぐ10月。弊社では全員ワイシャツにネクタイ着用が義務付けられており、現場で測量杭を掛矢で打ち込んだり、工事の写真を撮ったりも全てネクタイ着用で、慣れるまで大変です。  さて今週は『津軽の地酒 豊盃を呑む会』の後編となります。乾杯酒の『豊盃 大吟醸 つるし酒』そして『特別純米酒あきあがり』『純米吟醸 豊盃米55』『純米吟醸 華想い55』と美味しさ煌めく豊盃の4番手まで呑み終え、残りあと4種類。まだまだ豊盃はこれで終わりません。いいや、これから美味しさが加速され真打登場と言ったところでしょうか。今度は生酒で攻められます。 DSCF3686DSCF3689  5番手『純米吟醸 山田錦55生酒』   6番手『純米吟醸 亀の尾仕込55生酒』  さて5番目『純米吟醸 山田錦55生酒』をここにもってきたか!恐るべし豊盃。これは最強好適米山田錦の旨味を存分に使った豊盃を代表するお酒で、やっぱり山田錦の生酒は違う!!という印象を受けます。完熟フルーツを搾ったような旨味は、多数参加している女性たちにも呑み過ぎ者が続出では?豊盃の生酒は深み旨味が桁違いです。  6番目『純米吟醸 亀の尾仕込み55生酒』は「夏子の酒」で有名になった幻の酒米「亀の尾」を贅沢に使っています。おいしいが故に栽培が難しく幻になりかけたものを復活させたもので、山田錦・華想い・亀の尾は好適米のビック3(筆者の心の中ランキング)で旨さもハンパ無い。フルーティさの後に心地よい酸味がやってくるスッキリした味わいで、山田錦55生酒の後でも美味しさが光ります。 DSCF3694DSCF3697  7番手『純米大吟醸 山田錦生酒』     8番手『活性にごり酒 雪燈籠』  7番目『純米大吟醸 山田錦生酒』出ました!超レアなお酒。三浦社長のお囲いを黙って持ってきたという三浦氏の説明の通り、美味しさは抜群で私的には『純米吟醸 華想い55』と張り合う東西の横綱級のお酒。純米で大吟で山田錦で生酒で。こんな豪華なお酒があるでしょうか。今まで1回しか購入できませんでしたが番丁庵で出会えて幸せでした。8番目『活性にごり酒 雪燈籠』の頃は私、すっかり沈没しておりました。 DSCF3672DSCF3706    岩木山の伏流水を和らぎ水に      豊盃の杜氏の三浦氏とともに DSCF3702DSCF3705    小幡建設日本酒クラブのT氏と   抜群のコンビネーションのH氏とN氏  へべれけに酔った私でしたが、全銘柄をしっかり味わうことができたことが幸せでした。しかし帰りはどこを歩いて帰ったか記憶が怪しく・・・。今後気を付けます。はい。 \(。・_・。)ノ
















