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今年のお正月は、長男と孫娘が愛知からやってきたので、とても賑やかなお正月となりました。全員揃って新年の挨拶をしてから、孫娘にお年玉を渡します。いつもはスマホで見る笑顔を、実際に目の前で見る喜びをかみしめました。
もちろん今年もお節料理(自分の好物ばかりが入る)を造っており、家族の団欒に一役買っていると勝手に思っています。お酒は年末年始の連チャンがOKなので、大晦日には『彩來 風初め無濾過生原酒』の四合壜を呑み切り、元旦には令和5年からズッと続いている『廣戸川純米にごり生酒』を頂きました。美味しいんだよなぁ。これも。
今年のお節はこれ!
実はこのお酒、毎年、日本酒通のF君から分けて頂いており、あまりの美味しさに楽しい元旦を過ごさせて頂いております。F君、今年もありがと~。
廣戸川にごり 堂々のラベル
裏書をどうぞ まず上澄みを
滓が積もって 撹拌後は濁って
『廣戸川純米にごり生酒』は、福島県岩瀬郡で創業明治25年の松崎酒造店が醸しており、地元の名水「釈迦堂川」がその昔「廣戸川」と呼ばれていたのに因んで名付けられました。
杜氏は平成23年に26歳で後を継いだ息子さんで、その年から毎年金賞を獲るほどの研究熱心な若手杜氏です。酒蔵では洗米や浸漬などの原料処理に気を遣い、米の旨味を活かした柔らかで呑み飽きしないお酒に仕上げており、その結果2019年6月の大阪サミットで、各国首脳に振舞うためのお酒にも選ばれています。蔵人たちが目標に掲げた「飲み手に寄り添うお酒を醸す」を愚直に守った酒造りを行っています。
『廣戸川純米にごり生酒』の酒米は福島県産「夢の香」で、父を出羽燦燦、母を八反錦1号で誕生しました。大粒米で心白も同様に大きく、また吸水性が良いため醪で溶けやすい特徴を持っています。その「夢の香」を60%まで精米して使っています。また酵母は「福島県煌酵母901-A113」で、リンゴや洋ナシの香りのカプロン酸とバナナの香りの酢酸イソアミルが出る酵母を使い、仕込み水はミネラルの豊富な天栄村の地下水を井戸より汲み上げて使い醸しています。日本酒度は非公開で酸度は1.5、アルコール度数は15度の活性にごり酒です。わぁ、文章がほぼ毎年使い回しだぁ。
さて、今年の『廣戸川純米にごり生酒』はどんな出来でしょうか。一升壜の底には滓が2cmほど沈殿し、それから上は滓がらみとなっています。撹拌せずに蛇の目に注ぐと、上澄み部分は薄っすらと濁っており、細かなバブルが内側にビッチリと。香りは華やかでフルーティ。口に含むとガス感のあるピリッとした口当たりで、シュワシュワと舌にからみます。ジューシー&フルーティで旨味さがハンパなく、仄かな辛さと程好い酸味がアクセントになっています。
今度は撹拌して頂きましたが、同じくジューシー&フルーティで、コクが加わりキリッとした辛さが旨味に華を添えていました。今年も超美味しい『廣戸川純米にごり生酒』でした。
お正月からあまり美味しいお酒ばかり呑むと、普通に美味しいお酒が美味しく感じなくなるのではという強迫観念に駆られています。また、酒米の高騰で人気のお酒の値段も併せて高騰するのではと、日本酒好きの自分としては戦々恐々としています。まぁ、買えなくなったら呑まない、それだけですが。♪
\(。・_・。)ノ