先日、鉄道工事の現場研修会があり、滝沢市の大釜駅付近での工事現場視察と、羽越本線で過去に起こった事故の慰霊に参加させて頂きました。
集合は例年通り盛岡駅で、JRバスに乗って出発です。最初の訪問地の大釜駅では、秋田新幹線こまち号への雪氷の付着を取り除くための施設を整備する大規模なプロジェクトが進行中でした。また、午後の羽越本線では慰霊碑に献花して黙祷し、二度と悲惨な事故が起きないようにと手を合わせました。
バスガールと 風力発電と鳥海山
現場の研修を終えたバスは山形県鶴岡市の「愉海亭みやじま」に到着し、そのまま日本海に沈む夕日を望む屋上露天風呂に直行しました。懇親会では約30人に一人一人お酌して、ご挨拶させて頂ました。その後、懇親を更に深める二次会ルームで頂戴したのが、今回御紹介する『わしの尾 純米 雪の鼓』です。
焼石投入磯鍋? 鷲の尾雪の鼓
大正チックなラベル 酒色は琥珀色に
このお酒は、岩手県八幡平市で創業が文政十二年(1829)の澤口酒店が醸しており、大鷲が住んでいたという厳鷲山(岩手山の別称)の山麓より湧き出る水で醸したため、『鷲の尾』という銘柄としたそうです。『わしの尾 純米 雪の鼓』の酒米は山田錦を使用しており、普通の純米酒ですが、お酒のスキルとしては一級品です。酒色はしっかり琥珀色なのに、香りは酸っぱそうな感じはありません。口に含むと琥珀色の色合いに反し甘さもあり、酸味はそれほど感じる事なく、複雑で重厚な旨味にいくらでも頂けるような味わいでした。
今回の研修会も盛岡駅で解散しましたが、私は駅前の坂本酒店で三重県の『作 雅乃智中取り純米大吟醸』を買って新幹線に乗込みました。このところ何回か通っているので、お姉さんとも親しくなってきて、我儘が効きそうな気もしています。♪
\(。・_・。)ノ