2020年11月2日月曜日

入手困難酒『磯自慢本醸造寒造り低温貯蔵酒』

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日本酒、ビール、ワイン、ウイスキーなどのお酒の品揃えが豊富で、しかもレアな物も紛れ込んでいる「セプドール・アン」に奥様のお供で行ってきました。日常品や野菜、お弁当まで揃っているためスーパーの括りでしょうか。

奥様がお惣菜を見ている間に私は冷蔵庫のお酒を探索。すると『磯自慢本醸造寒造り低温貯蔵酒』を発見。実はこのお酒は、本醸造なのにプレミアが付き入手困難酒となっています。



磯自慢本醸造  肩ラベル


裏書をどうぞ  色合いは無色

このお酒を醸すのは静岡県焼津市の磯自慢酒造で、創業は江戸末期の天保元年(1830)です。また平成20年には洞爺湖サミットの乾杯酒に選ばれ脚光を浴びました。

磯自慢本醸造寒造り低温貯蔵酒』は酒米がキヨニシキを三段仕込みの一段目初添えと二段目仲添えに使い、三段目の留添えには兵庫県産特A地区の山田錦を使用しています。酵母は静岡県のオリジナル酵母で、有機酸が少なく吟醸香が高い自家培養酵母のNew-5を使い、仕込み水は南アルプスを水源とする大井川の軟水の伏流水を使用し、冷蔵仕込室で低温でじっくりと発酵させ、日本酒度+6、酸度1.2のお酒に醸しました。

香りは上品で穏やか、口に含むと本醸造なのに酸味が少なく仄かな甘さを感じます。甘さ、辛さ、酸味のバランスが良く、呑み込む際に苦みがちょっぴりでキレの良いお酒でした。発見して購入してラッキーでした。

このお酒は、静岡県限定酒で県外にはあまり出回ってはおらず、静岡県内の方も手に入れづらいといわれています。何故ならば、吟醸香のある本醸造酒の人気№1との事です。ね、ラッキーでしょ。♪

(。・_・。)ノ