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八戸市の堤町にはハナミズキ通りがあり、時期になるとピンクや白の花で、道路が華やかに彩られます。そんな通りで「ひろがる酒店」さんを発見したのは2年半前頃でした。インターネットで検索すると、他の酒屋さんには置いていないお酒が沢山あり、これはと思い伺ってから3年近くが経ちました。
先日、その「ひろがる酒店」さんで『町田酒造55特別純米五百万石にごり』を購入した際に【3周年感謝祭】のチラシを店主様から頂戴しました。これは必ず参加しなければという熱い決意のもと、参加予約を取り付け当日伺いました。日本酒が60分呑み放題で1700円(ミネラルウォーター付)、おつまみは別売で準備されています。
ひろがる酒店 本日の日本酒
受付を済ませてプラカップを頂戴し、乾杯で頂いたお酒が、高知県安芸市で創業が明治36年の有光酒造場が醸す『安芸虎蔵開限定 雄町純米大吟醸無濾過生原酒』でした。酒名は地域の人々に愛された、高知の七大武将「安芸國虎」に因んで名付けられています。また、この蔵では「心の栄養となれるような優しさを持つ食中酒を目指す」を信条としており、江戸時代に建てられた蔵の、昔ながらの酒槽を使って、手間暇を掛けてゆっくりとお酒を搾っています。
初対面の隣人に『安芸虎蔵開限定 雄町純米大吟醸無濾過生原酒』をカップに注いで戴き、テーブルの方々とカップをぶつけての乾杯です。
カップの酒色は、照明のせいもあるのかやや琥珀色です。香りはフルーティな吟醸香に酸が混じった香り。口に含むと土佐の高知ならではの辛口で、淡麗さも併せ持っており、日本酒度+8はダテではありません。無濾過特有の味わいは無く、辛さと酸が際立つお酒でした。さすが土佐酒。
土田菩提酛 東鶴オリジン
三冠雄町
乾杯の後は、次々とカップに注いでは呑み注いでは呑みが続きます。福島の『純米大吟醸豊国』、岐阜の水酛に拘る『花巴水酛生2022BY』、群馬で最古の酒母製法菩提酛で醸す『Tsuchida菩提酛』、佐賀の東鶴酒造が生酛造りで醸す『東鶴THE ORIGIN山田錦』を次々と頂き、その後に岡山県のお酒を頂きます。そのお酒とは『三冠 雄町純米火入れ』で、岡山県倉敷市の三冠酒造が醸しており、蔵の創業は文化三年(1806)です。酒蔵の近くにある瀬戸内海の下津井港は漁業の町で、水揚げされる魚介に合った、辛口のお酒を主力に据えています。主力酒は『三冠』と『和井田』で、どちらももちろん辛口です。
カップの酒色は琥珀色で、酸の強さを表しています。香りはやはり酸の香りが。口に含むとスッキリとした口当たりですが、ガツンとくる辛口の雄町の味わいに、肴に頼んだお魚の甘露煮が美味しく頂けました。
町田酒造??? 有磯曙純米
すっぱい弥栄鶴 芳扇友美山錦
その後も群馬の『町田酒造???(トリプルハテナ)』、富山の『有磯曙純米酒』、京都の超超スッパイ『弥栄鶴NEWS SPARKRING』を頂き、シメに頂いたのは長崎県出島町で令和4年に創業し翌5年に開業した新進気鋭の新しい酒蔵、でじま芳扇堂のどぶろく『芳扇 友 内田米美山錦』でした。この酒蔵は、どぶろくに特化した醸造所で、どぶろくの未知なる魅力を深化させることを目指しています。
酒米は、酒造好適米の「美山錦」を60%まで精米して醸しており、スペックは非公開です。カップの酒色はもちろん真っ白く、甘酒のような味わいかなと高をくくって口に含むと、強い酸がガッツリと口腔に満たされます。驚くような強い酸味に声を上げてしまいました。本当のどぶろくはこんな味わいなんだなぁと改めて知らされた私です。
楽しい時間は「あっ」という間に過ぎ、制限時間の一時間が経ちました。いろんなお酒に感動しながら、そして店主夫婦にお礼を申し上げ、ひろがる酒店を出てタクシーを拾いました。♪
\(。・_・。)ノ