いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 有難いことに、毎度、居酒屋に誘って頂いております。居酒屋によって置いてあるお酒が様々で、美味しいお酒に出会ったりするとテンションが上がり、お料理もたくさん頂いてしまいます。本当に感謝に堪えません。 さて、先日もお酒のお誘いを頂いて鷹匠小路の鷹匠アレイ1F「酒・肴 だるま」に招かれました。先ず、お酒のメニューを見て超ビックリ!!なんと『十四代中取り生』が普通に記載されています。そればかりではなくお酒のレパートリーの多さに本当に驚き、かつ、目移りしましたが流石に『十四代』は注文できません。だって、1合で2.200円では、そりゃ頼めませんよ。人の道として。 「酒・肴 だるま」の前で、右が筆者 お酒のお品書きにビックリ 先ず、乾杯は静岡県神沢川酒造場『正雪酒門 秋大吟醸』で、ラベルには「中秋の名月」を写した「ひやおろし」です。蛇の目のぐい呑みに注がれたお酒からは、上品で仄かにフルーティさのある吟醸香が。味わいは柔らかで軽く、きれいな呑み口できれいな甘さ。キレが良くお料理がおいしく頂けるお酒でした。侮れないなあ正雪。 『正雪酒門 秋大吟醸』 受け皿にこぼれるほど注ぐ お刺身は日本有数の漁獲高を誇る、港町八戸ならではのレベルの高さで、ウニはとろ~り、タコは生刺では?。普段、皆さんお刺身で食べているのは実は煮ダコで、タコの生のお刺身はなかなか食べられません。また、タラの白子は唐揚げで頂くのがおいしいのですが、今回は生でポン酢で頂きました。しかしその生の白子おいしさと言ったら、・・・入口の戸をバーンと開け放ち「うめ~~~!!!!(絶叫)」と叫びたい衝動に駆られます。 絶品のタコ唐揚げにつくね 絶品タラの白子をポン酢で 活!お刺身の盛り合わせ シメは『東一 山田錦純米吟醸』 『正雪』の後は、高知の『赤野伊太郎吟醸辛口』、広島の『寶剣純米吟醸八反錦』と辛口のお酒を戴いて、最後は佐賀県、五町田酒造の『東一 山田錦純米吟醸』で、辛口が続いていたので最後にはフルーティ系のお酒で締めました。注いだぐい呑みからは美味しい予感のするフルーティな香りがします。期待を込めて口に含むと、山田錦の旨味たっぷりのふくよかな米の味わいで、呑み終わると口腔に酸がやって来ますが、それがお料理をおいしくします。+1.0の中辛のキレが良いお酒です。美味しいお酒とお料理が合体してパワーが増し美味しさ3倍増しといった味わいでした。 今夜も美味しいお酒とおいしいお料理を本当に有難うございます。心から深く深く感謝しながら帰路に着きました。 \(。・_・。)ノ
2014年1月27日月曜日 |
2014年1月20日月曜日 |
誕生日に『不動 吊し無濾過純米大吟醸生原酒』を
いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 1月は私の誕生日。前回の東京オリンピックを知っているので、結構な年齢になりました。中身が伴っても伴わなくても人は齢を重ねてしまいます。いろんな事を見聞きしてそして感じて、年相応の人間に成長したいと考えています。 さて、その誕生日のお祝いで義兄より頂戴したお酒は、千葉県香取郡にある鍋店(なべだな)(株)の『不動吊し無濾過純米大吟醸生原酒』でした。日本酒好きの義弟に美味しい酒を・・と懸命に探して下さったと思います。その結果がこのお酒。超うれしいー!! 鍋店(株)の先祖は、元禄二年(1689年)に五代将軍綱吉公の御世、鍋座(金座や銀座と考え方が同じ)での製造権を持っていましたが、佐倉藩(現在の千葉県)より1050石の酒造株をも与えられ、成田山新勝寺の門前で酒造りを行った老舗中の老舗です。 新酒しぼりたて・・テンション上がる~!! ラベルからして既に美味しそう 今回のお酒は「吊るし」で、お酒を搾る際に吊るした酒袋から自然に滴るお酒のみを瓶詰めしたもので、無理やり搾ったときの雑味が混じりません。