2022年4月11日月曜日

三浦酒造と八食センターがコラボ『豊盃×849特別純米直汲み生酒』

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四月に入り、凍てつく冬を耐えた水仙や福寿草などの草花が次々に花を付けています。陽気に浮かれグラジオラスやダリヤの球根の植付けを忘れないようにと思っています。

 福寿草が咲き  水仙も花を咲かせ

冬越しのガーベラ 芍薬の芽が出て

さて、お酒なら何でも嗜む義兄より、私のお誕生日にと日本酒を頂いておりました。それは、三浦酒造と八食センターのコラボ酒豊盃×849特別純米直汲み生酒です。一昨年、八食センターの方と三浦酒造の方が「年末に何か面白い事ができないかなぁ」という何気ない会話から、特別なお酒を造ってみようと云う事になり、2000本限定で誕生したお酒だそうですが、一年目は発売三週間で1500本が売れた人気のお酒です。

この豊盃×849特別純米直汲み生酒』は弘前市の三浦酒造で醸しており、「849」はハッショクというダジャレで、八食センターでしか購入できない二千本限定の希少なお酒です。時計を模したラベルでは短針が8、長針が4,秒針が9となりハッショクの語呂合わせにもなっています。ラベルの色は昨年が黄色でしたが今年はピンクです。



豊盃直汲み849  849に針



詳細をどうぞ  酒色は透明

三浦酒造は昭和5年の創業で、年間生産量は約四百石と小さな酒蔵です。わが八戸の祖の南部家と敵対していた陸奥国弘前藩初代藩主の津軽為信が、戦場で兵の士気を鼓舞するために歌ったと云われる男女の求愛の唄「ホウハイ節」から酒名が命名されました。(昨年のブログと一言一句違わず!)

スペックは非公表ですが、ベースになっているお酒は多分昨年同様『豊盃純米吟醸豊盃米55直汲み生原酒』ではないかと思われます。酒米は全国でこの酒蔵だけが唯一契約栽培している酒造好適米の「豊盃米」を55%まで削って使用し、酵母は自社酵母、仕込み水は津軽富士といわれる岩木山の伏流水を蔵の井戸から汲み上げて使用し醸したのでは。日本酒度+3くらいで酸度は1.4くらいでしょうか。

開栓すると香りは爽やかに麹の香りがフルーティさを伴っています。蛇の目に注ぐとお酒の色は透明で、口に含むと重厚でパンチの効いた甘さを感じ、これが豊盃米の旨味かと再確認。呑み込む寸前に酸味が鼻腔に抜けます。穏やかな辛さが舌にピリッときますが、返ってバランスを整えているようで、今年の『豊盃×849特別純米直汲み生酒』は昨年とはケタ違いの旨さのお酒でした。

三浦酒造さんでは、以前八戸で「豊盃の会」を毎年のように開催していましたが、残念な事にここ数年は開催されていません。青森・岩手・秋田、どこの酒蔵さんでもよいのですが、自慢の生酒や無濾過生原、滓がらみ、貴醸酒などを披露し、参加者全員を驚かせてほしいと願っています。♪

(。・_・。)ノ

2022年4月4日月曜日

超長い『栄光冨士GMF24LEGEND OF THE CREYSTAL純米大吟醸無濾過生原酒』憶えきれん

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私が尊敬し且つ敬愛する鶴田町のN氏が3月末で退職されました。昨年に古希を迎えたという事なので七十歳。この年齢まで永く勤める事ができたのは本人のやる気ばかりでは無く、この人でなければという雇用側のメリットが必要です。やっぱりN氏は大した人だと、再度思い知らされました。

さて、昨年末にチャイルドシートが急遽必要になった方に、ウチにあった年代物をお貸ししたのですが、お礼にと下さったのが何とまさかの栄光冨士GMF24LEGEND OF THE CREYSTAL純米大吟醸無濾過生原酒でした。チャイルドシートを買うほどの金額だったのでは…。

このお酒は、十代将軍徳川家治が治めていた安永2(1778)に創業した山形県鶴岡市の冨士酒造が醸すお酒で、創業当時は日本一の酒造りを目指し『冨士』という銘柄でしたが、昭和30年に「栄光」の二文字を加えた『栄光冨士』となり現在に至っています。

また冨士酒造は加藤清正ゆかりの酒蔵で、九州の熊本藩主だった加藤清正が二条城で家康と謁見後、帰途に就いた船上で怪死した後、嗣子忠廣は改易され山形県鶴岡に配流されましたが、その地で授かった娘とゆかりがあるそうです。



