2018年12月24日月曜日

今年のシメは津軽のメー酒『豊盃純米しぼりたて無濾過生原酒』


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一年の経つのは本当に早いもので今年も色々ありましたが、心に残ったものとして、①私の個人的なお祝い事で津軽からN氏M氏が来八され祝福して頂いた事。②長男夫婦の自宅完成でお祝いに名古屋へ。③NHKのニュースでインタビューされテレビにアップで出た事。次点として、十和田駒街道マラソンの台風による中止で無念・・とこんな感じでしたが、来年はどのような年になるか期待に胸が膨らみ、また不安もありますが、とにかく健康に留意して来年も良い一年にしたいと思っています。

さて、今年も弊社の忘年会が「焼き肉レストラン一心亭」様で盛大に行われました。例年「家族も一緒にどうぞ」との事で、社員のお子様方も多数参加され、ゲーム大会もあり毎年賑やかな忘年会となっています。お肉の方は「忘新年会・特別!黒毛和牛コース」で、絶品のお肉に舌鼓を打ちました。

津軽の、めー酒   豊盃ですじゃ

今回持ち込ませて頂いたお酒は、津軽のメー酒(旨い酒→うめぇ酒→めぇ酒→メー酒)豊盃 純米しぼりたて無濾過生原酒』です。青森県弘前市の三浦酒造は昭和の初期に創業した400石の小さな酒蔵で、弘前藩初代藩主の津軽為信が戦場で兵の士気を鼓舞するために唄った「ホウハイ節」から命名されました。

豊盃 純米しぼりたて無濾過生原酒』は酒米に「華吹雪」を、酵母に「自社酵母」、仕込み水は岩木山系伏流水を使い日本酒度+2、酸度2.0に仕上げています。開栓すると生酒の香りがして美味しさを彩ります。弊社会長の乾杯の音頭で口に含むと、フレッシュで荒々しい無濾過の味わい。酸味も強めでしたがフルーティさもあり、焼き肉にも負けない力強さも感じました。持ち込ませて頂いた1升の日本酒は、各社員のグラスへ次々と注がれ、直ぐに無くなってしまいました。

  盛り上がる社員  ゲームも盛況

  社長から豊盃を  営繕の人たちに

  建築の人たちにも  私から社長へ

元旦には今年の総括「日本酒気に入りましたランキング2018」をお届けしますので、どうか期待してご覧くださいませ。それでは良いお年をお迎え下さ~い。♪

(。・_・。)ノ

2018年12月17日月曜日

『たかちよハロウィンラベルfeat.SAKAZUKIN(ドラキュラ)扁平精米無調整生原酒』長い‼

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来年は60歳となり節目の年となるため、高校の同期会を秋頃に開催する予定でおり、準備作業を行う仲間が集まって、決起集会ならぬ決起懇親会が八日町の「いろはにほへと」で行われました。

その会を「暁会」と称し、八戸工業高等学校第29(昭和52年度卒)の同期会の幹事会なのですが、いろんな業種の仲間が集まるため業界内の話も面白く、あっという間に時間が過ぎてしまいます。前回の懇親会には『陸奥八仙がんじゃ自然酒倶楽部純米吟醸生原酒』と『特別純米原酒生酒福小町』の四合瓶を差し入れさせて頂きましたが、今回はたかちよハロウィンラベルfeat.SAKAZUKIN(ドラキュラ)扁平精米無調整生原酒の一升瓶を持ち込ませて頂きました。

たかちよハロウィン  ドラキュララベル

酒色は透明  いろはにほへと

このお酒は、新潟県南魚沼市の高千代酒造で醸しており、扁平精米という技法で中心部の心白だけを使って醸しているため、雑味が無く旨味たっぷりに仕上がっています。日本酒度などのデータは非公表との事ですが、『たかちよ』にはハズレが無いのを知っているので問題ありません。

開栓すると果実のような香りがします。グラスに注ぐと透明な酒色。乾杯の音頭と共に口に含むと、予想通りにフルーティ&超ジューシー。おいしいおいしいと皆さんに喜んで頂き、アッという間に空瓶に‥。

話の内容は仕事の話から健康の話、そして落ち着く先は高校時代の話です。卒業して40年経ちましたが、ついこの間卒業したような気持でしたが、五十肩や白髪、薄毛、メタボに不整脈など高校時代とは無縁の体になって、卒業したのは遥か昔の事なのだと各自が痛感していました。♪
(。・_・。)ノ

2018年12月10日月曜日

名古屋のお土産に『紀土(KID)純米吟醸しぼりたて生酒』


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11月中旬に、愛知県刈谷市の長男夫婦のところへ行ってきました。自称「晴れ男」の旅では雨は降らず、今回も新幹線より富士山を見ることができました。そして2日間とも暖かく、広大なコスモス園では可憐な花がそよ風に揺れていました。

富士山が見え  名古屋駅構内で

都会的な建物   東京駅で

帰りは東京で時間を作り、念願だった神田明神の前の天野屋で甘酒を頂戴しました。勝手に師と仰ぐ故杉浦日向子さんの著書に紹介されていたため、絶対に行かなければならない場所でしたが、おいしい甘酒に心が和みました。


