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お彼岸に入った先週末に「彼岸じゃらく」の洗礼を受けました。水分を含んだ雪が強風とともに吹き付けて10㎝以上も積もり、スコップで掬うとあまりの重さに腰が痛くなりました。
さて、今回は前々回にご紹介させて頂いた、湯沢市の伝統的な行事【犬っこまつり】にコラボする秋田県湯沢市、木村酒造の日本酒の福袋『2022犬っこスペシャル福袋!』の後編で、『福小町特別純米犬っこ祭り生詰め』です。福袋の詳細を知りたい方は、3月7日分を読んで頂ければ幸いです。
ということで先日、愛知県の長男から届いた誕生日プレゼントの福袋(箱)1本目は、可愛い子犬がプリントされた『福小町純米吟醸』でしたが、瓶の微妙さに比べてその味わいは、山田錦の旨味が十分に引き出された、申し分のない旨さのお酒でしたが、この2本目『福小町特別純米犬っこ祭り生詰め』の味わいにも期待が掛かります。
蔵酒犬祭 英語で表記
裏書をどうぞ 酒色は透明
酒米は秋田県が開発した多収品種「ぎんさん」で、一般食用米ながらアミノ酸が少なく日本酒度が甘めに、そして後味も綺麗に仕上がります。またあまり削らなくても純米酒の適することが試験の結果で分かりました。その「ぎんさん」を60%まで削って使い、酵母はまろやかな味わいと華やかな香りが特徴の「協会1801号」、仕込み水は雄物山系の伏流水で、日本酒度+1.5、酸度1.4、アルコール度数15.5度に醸し、搾った直後に1回火入れをしたまま貯蔵する生詰めのお酒です。
蛇の目に注ぐと酒色は無色透明。香りは仄かにスッキリ感を思わせます。口に含むと爽やかな呑み口に、仄かな甘さとまずまずの酸味。口腔にはジワ感もきますが、総じて生詰めの旨味を味わえます。呑み込むと酸とタッグを組んだ辛さを感じ、爽快にキレてゆきました。煮付け鰈が抜群に美味しく頂けるお酒でしたよ。
1月生まれのお陰で、誕生日には搾りたての、そして美味しい盛りの日本酒を頂戴できます。本当に有難い事です。寒いなんて言っていられません。♪
\(。・_・。)ノ