2020年10月5日月曜日

酒どころ秋田県湯沢市の『両関純米大吟醸裏雪月花一回火入れ』

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

八戸は青森県の東側にある、平たく言うと田舎町なので、コロナも殆ど発生していません。(先週金曜に一人確認されましたが‥)ということは、もっと日本酒のイベント等があっても良いと思っており、心待ちにしております。

さて、先日八食センターにお刺身を求めた際に、ついでにお酒も購入しました。値段を見ないで購入したら、支払いの際に一万円札を出したのに、釣銭が異状に少なく、結局高額なお酒を購入したことが判明。買ったお酒は『両関純米大吟醸裏雪月花一回火入れでした。裏ですよ。ウラ。


文字が裏返って  酒の色は透明

このお酒は酒どころ秋田県湯沢市で、創業が明治七年の両関酒造が醸しており、酒蔵の名は刀剣に由来し、東の大関は「正宗」、西の大関は「宗近」なのを、東西に跨がる酒蔵界の大関となるようにと『両関』にしたようです。

酒米は麹米を「山田錦」、掛け米に「秋田酒こまち」の一流どころを使用した大吟醸で、栗駒山から流れ込む皆瀬川の名水「力水」を使い、低温長期醸造法という醪の最高温度を抑えてゆっくりと発酵させる方法で、日本酒度-2、酸度1.4のお酒に仕上げました。また『両関雪月花』は通常2回の火入れですが、今回のウラバージョンは1回火入れの特別版で、限定販売店にのみ卸す数量が極小のお酒となっています。

両関純米大吟醸裏雪月花一回火入れ』を利き猪口に注ぐと色合いは無色透明で、香りは仄かにややフルーティ。口に含むと優しい透明感のある甘さを感じます。無濾過にはない穏やかな甘さは、喉の奥にもジワ感がなく何杯も美味しく頂けるスッキリとしたお酒でした。

秋は「秋上がり」や「ひやおろし」の季節となっており、私の大好きな「無濾過生原酒」が少い状況です。寒いのは嫌いですが、新酒の出る冬が待ち遠しい今日この頃です。♪

(。・_・。)ノ