2013年9月22日日曜日

津軽の地酒 豊盃を呑む会in番丁庵

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  早いものでお盆から約一か月が経ち、お彼岸の中日となりました。仏様があるお宅ではいろいろと忙しくされている事でしょう。お彼岸は仏語で、彼岸会(ひがんえ)の略称です。生死の迷いを河に例え、その向こう岸にある悟りの境地を言います。暑さ寒さも彼岸まで、そろそろ衣替えの季節です。  さて、旭ヶ丘の「リカーショップくるみや」さんより、八日町のお蕎麦屋さん「番丁庵」で『津軽の地酒 豊盃を呑む会』開催の、うれしい一報があり、小幡建設日本酒クラブの精鋭4名で参加させて頂きました。超うれし~♪。  今回の主役となるお酒『豊盃』は青森県を・・いや日本を代表する銘柄の一つで、弘前の三浦酒造(株)で造られる、それはそれは美味しいお酒です。キーワードはフルーティ&ジューシー。日本酒ランキング上位に顔を出す本物の んめー酒。今夜はもう飲み過ぎ決定でしょう。  乾杯は「くるみや」店長が発声。参加者三十数名が高らかに声を合わせ唱和し、「うま~い」とあちらこちらから聞こえてきます。今回飲ませて頂いたラインナップは、リストのとおりの8種類。(1種類を1合づつ飲むと・・・8合か・・) DSCF3670DSCF3674     日本酒の会お酒リスト           三浦酒造()様の挨拶 DSCF3675DSCF3700   乾杯酒『豊盃 大吟醸 つるし酒』     2番手『特別純米酒あきあがり』  先ず、乾杯酒の『豊盃 大吟醸 つるし酒』は口開けなので特に美味しさを感じました。豊盃特有のフルーティ&ジューシーさが本領発揮して、会場全体で一声にうなる美味しさ。最強好適米山田錦を使った大吟醸で、滴る雫を瓶に集めた無敵のお酒は旨くて当然です。「豊盃の会」は乾杯から既にアクセル全開!。  2番手の『特別純米酒あきあがり』は普通の秋上がりやひやおろし系とは違い、豊盃米がサッパリ感のあるフルーティな澄み渡る美味しさにしています。お代りしたい気持ちを抑えて次を待ちます。 DSCF3680DSCF3683   3番手『純米吟醸 豊盃米55』        4番手『純米吟醸 華想い55  3番目『純米吟醸 豊盃米55』は酒名を冠した豊盃米を使って55%まで磨いだお酒。旨味は「あきあがり」の後では当然こちらに軍配が上がり、力強いフルーティさが光ります。  4番目『純米吟醸 華想い55』は当日の私のイチオシ。好適米「華想い」を使い仕上げたヘビーな華やかさとインパクト、力強いフルーティさ。火入れしている酒とはとても思えません。旨さに掛け値なしの豊盃4種類(現在)の中では、この時点での文句なし第1位。 DSCF3682DSCF3693      プリプリのヒラメ刺身            しっとりローストビーフ  番丁庵さんもパワフルなお酒に負けない美味しいお料理を次々と出してくれます。美味しいお酒と美味しい肴。日本人に生まれて、日本酒好きに生まれて良かったとしみじみ思った次第で来週の後半戦に続きます。来週もぜひご覧あれ。 \(。・_・。)ノ




















2013年9月16日月曜日

箕輪門の続きは越乃寒梅でまた乾杯

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  2020年オリンピックの東京開催が決まりました。最終プレゼンをTVで見ましたが、出来の良さに日本の底力を見た想いでした。前回の東京五輪のときは4歳でしたが、全く記憶にありません。家にテレビは無かったかも。今回はあと7年生きていられれば東京五輪を見られるので、健康に留意し是非応援したいと思っています。  さて、先週の続編となっております。『生酛純米大吟醸箕輪門』があっという間に空になり、次に義兄が冷蔵庫より取りい出しましたのは、当ブログご覧の皆様はもとより、一般の方々までもがよく御存じのカリスマブランド『越乃寒梅(普通酒)ラベル』でした。  『越乃寒梅』は酒処で有名な新潟県は江南区の石本酒造(株)で、丹念に丹念に醸造されたお酒です。一般的に「普通酒」は、一般米を使用したり醸造アルコールを大量に入れてコストを下げたり、糖類を添加して味わいを調節しているものがありますが、この『越乃寒梅(普通酒)ラベル』は普通酒なのに前述と全く違い、酒米は酒造好適米をしっかり使っており、また精米歩合は吟醸クラスの精米としています。糖類の添加は全く無しという、頑なに本物の酒造りをしている酒蔵のウルトラ普通酒なのです。勉強になりました?。 DSCF3572DSCF3571      お馴染みのデザイン            しっかり国産米を使ってます  冷たいうちにぐい呑みに注いで頂戴しましたが、スッキリした呑み口は、淡麗辛口の日本酒本来の守り抜いてきた味と言ったところでしょうか。米の味がストレートに伝わってきて、やっぱり普通酒というのが誤りのような吟醸酒に近い味わいでした。その辺りがプレミア酒なんだねえ。美味しいお酒の連続に、義兄に感謝しながらお暇しました。でも足元はかなり危ない様子だったと娘が言っておりました。 \(。・_・。)ノ







