2025年2月2日日曜日

『而今』の蔵が醸す『高砂 松喰鶴 純米大吟醸山田錦無濾過生』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。スマホでご覧の方は一番下までスクロールして、「ウェブバージョンを表示」でご覧頂くと、アーカイブやカテゴリを楽しめますので、どうぞお試を。

2月に入り昨日今日と比較的に暖かい日が続いていますが、津軽は年末より大雪で、雪に関する死亡事故も多発しています。八甲田連邦のお陰で、県南には雪があまり降りません。1月初旬より県南から排雪用のダンプや重機が多数派遣されており、オール青森で雪と対峙しています。素晴らしいねぇ。

さて、1月は私の誕生日があり、昨年末にお歳暮にとF君より頂戴したお酒を頂きました。ドラゴンボールの孫悟空が出す元気玉のように、F君が自宅の日本酒専用冷蔵庫からエイッと選んでくれたのが高砂松喰鶴 純米大吟醸山田錦無濾過生でした。う~ん、聞いた事が無いお酒だなぁと思っていたらF君が、「『而今』の酒蔵のお酒です。知りませんでした?」と。う~ん、悔しいけれど知りませんでした。

このお酒は、三重県名張市で創業1818(文政元年)の木屋正酒造が醸しており、超入手困難酒『而今』が誕生前に造っていたお酒です。『高砂』という銘柄や蔵元は、日本各地にあったために、混同を回避するために『而今』を立ち上げています。

木屋正酒造が、2018年に創業200年を迎えたのを契機に、『高砂』を大復活させました。もちろん、製造法や使用する酵母など、既存の手法に依存せずに醸しています。今回は特に、生酛用の仕込み水を熟成させたものを使うなどの工夫を取り入れて、特注の木桶で仕込んでいます。『高砂松喰鶴』の松喰鶴は、ラベルを見ると分かりますよ。

高砂松喰鶴  松喰鶴がラベルに

裏書をどうぞ  酒色はほぼ透明

高砂松喰鶴 純米大吟醸山田錦無濾過生の酒米は、酒造好適米の絶対王者「山田錦」45%まで磨いた大吟醸造りで、酵母は酸の生成が控えめで、華やかな芳香の「くまもと9号酵母」、仕込み水には中軟水の名張川の湧水を熟成させて使い、日本酒度+1、酸度1.5ALC15.5度に醸しています。

蛇の目に注ぐと、とろみがあるように感じ、酒色はほぼ透明。香りは仄かにベリー系の果実の香り。口に含むと生酒のフレッシュさと甘さ、無濾過のきめ細かな味わい、そして生酛の酸味がバランスよく調和しており、口腔に仄かな苦味を残してスッキリとキレてゆきました。『而今』とはまた違った旨味を追求しており、感心しながらグイグイ呑ませて頂きました。

65歳の誕生日が来て感じた事は、同い年の人達が割と体力や持久力が無いという事です。中学・高校と部活で頑張っていた人たちが、社会人となってお酒を呑むようになり、運動量だけが激減した結果です。もちろん、あの頃と同等にはできませんが、30年以上筋トレを行っている身からすると、体力・持久力はとても大切だなぁ思っています。お酒も旨いし!。♪

(。・_・。)ノ

2025年1月26日日曜日

令和7年のお正月も『廣戸川純米にごり生酒』最高‼

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。スマホでご覧の方は一番下までスクロールして、「ウェブバージョンを表示」でご覧頂くと、アーカイブやカテゴリを楽しめます。どうぞお試しください。

ここ何年か、お正月には日本酒通のF君にお願いし『廣戸川純米にごり生酒』を購入して頂いております。それは、私の勝手な主観により総括した「日本酒気に入りましたランキング2019」では第2位にランキングされた程の、超美味しかったお酒だからです!。

廣戸川にごり  首に噴出注意書き

堂々のラベル  裏書をどうぞ

滓が積もって  薄澄み部分を







撹拌して

廣戸川純米にごり生酒』は、福島県岩瀬郡で創業明治25年の松崎酒造店が醸しており、酒名は地元を流れる釈迦堂川が、昔は「廣戸川」と呼ばれていたのに因んで名付けられました。

杜氏は平成23年に26歳で後を継いだ息子さんで、その年から毎年金賞を獲るほどの研究熱心な若手杜氏です。酒蔵では洗米や浸漬などの原料処理に気を遣い、米の旨味を活かした柔らかで呑み飽きしないお酒に仕上げており、正に金賞に値するお酒となっています。令和元年6月の大阪サミットでは、各国首脳に振舞うためのお酒にも選ばれました。

