2022年3月28日月曜日

母の誕生日に『出羽鶴純米吟醸おりがらみ生袋吊り雫』を

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先日来、官公庁や学校、民間会社まで人事異動について新聞に掲載されており、細かい字を老眼鏡で追っています。昔は知った名前があれば誰それがどこそこに移動だとか、定年だと思ったものですが、自分が60歳を過ぎると知った人たちが少なくなっている事に溜息が出ています。

さて先日、母の誕生日を一緒に祝いたいと弟が駆けつけ、母、私、弟の三人でお酒を呑み、母の長寿にあやかりたいと祝いました。私は昼から買い出しに出かけ、夕方から調理を開始して「豚バラ・キャベツのオイスターソース炒め」「ミネストローネ肉じゃが」「ホルモン鍋」を弟の到着予定の18時に合わせて準備しました。

「ピンポーン」とチャイムとともに弟が現れ、彼の手には私のためにと持参した出羽鶴純米吟醸おりがらみ生袋吊り雫が!。これは凄い!。

出羽鶴の袋吊り  豪快な印章のラベル



裏書をどうぞ  酒色は仄かに濁り

このお酒は、秋田県南部の山間に位置する大仙市の出羽鶴酒造が醸しており、創業は幕末の慶応元年(1865)ですが、当初はヤマト酒造店として創業し、大正二年(1913)に現在の社名になっています。「鶴のように優美な、出羽の国の酒となるように」との願いが込められた社名の酒蔵です。

酒米には最強の酒造好適米といわれる「山田錦」を50%まで精米して使用し、酵母は日本醸造協会が2014年に開発した最新の酵母「協会1901号」、仕込み水は出羽丘陵の雪解け水を水源とする湧水で醸し、上槽時には圧搾機を使わずに酒袋を吊るして滴り落ちる酒を瓶詰めした、日本酒度は+3、酸度1.8の季節限定、数量限定酒です。

出羽鶴純米吟醸おりがらみ生袋吊り雫』を蛇の目に注ぐと、透明と思われた酒色は実は仄かに濁っており、香りはフレッシュさを感じる優しい香り。口に含むと爽やかで甘くフルーティな味わいと大人しめの酸が。呑み込むと咽喉の奥に僅かの辛さを残してキレてゆきました。「うまい!!」といって呑む私に、弟もしたり顔でした。

弟が来るときには殆ど私が料理をしますが、最近は腕も上がってきたような気がします。何を食べてもらおうかとメニューを考えるのも楽しみで、「工夫して安価で美味しく」を目指しています。♪

(。・_・。)ノ