2013年9月9日月曜日

殿堂入り認定酒、生酛純米大吟醸箕輪門

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  朝晩が夏の頃と違い、目覚めには寒さも覚えるようになり、我が家の朝顔もスッキリと爽やかな青色を見せています。 DSCF3553   今年もすっきりブルーの朝顔が   さて、今回ご紹介する日本酒は、驚いてはいけません、利き酒師の認定機関である「日本酒サービス研究会・酒匠研究連合会」が主催する「地酒大SHOW」で2009~2011年3年連続のプラチナ賞受賞酒、『生酛純米大吟醸箕輪門』です。3年連続のプラチナ賞受賞は殿堂入りとなり、長く栄誉を称えられています。  酒蔵は福島県二本松市で1752年より創業(徳川8代将軍吉宗没が翌年)する大七酒造(株)で、日本酒の伝統的醸造法である「生酛造り」一筋に、酒米の王者「山田錦」を使用して安達太良山脈からの伏流水でゆっくりと時間をかけ、自然に依拠した手造りを忠実に守って全種類のお酒を造っています。命名はご当地二本松市の十万石が偲ばれる城跡にそびえ立つ箕輪門をその名に頂いています。 DSCF3560DSCF3562     化粧箱も立派です。     和紙に金箔とは何と贅沢な DSCF3564DSCF3568      裏書の酒情報     このような紙まで入っていました  ぐい呑みに注ぐと上品な清涼感のある芳香、味わいは酸味がやさしく、余韻にほろ苦さが残りますが呑み飽きせず、お料理にしっかり合うお酒で、『田酒』や『久保田万寿』などと被ります。土台がしっかりした安定感のあるお酒なので、スイスイ入ります。義兄の家でお盆に頂戴したのですが、アッという間に無くなってしまいました。やっぱり殿堂入りのお酒は違うと感じた次第です。・・でも高かっただろうなぁ、御馳走様でした。(次回に続く) \(。・_・。)ノ












2013年9月2日月曜日

頑なに美味しさを追求!夢山水十割【奥】

  いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。   朝晩が涼しくなって、すっかり秋を感じさせてくれます。日中は9月初旬まで暑さが続くと思われますので、体調管理は万全になさって下さい。  さて、お盆に帰省した長男が持ち帰ってきてくれたサプライズのお酒がありました。なぜサプライズかと言うと郵送で7月末『醸し人九平次』を届けたので、帰省時はお酒は買わないと言っていたためです。しかし、東京駅でこのお酒を目ざとく見つけ、父のためと買って来てくれました。ありがとう、息子よ。  そして美味しく頂いたその日本酒とは、愛知県西尾市の明治36年創業の山崎合資会社で醸造する『夢山水十割【奥】生酒』です。知ってるかなあ。酒米は奥三河の山間部でごく僅か契約栽培している「夢山水」を100%使用しており、これは王者「山田錦」と「中部44号」を交配させ完成させた希少な酒米です。実は『』は今回で2本目(1本目はスパークリング酒)で、その美味しさを十分知っていたため再び目の前に降臨した『夢山水十割【奥】生酒』にテンション激上がりでした。 DSCF3588DSCF3581  派手さの無い厳格な装い     「奥」の中に米の文字    DSCF3621    裏書には美味しさの秘密が  ぐい呑みに注ぐとあれっ・・少しとろみがあり、香りがフルーティに立ち上り、早く口元に酒器を近づけたくなります。口に運ぶとジューシーな味わいですが、スッキリ爽やかで咽喉の奥に酸味が少しの間留まります。アルコール度数は18.5℃と抜群に濃い生酒のオーラはありますが、それらを酸が飲み飽きないようにしっかりコントロールしているのでしょう。日本酒度は+2と辛口なのにフルーティ&ジューシー。どうなっているのでしょうか。でも、とても美味しいことには変わりありません。ゆっくり味わいながら呑ませてもらいました。感謝感謝。 \(。・_・。)ノ