廣戸川純米にごり生酒』の酒米は福島県産「夢の香」を、60%まで磨いて使っています。「夢の香」は父を出羽燦燦、母を八反錦1号で誕生した酒造好適米で、平成3年から10年もの歳月を掛けて誕生しました。良い両親を持って幸せだ!。酵母は「福島県煌酵母901-A113」で、リンゴや洋ナシの香りのカプロン酸とバナナの香りの酢酸イソアミルが出る酵母を使い、仕込み水にはミネラルの豊富な地下水を、井戸より汲み上げて使い醸しています。日本酒度は非公開ですが酸度は1.5、アルコール度数は16度で、たっぷりの滓と共に壜詰めして、壜内二次発酵させた活性にごり酒です。

廣戸川純米にごり生酒』の首ラベルには噴出注意の文字があり、しかも穴あき栓。氷点下でしたが用心して屋外で開栓。シュッと音がしてシュワシュワの泡が少し上がりました。セーフ。先ず上澄み部分を蛇の目に注ぐと、酒色は仄かに濁っています。香りは華やかで瑞々しくフルーティ。口に含むとスッキリと甘く、舌にピリピリと痺れるように酸が纏わりつきます。実に旨い!。

次に、撹拌して蛇の目に注ぐと、酒色は滓で白く濁っています。香りは変わらずフルーティ。やはりスッキリとしていて甘く、口腔や舌にピリッときて、咽喉に痛みを伴ってキレてゆきました。酸味も旨味の内に入る結構希少な味わいのお酒です。撹拌しても旨い!。一升壜なのであと4回も楽しめま~す。嬉し~。

廣戸川純米にごり生酒』を元旦以降も頂きましたが、お酒が酸化する事も無く、ほぼ開栓時のままの味わいでした。美味しいお酒のお手本のような日本酒だと思った次第です。♪

(。・_・。)ノ

2025年1月19日日曜日

R4 BYの『花陽浴美山錦48純米大吟醸無濾過生原酒』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。スマホでご覧の方は一番下までスクロールして、「ウェブバージョンを表示」でご覧頂くと、アーカイブやカテゴリを楽しめます。どうぞお試しください。 

昨年の今頃でしょうか、日本酒通のF君から『花陽浴美山錦48純米大吟醸無濾過生原酒』を譲って頂いたのですが、実は一年前の「R4BY」のお酒なので、それで良ければとの事。私的には全く問題無し(熟成されて得も言われぬ味わいかなぁ)と思い、譲って頂きました。これだけの立派なお酒なので、家で呑むタイミングを計っておりましたが、昨年の大晦日に遂に開栓の運びとなりました。(誕生日にと思ったけど、誘惑には勝てませんでした)

希少な花陽浴  酒米は備前雄町



2022年物です  仄かに琥珀色

このお酒は、埼玉県羽生市にある創業が明治三年の南陽醸造が醸しており、『十四代』『而今』と並ぶ入手困難酒の三本指に入る一つです。創業当時から『南陽』というお酒を主力酒としていましたが、2003年に五代目蔵元と、姉夫婦の三人で立ち上げた銘柄が『花陽浴』でした。酒名の由来は、「太陽の陽射しをたくさん浴びて、大輪の花を咲かせよう」という想いから名付けられました。

南陽醸造の生産量は250石と少なく、その内『花陽浴』は120石程度と少ないため、当然入手困難のお酒となっています。酒蔵では定価での直売も行っているのですが、販売当日は当然行列となるそうです。

花陽浴美山錦48純米大吟醸無濾過生原酒』は酒造好適米「美山錦」を48%まで磨いて使い、酵母は自社培養酵母で、荒川水系と利根川水系の入り混じった伏流水(軟水)を自社井戸から汲み上げ醸しています。日本酒度・酸度は非公表ですが、ALC16度の無濾過生原酒です。

開栓し蛇の目にトクトク注ぐと、トロミがあるように感じます。酒色は透明よりは仄かに琥珀色で、香りは穏やかにフルーティ。口に含むと濃厚で甘酸っぱい味わい。重厚な甘さが果実のようにジューシーで、後ろに隠れる酸はとてもきれいに感じます。呑み込むと舌や咽喉にジワジワと存在感を感じます。美山錦でこの味わいは初めてです。間違いなく来年のランキングに入るなぁ。「これが日本酒?」というレベルのお酒でした。

F君からは昨年末にお歳暮にと日本酒を頂いております。まぁ、なかなかの銘柄に驚く私ですが、それをお誕生日に頂こうと思っておりますので、ご期待ください。それにしても花陽浴は超美味しかったなぁ~。♪

(。・_・。)ノ