2026年1月19日月曜日

大晦日まで取っておいた『彩来(さら)風初め(かぜそめ)しぼりたて無濾過生原酒』

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可愛い孫と遊んだ年末年始。孫が愛知に帰ってからというものは、体に大きく穴が開き、しぼんだ風船のような気がしております。しかし、また「8月の夏休みにくるよ」という言葉を支えに、孫とクレーンゲームで遊ぶための小金を貯めたいと思っています。

さて少し前に、日本酒日本酒通のF君が「もし良かったら『彩來』譲りますけど」と驚愕の言葉をくれたので、譲って頂きますと即答しました。そして、いつ呑むかを考え考え日を過ごしておりましたが、やっぱりこのお酒ならば一年を締めくくる大晦日しかないと、冷蔵庫からジャジャ~ンと取り出しました

彩來風初め  紫のラベル



裏書をどうぞ  酒色はほぼ透明

その年末に呑ませて頂いたお酒とは、埼玉県上尾市の北西酒造が醸す『彩来 風初め しぼりたて無濾過生原酒』でした。明治27年創業の北西酒造の主力酒は『文楽』でしたが、投資銀行や証券会社で働いていた今の五代目蔵主が、先代に乞われて蔵に戻り、2018年より限定流通ブランドとして立ち上げたのが『彩来』でした。このお酒が2019年のIWC2019の大吟醸部門でトロフィーとなり、一躍大ブレイクとなります。

酒名は埼玉県の愛称「彩の国」からとっており、「の国発の、世界を変える日本酒の到」という想いが込められています。コンセプトは「香り、甘味、酸の3つの要素が奏でるハーモニー」としています。

彩来 風初め しぼりたて無濾過生原酒』の酒米は、麹米に酒米の絶対王者「山田錦」、掛米に「雄町」をそれぞれ50%まで磨いて使い、秩父からの伏流水を井戸から汲上げた弱硬水で仕込んでおり、スペックは非公表のしぼりたて無濾過生原酒です。

開栓して蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りはフルーティなアップル系の香り。口に含むとフルーティ&ジューシーで、酸は果実の酸のように感じます。口腔や舌にジワジワも無く、上質で上品な味わいに、やっぱり『彩来』だなぁと感じた次第です。これは2026年のランキングに絶対に入るお酒だなぁと思いながら戴きました。

F君からはお正月のために『廣戸川純米にごり』も手配してもらい、ワクワクウキウキのお正月を過ごさせて頂きました。当ブログの1月5日に記載した通りに、美味しく頂戴しております。結局、年末年始をお世話になった形で、F君には感謝しかありません。♪

(。・_・。)ノ

2026年1月11日日曜日

福岡の酒と云えば田中『田中六五山田錦純米酒生』

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12日は私の66回目の誕生日です。65歳は未だ60歳に近い気がしていましたが、66歳は70に近い感じがします。この前高校を卒業して会社に入ったと思っていたら、退職して早くも5年が経とうとしています。そして、人生はこんなにも早いものなんだなという事を痛感しています。

さて、昨年末に日本酒通のF君より、「お歳暮です」と手渡されたお酒が二本。その内の一本がこの『田中六五山田錦純米酒生』でした。くれるかなぁ、こんな立派なお酒。

このお酒は、福岡県糸島市で創業が幕末の1855(安政二年)の白糸酒造が醸しており、某日本酒ランキングの福岡県で『若波』に次いで第二位となっている人気のお酒です。酒名の『田中六五』の田中は蔵主の苗字ですが、田圃の中に蔵が立っている事から田中としたようです。六五は精米歩合の事で、全てのお酒が拘りの65%精米となっています。因みに酒壜の文字は、現在の蔵主の直筆に寄るもので、なかなかこのようには書けません。

この酒蔵の特筆すべきところは、何といっても昔ながらの「ハネ木搾り」で、歴史的な圧搾法として日本で唯一この酒蔵のみが踏襲しています。機械で搾るより搾る酒の量が目減りするし、時間も手間も掛かります。しかし、雑味成分が出にくいというメリットがあり、透明感のある味わいが旨さに、そして人気に繋がっているのでやめられません。そしてこの美味しいお酒は、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星」の車内酒に採用されています。

田中六五  蔵主の直筆




裏書をどうぞ  酒色はうすにごり

田中六五山田錦純米酒生の酒米は、掛米・麹米とも酒造好適米の絶対王者「山田錦」65%まで磨いた純米酒です。酵母は非公表で、仕込み水は白糸の滝からの伏流水で醸した、日本酒度+1ALC14度の火入れをしない無濾過の生酒です。