そんなお酒を開栓すると華やかな吟醸香が香り、期待は大きく膨らみます。ぐい呑みに注ぐとその香りは大きくふくよかになり、期待と共に口へ。予想にたがわない米のまろやかな旨味がしますが、後から来るはずの酸が「やさしい酸味」となり秒速でやってきて、そして咽喉越しに酸が「強い酸味」に変わります。後味はやはり雑味を全く感じずにキレていきました。山田錦に次ぐ評価もある秋田酒こまちを掛け米、麹米としており、日本酒度は0~+2、酸度1.5と辛口ですが、上品な甘さを感じる不思議なお酒です。 七転び八起きのぐい呑み 色合いや形が超お気に入りでーす ぐい呑みは、私のお気に入りベスト3に入っている、骨董品店より安価で求めたもので、値段はともかく、手触り、藍色の呉須(ごす)、重さなどが心地よく、使用頻度はかなり高めで、美味しく頂ける逸品です。因みに、今回美味しく頂いた『不動』は、とある地酒専門店による目隠しでの利き酒大会で、『十四代』『獺祭』など並み居る有名酒を向うに回し最高の評価を得たお酒だとか。義兄さま、本当にありがとうございました。 \(。・_・。)ノ
2014年1月13日月曜日 |
関谷醸造の「蓬莱泉特別純米生酒しぼりたて」
いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 お正月気分もやっと抜けて、仕事に精を出しております。しかし八戸は最高気温が氷点下と毎日寒い日が続き、あまりの寒さにポツリと「南国へ移住したいなあ・・」発言が毎年のように出てしまいます。南国には南国のつらさがあるのにねぇ。 さて、今回お正月に呑ませて頂いたお酒の第2弾は、当小幡建設日本酒クラブの会員でNリース勤務のK氏から、お正月用にと頂戴した愛知県関谷醸造の『蓬莱泉特別純米生酒しぼりたて』です。美味しそうなお酒だったため、K氏が差し出した一升瓶を奪うように頂戴しました。ありがとうございます。 箱には奥三河の清酒と 濁っていそうな感じ しぼりたての生酒で純米です このお酒のコンセプトは「老若男女が楽しめる新酒」というもので、「しぼりたて新酒」専用に設計、醸造された特別品とのこと、私もテンションが上がります。日本酒度や酸度は非公開らしいのですが、麹米が山田錦ということは期待できるのでは・・・。開栓すると微かですが華やかさがある立ち香。口に含むと、舌の上で唾液を酒が迎合し、甘みを伴った米の旨味となって口中に広がりますが、すぐにワイルドな酸味が追いかけてきて、咽喉にビリッとする辛さ。普通の原酒とちょっと異なる力強さを感じる美味しいお酒でした。『奥播磨 純米生原酒のおりがらみ』と少し重なるような味わいを思わせます。 今回のぐい呑みは、たぶん、もしかして、ひょっとしたら八日町の「朝日堂」さんで購入させて頂いたガラス製の酒器で、金箔のワンポイントが眩しい逸品です。薄造りなので、お酒の冷たさが指先や唇に伝わり、美味しさに拍車が掛ります。 金箔がブルーに映えて お酒を注ぐと趣が 「盆と正月」と言いますが、やっぱりお正月はおいしいお酒を毎日のみたいなぁ・・なんて思います。しかし、飲み過ぎて体を壊すとお医者さんからアルコール禁止令がでるかも。なので、休肝日をしっかり設け1回の飲酒を二合程度にして、細~く、長~く飲み続けたいと考えています。皆様もお体を御自愛下さい。 \(。・_・。)ノ
2014年1月6日月曜日 |
お正月には「三河武士 しぼりたて生原酒純米大吟醸」
いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 1月3日夜に「しぶんぎ座流星群」の天体ショーがありましたが、八戸市は残念ながら雲に阻まれ見ることができませんでした。月は三日月で月明かりに邪魔されることなく見れたはずだったのですが、本当に残念でなりません。 さて、年も明けましたが週2回のお酒のペースを守りつつ、おいしいお酒を頂いております。今回ご紹介するのは、長男から送られたお酒で、年末に掲載した『酒望子 純米吟醸 播州山田錦』と一緒に箱に入っていた『三河武士 しぼりたて生原酒 純米大吟醸』です。愛知県は岡崎市の酒蔵「丸石醸造」が醸すお酒で、お米は食用米の「大地の風」というお米を48%まで削って仕込んでいます。開栓してみると微かに吟醸香がしますが、旨味を内に秘めた香りとでも言えばいいのでしょうか。味わいは初めのうちは酸度1.7の酸味や辛みが表に立ちますが、そううちに舌が慣れてきて、まったりとした落ち着いた旨味だけが感じられます。そう、途中でフルーティさが湧きあがるように舌に感じてきます。計算して造られたお酒だとすると何という深謀遠慮的な・・・。 宅急便で『酒望子』とセットで 『三河武士 しぼりたて生 純米大吟醸』 しぼりたての肩ラベルがそそる 純米大吟醸の25BY 大地の風という食用米が原料 今回のぐい呑みは、だいぶ前に仙台の大学の学祭に行った際に購入した、陶芸クラブ員の力作です。素人が造ったとは思えないような、轆轤(ろくろ)の廻しっぷりが伝わり、色合いや手触りも良い逸品ですが、実は私のぐい呑みのチョイスは、酒器の重さにもコダワっています。それら三拍子揃ったぐい呑みを探すのが楽しいので、気に入ったものはつい、つい、つい買ってします。お金も無いのに借金で! 黒色は落ち着きがあります お酒の色が分からないのが・・欠点 おいしさは「味」のみにあらず。目で見て味わい、香りで味わい、舌で味わう。三位一体の感覚で味わうのが良し。でしょ。 \(。・_・。)ノ
2014年1月1日水曜日 |
あけましておめでとう日本酒ランキング
いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 そして、新年明けましておめでとうございます。今から考えれば週1回ではありますが、一年間このブログが続くのか疑問でした。しかし、皆様の温かい応援や「ブログ見たよ~」と言ってくれる方々に支えられ、何とかここまで続けることができました。本当に本当に心より厚くそして深く感謝申し上げます。 さて、新年の一回目は温故知新の精神で、昨年一年間呑ませて頂いたお酒の個人的感想による「2013年 日本酒気に入りましたランキング」を発表したいと思います。 それでは・・ドラムロール!スタート!!!ダララララ・・・・ 第1位: 陸奥八仙特別純米 生原酒【赤】(青森) 10月28日ブログ 第2位: 豊盃純米吟醸華想い55 (青森) 9月22日ブログ 第3位: 醸し人九平次 human (愛知) 7月28日ブログ 第4位: 亀甲花菱 無濾過生原酒 山田錦 (埼玉) 7月21日ブログ 第5位: 富久長無濾過生原酒八反草槽しぼり(広島) 4月29日ブログ 第1位 陸奥八仙通称【赤】 第2位 豊盃純米吟醸華想い55 第3位 醸し人九平次 human 第4位 亀甲花菱 無濾過生原酒 山田錦 第5位 富久長無濾過生原酒八反草槽しぼり 次点:華一風特純 低圧しぼり無濾過生 以上の結果となりましたが、次点には華一風特別純米 低圧しぼり無濾過生原酒12/16、夢山水十割奥9/2、陸奥八仙 特別純米ISARIBI無濾過生原酒(青森)3/25、新政県内限定別誂純米吟醸ヴィリジアンラベル6/3、豊盃純米しぼりたて無濾過生原酒6/24、純米吟醸七力華想い100%10/7、豊盃大寒仕込み純米大吟醸山田錦仕込み12/9・・など次点とは言え、美味しいお酒はたくさんあり過ぎて、本当は順位を付けられません。しかし、日本酒の愛飲者のスソノを広げるためにも是非味わって頂きたいお酒の数々、宜しければお正月中は美味しい日本酒を飲んでみませんか。 \(。・_・。)ノ
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