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2月に入り昨日今日と比較的に暖かい日が続いていますが、津軽は年末より大雪で、雪に関する死亡事故も多発しています。八甲田連邦のお陰で、県南には雪があまり降りません。1月初旬より県南から排雪用のダンプや重機が多数派遣されており、オール青森で雪と対峙しています。素晴らしいねぇ。
さて、1月は私の誕生日があり、昨年末にお歳暮にとF君より頂戴したお酒を頂きました。ドラゴンボールの孫悟空が出す元気玉のように、F君が自宅の日本酒専用冷蔵庫からエイッと選んでくれたのが『高砂松喰鶴 純米大吟醸山田錦無濾過生』でした。う~ん、聞いた事が無いお酒だなぁと思っていたらF君が、「『而今』の酒蔵のお酒です。知りませんでした?」と。う~ん、悔しいけれど知りませんでした。
このお酒は、三重県名張市で創業1818年(文政元年)の木屋正酒造が醸しており、超入手困難酒『而今』が誕生前に造っていたお酒です。『高砂』という銘柄や蔵元は、日本各地にあったために、混同を回避するために『而今』を立ち上げています。
木屋正酒造が、2018年に創業200年を迎えたのを契機に、『高砂』を大復活させました。もちろん、製造法や使用する酵母など、既存の手法に依存せずに醸しています。今回は特に、生酛用の仕込み水を熟成させたものを使うなどの工夫を取り入れて、特注の木桶で仕込んでいます。『高砂松喰鶴』の松喰鶴は、ラベルを見ると分かりますよ。
高砂松喰鶴 松喰鶴がラベルに
裏書をどうぞ 酒色はほぼ透明
『高砂松喰鶴 純米大吟醸山田錦無濾過生』の酒米は、酒造好適米の絶対王者「山田錦」を45%まで磨いた大吟醸造りで、酵母は酸の生成が控えめで、華やかな芳香の「くまもと9号酵母」、仕込み水には中軟水の名張川の湧水を熟成させて使い、日本酒度+1、酸度1.5、ALC15.5度に醸しています。
蛇の目に注ぐと、とろみがあるように感じ、酒色はほぼ透明。香りは仄かにベリー系の果実の香り。口に含むと生酒のフレッシュさと甘さ、無濾過のきめ細かな味わい、そして生酛の酸味がバランスよく調和しており、口腔に仄かな苦味を残してスッキリとキレてゆきました。『而今』とはまた違った旨味を追求しており、感心しながらグイグイ呑ませて頂きました。
65歳の誕生日が来て感じた事は、同い年の人達が割と体力や持久力が無いという事です。中学・高校と部活で頑張っていた人たちが、社会人となってお酒を呑むようになり、運動量だけが激減した結果です。もちろん、あの頃と同等にはできませんが、30年以上筋トレを行っている身からすると、体力・持久力はとても大切だなぁ思っています。お酒も旨いし!。♪
\(。・_・。)ノ