蛇の目に注ぐと、とろみがあるように感じます。酒色は薄濁りで、蛇の目が薄っすらとしか見えません。香りは仄かですが爽やかさがあります。口に含むとジューシーで、果物のような酸もあり、無濾過のきめ細かな味わい。呑み込むと口腔に辛さと仄かな苦みが残りました。バランスが良く飽きのこない味わいに大満足で、F君に絶賛のラインを送ったほどでした。これは「気に入りましたランキング」に入るなぁ。

昨年も書きましたが、66歳の誕生日が来て今回も感じているのは、高齢の人達の体力や持久力が無いという事です。まぁ、年だからで片付けてもいいのですが、運動はしないで酒を呑み、若い時と同じような食生活を続けていると、筋力は無くなり贅肉が増え、体力が無くなって動けなくもなるでしょう。そんな事の無いように筋トレをしっかり行い、体力や持久力を維持してゆきたいと思っています。お酒も旨いし!。♪

(。・_・。)ノ

2026年1月5日月曜日

令和5年からズッとお正月は『廣戸川純米にごり生酒』

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今年のお正月は、長男と孫娘が愛知からやってきたので、とても賑やかなお正月となりました。全員揃って新年の挨拶をしてから、孫娘にお年玉を渡します。いつもはスマホで見る笑顔を、実際に目の前で見る喜びをかみしめました。

もちろん今年もお節料理(自分の好物ばかりが入る)を造っており、家族の団欒に一役買っていると勝手に思っています。お酒は年末年始の連チャンがOKなので、大晦日には『彩來 風初め無濾過生原酒』の四合壜を呑み切り、元旦には令和5年からズッと続いている『廣戸川純米にごり生酒』を頂きました。美味しいんだよなぁ。これも。







今年のお節はこれ!

実はこのお酒、毎年、日本酒通のF君から分けて頂いており、あまりの美味しさに楽しい元旦を過ごさせて頂いております。F君、今年もありがと~。

廣戸川にごり  堂々のラベル

裏書をどうぞ  まず上澄みを

滓が積もって  撹拌後は濁って

廣戸川純米にごり生酒』は、福島県岩瀬郡で創業明治25年の松崎酒造店が醸しており、地元の名水「釈迦堂川」がその昔「廣戸川」と呼ばれていたのに因んで名付けられました。

杜氏は平成23年に26歳で後を継いだ息子さんで、その年から毎年金賞を獲るほどの研究熱心な若手杜氏です。酒蔵では洗米や浸漬などの原料処理に気を遣い、米の旨味を活かした柔らかで呑み飽きしないお酒に仕上げており、その結果20196月の大阪サミットで、各国首脳に振舞うためのお酒にも選ばれています。蔵人たちが目標に掲げた「飲み手に寄り添うお酒を醸す」を愚直に守った酒造りを行っています。

廣戸川純米にごり生酒』の酒米は福島県産「夢の香」で、父を出羽燦燦、母を八反錦1号で誕生しました。大粒米で心白も同様に大きく、また吸水性が良いため醪で溶けやすい特徴を持っています。その「夢の香」を60%まで精米して使っています。また酵母は「福島県煌酵母901-A113」で、リンゴや洋ナシの香りのカプロン酸とバナナの香りの酢酸イソアミルが出る酵母を使い、仕込み水はミネラルの豊富な天栄村の地下水を井戸より汲み上げて使い醸しています。日本酒度は非公開で酸度は1.5、アルコール度数は15度の活性にごり酒です。わぁ、文章がほぼ毎年使い回しだぁ。

さて、今年の『廣戸川純米にごり生酒』はどんな出来でしょうか。一升壜の底には滓が2cmほど沈殿し、それから上は滓がらみとなっています。撹拌せずに蛇の目に注ぐと、上澄み部分は薄っすらと濁っており、細かなバブルが内側にビッチリと。香りは華やかでフルーティ。口に含むとガス感のあるピリッとした口当たりで、シュワシュワと舌にからみます。ジューシー&フルーティで旨味さがハンパなく、仄かな辛さと程好い酸味がアクセントになっています。

今度は撹拌して頂きましたが、同じくジューシー&フルーティで、コクが加わりキリッとした辛さが旨味に華を添えていました。今年も超美味しい『廣戸川純米にごり生酒』でした。

お正月からあまり美味しいお酒ばかり呑むと、普通に美味しいお酒が美味しく感じなくなるのではという強迫観念に駆られています。また、酒米の高騰で人気のお酒の値段も併せて高騰するのではと、日本酒好きの自分としては戦々恐々としています。まぁ、買えなくなったら呑まない、それだけですが。♪

(。・_・。)ノ