栄光冨士  ラベルがきれい

肩ラベル  裏書をどうぞ







酒色は透明

栄光冨士GMF24LEGEND OF THE CREYSTAL純米大吟醸無濾過生原酒』の酒名ですが、「GMF」はGlorious Mt Fujiの略で訳すと栄光富士、「24」は精米歩合24%で「CREYSTAL」は結晶という意味合いから、24%精米の米粒を表しているかと思います。また、メインラベルにある13個のGは13代目に因んでおり、Gの傾き加減は、精米歩合の24%より時計回りに24度傾けています。

酒米は山形が誇る「出羽燦々」で、人気の「美山錦」と「華吹雪」を交配させて作られ、吸水性が良く醪に溶け込みやすい特徴があり、それを惜しげもなく限界近くの24%まで削っています。酵母は香り高く華やかな酒質になる「山形酵母」。仕込み水は日本一のきれいな水道水と言われる鶴岡の地下水で醸し、日本酒度-5、酸度1.5のお酒です。

何気なく開栓すると「ボンッ」と大きな音がして驚きました。利き猪口に注ぐとトロミがありそうに流れ落ち、酒色は無色透明で蛇の目がクッキリ。香りは生酒特有の麹の香りに吟醸香が合体。口に含むと重厚な甘さで、これが日本酒かと思うほどにジューシー&フルーティな味わい。呑み込むときに微かに酸を感じます。出羽燦々の旨味が溢れる逸品だと思います。また『栄光冨士』は四季醸造の酒蔵で、年間を通して新酒が出ます。しかも、殆どが無濾過の生原酒なので、生酒の在庫の薄くなる夏から秋にかけて本当にありがたく、冨士酒造さんには感謝の言葉しかありません。

前述のN氏とは、コロナが終息したらお酒をご一緒したいとメール等で遣り取りさせて頂きましたが、今は6波で次は7波も見えており、ワクチンも3回目の次は4回目かと、まだまだ思うようになりません。先の見えない中、再会はいつになるか分かりませんが楽しみにしております。♪

(。・_・。)ノ

2022年3月28日月曜日

母の誕生日に『出羽鶴純米吟醸おりがらみ生袋吊り雫』を

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先日来、官公庁や学校、民間会社まで人事異動について新聞に掲載されており、細かい字を老眼鏡で追っています。昔は知った名前があれば誰それがどこそこに移動だとか、定年だと思ったものですが、自分が60歳を過ぎると知った人たちが少なくなっている事に溜息が出ています。

さて先日、母の誕生日を一緒に祝いたいと弟が駆けつけ、母、私、弟の三人でお酒を呑み、母の長寿にあやかりたいと祝いました。私は昼から買い出しに出かけ、夕方から調理を開始して「豚バラ・キャベツのオイスターソース炒め」「ミネストローネ肉じゃが」「ホルモン鍋」を弟の到着予定の18時に合わせて準備しました。

「ピンポーン」とチャイムとともに弟が現れ、彼の手には私のためにと持参した出羽鶴純米吟醸おりがらみ生袋吊り雫が!。これは凄い!。

出羽鶴の袋吊り  豪快な印章のラベル



裏書をどうぞ  酒色は仄かに濁り

このお酒は、秋田県南部の山間に位置する大仙市の出羽鶴酒造が醸しており、創業は幕末の慶応元年(1865)ですが、当初はヤマト酒造店として創業し、大正二年(1913)に現在の社名になっています。「鶴のように優美な、出羽の国の酒となるように」との願いが込められた社名の酒蔵です。

酒米には最強の酒造好適米といわれる「山田錦」を50%まで精米して使用し、酵母は日本醸造協会が2014年に開発した最新の酵母「協会1901号」、仕込み水は出羽丘陵の雪解け水を水源とする湧水で醸し、上槽時には圧搾機を使わずに酒袋を吊るして滴り落ちる酒を瓶詰めした、日本酒度は+3、酸度1.8の季節限定、数量限定酒です。

出羽鶴純米吟醸おりがらみ生袋吊り雫』を蛇の目に注ぐと、透明と思われた酒色は実は仄かに濁っており、香りはフレッシュさを感じる優しい香り。口に含むと爽やかで甘くフルーティな味わいと大人しめの酸が。呑み込むと咽喉の奥に僅かの辛さを残してキレてゆきました。「うまい!!」といって呑む私に、弟もしたり顔でした。

弟が来るときには殆ど私が料理をしますが、最近は腕も上がってきたような気がします。何を食べてもらおうかとメニューを考えるのも楽しみで、「工夫して安価で美味しく」を目指しています。♪

(。・_・。)ノ