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先日、「 第9回
日本全国地酒で乾杯!」のイベントに参加させて頂いた事を当ブログに書かせて頂きましたが、20時全国一斉乾杯でお開きとなり、物足りない私と日本酒クラブのN氏が向かった先は、歩いて1分の「海ぼうず」さんでした。
店に着くとどこかの団体さんの貸し切り状態でしたが、少し待たせて頂くと私たち二人の貸し切りに。「ひやおろし」が多い中、乾杯に選んだのは新潟県上越市の新潟第一酒造が醸す『山間(やんま)1号中採り直詰め生原酒』です。
山間1号タンク
この新潟第一酒造は大正11年に創業の亀屋酒造が昭和38年に他の4社と統合してできた会社で、今は珍しくありませんが、古くからの杜氏制度を廃止し社員による酒造りをおこなっています。豪雪地帯にある酒蔵では地下水が豊富で、蔵の裏山の井戸から清冽な水が湧き上がっています。
主力酒は『越の白鳥』でしたが、平成19年に「山間(やまあい)のこの地元で栽培された酒米で醸したお酒」というコンセプトから誕生させたのがこの『山間』です。因みに無濾過原酒のお酒だけが『山間』と名乗る事ができるそうです。
酒米は地元の棚田で栽培した酒造好適米「五百万石」を使い、亀口より流れだす無濾過原酒を直詰めしています。美味しくない訳が無い!。グラスに注ぐと穏やかに甘さを称えるような香りがします。口に含むと舌にピリ感を感じますが、甘さと酸味があり渋みがアクセントになっています。無濾過なのにスッキリとしたキレも併せ持つ呑みやすく美味しいお酒でした。
尾瀬の雪どけ 澤屋まつもと
日置櫻鍛造 N氏と店主と
その後は、『純米大吟醸 尾瀬の雪どけ旬吟生詰め』、『澤屋まつもと守破離朝日』、などいろいろ頂き、『日置櫻鍛造生酛純米強力』でシメとなりました。「海ぼうず」さんの冷蔵庫を空にするつもりで臨みましたが、一次会のイベントで結構頂いたので、早々に中締めと致しました。♪
\(。・_・。)ノ