2018年10月1日月曜日

さすがの旨さ!!『鍋島純米吟醸五百万石生酒』


 
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大型の台風24号は西日本に大きな被害を与え、NHKのテレビでは定時番組を中止して台風の緊急放送を行っていました。八戸にも1日朝7時頃は最大瞬間風速33.8mを記録し、風雨とも強くなってどうなることかと思っていましたが、被害はそれほどでもなく通過したようで安堵しました。

さて、8月中旬に夏期休暇で帰省予定だった長男が、8月初旬に名古屋の有名酒販店「酒泉洞堀一」の店内で、「何か欲しい日本酒は?」と連絡をくれました。通話しながらあれこれチョイスし、入手困難といわれる佐賀県鹿島市の富久千代酒造場が醸す『鍋島 純米吟醸五百万石生酒 』を購入できました。「じゃあ、これ持ってお盆に帰るからねぇ」とは、何と優しい息子でしょう。ありがたや。

富久千代酒造場の創業は大正末期ですが、平成10年にネーミングを一般公募により、佐賀県の江戸期の呼称、鍋島藩に因み『鍋島』として新ブランドを立ち上げました。ラベルの脇にある三十六萬石は当時の鍋島藩の石高です。平成23年のIWC大吟醸部門で(トロフィー)最優秀賞を取り、人気も実力も急上昇で入手困難酒に拍車が掛っています。

鍋島五百万石生酒  裏書きはシンプル

酒色は無色透明で

鍋島 純米吟醸五百万石生酒 』は酒米が酒造好適米「五百万石」で、多良岳山系からの良質な地下水を仕込み水に醸しています。蛇の目のある利き猪口に注ぐと、色合いは薄い琥珀色です。香りは優しくフルーティで香量も多く感じます。口に含むと重厚感のあるジューシーさにビックリ!。かなり濃い目のジューシーさ、生酒の闊達さを感じさせます。辛さは感じないと思っていたら、咽喉の奥が熱くなるような辛さを感じました。酸味と辛さが程良く協調性を持たせたようでした。

口にした瞬間に「こりゃ旨い!!」と口に出る日本酒はそんなにありませんが、この『鍋島 純米吟醸五百万石生酒 』はホンモノの内の一つで、今年ランキング入りする可能性の高い旨さでした。♪

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