さて、帰りの新幹線は東京駅から乗ったのですが、その際にグランスタ長谷川酒店で買ってきたのが『紀土(KID)純米吟醸しぼりたて生酒』です。このお酒は和歌山県海南市で昭和3年創業の平和酒蔵株式会社が醸しており、現在の社長が自社ブランドである『紀土(KID)』を立ち上げました。「紀州の風土」と「子供のように天真爛漫」にというところから酒名は命名されています。

紀土(KID)純米吟醸しぼりたて生酒』は貴志川の伏流水を仕込み水に、酒米は五百万石、香りが良く吟醸酒向きの協会9号酵母で仕込んでおり、日本酒度+2、酸度1.3の生酒です。

紀土しぼりたて  裏書をどうぞ

ほんのり琥珀色で  帰りの富士山

ぐい飲みに注ぐとフルーティな香りが舞い香量の多さを感じます。口に含むと瑞々しくフルーティ&ジューシーな甘さを感じ、後味には爽やかな酸味がキレを呼び込みます。旨味たっぷりの味わいにビックリでした。このお酒のもう一つのすごいところはコスパが立派という事です。値段は通常の生酒より三割ほどリーズナブルで、絶対にお得な美味しいお酒です。

帰りの新幹線の時間まで、東京都内をタクシーで観光しました。行幸通りから皇居、国会議事堂を通り新国立競技場や迎賓館、神宮球場等々いろいろ見ることができました。最後は神田明神を参拝し、聖橋を渡ってニコライ堂前でタクシーに乗り東京駅へ戻りました。♪

(。・_・。)ノ

2018年12月3日月曜日

超のつく旨さ『米鶴純米吟醸超しぼりたて生』


 
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八戸市が誇る郊外型食品市場「八食センター」は、県内外の観光客の方々が大型バスで立ち寄って、昼食やお土産を買い求める施設です。港町八戸の超新鮮な魚介類から、三戸郡の野菜や果物が所狭しと並んでいます。家で呑むお酒が枯渇したことから、そんな八食センターへ美味しい日本酒を求め行ってきました。ここは日本酒も立派な品揃えの穴場なのです。

じっくりと品定めして購入したのは『米鶴純米吟醸超しぼりたて生』です。超搾りたてですよ。豪雪地の山形県高畠町で元禄年間創業の米鶴酒造が醸しており、元々は米沢上杉藩の御用酒屋を承っていたようです。実るほどに首を垂れる稲穂と民話「鶴の恩返し」に因み、感謝の気持ちを伝えられる真心のこもったお酒となるように『米鶴』となりました。

  米鶴の直汲み   裏書をどうぞ

 酒色は微かに琥珀色

米鶴純米吟醸超しぼりたて生』の酒米は山形が生んだ酒造好適米「出羽の里」を55%まで磨き、ホタルの飛ぶ清流屋代川の水を井戸より汲み上げて使って醸し、日本酒度は-1、酸度は1.4の直汲みで甘口です。開栓するとフルーティさと生酒の香りが混じり美味しさを演出します。利き猪口の酒色は微かに琥珀色で、口に含むと甘味が濃くピリ感と共にのどの奥が熱くなります。呑み進むと舌もヒリヒリと痺れるような錯覚も楽しめますがジューシーで旨味たっぷりなお酒でした。

  水洗いしたカブ   一口サイズに切り

  砂糖を計って    カブに投入

  お酢を量って    カブに投入攪拌

昨年はカブを初めて漬けたのですが、美味しく評判も良かったため、今年も漬けました。早いと一週間くらいで食べられます。今から楽しみにしています。♪

(。・_・。)ノ

2018年11月26日月曜日

蕎麦の会の忘年会に『若駒愛山90瓶火入れ無濾過原酒』


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青森蕎友会はただ蕎麦を打って食べるだけの会ではなく、老健施設などで蕎麦打ちを披露して、そのまま打ち立てを御馳走するボランティア活動も行っています。私は腕前が超未熟なため当然参加できませんが、食べるのは一人前です。という事で、割烹「萬鱗」での忘年会に参加させて頂きました。

  割烹「萬鱗」   本日のお料理です

  会長の挨拶   集まった日本酒

日本酒はY会長や他のメンバーからの差し入れで、6升もの日本酒が集まりましたが、私は若駒愛山90瓶火入れ無濾過原酒を持ち込ませて頂きました。

このお酒は、創業が「桜田門外の変」のあった万延元年(1860年)の、栃木県小山市でわずか100石の若駒酒造が醸しています。日光連山の伏流水を使い、酒米は収穫量の少ない幻の酒米「愛山」を90%に磨く精白とし、酵母は辛口のT-NDと旨味のT-Sをブレンドして醸しました。綺麗な旨味と透明感のある酸を酒造テーマに掲げてお酒を造っており、当ブログでも何回かご紹介させて頂いております。

  乾杯は若駒   裏書きをどうぞ

ぐい呑みに注ぐと生酛造りのような酸味のある香りがします。口に含むと酸が少し強く、辛さはそれほどでもありません。仄かな甘みもあり、呑み込むと喉の奥に酸味がジーンと残るお酒でした。あれっ、『若駒』こんなスッパイ味わいだったっけ?。フルーティな印象が強かったので、酸味に逆に驚きました。

  外ヶ濱やあたごの松  手打ちそば

その後は、『あたごのまつ特別純米火入れ』や『喜久泉金冠吟醸』『純米吟醸生原酒まんさくの花』等々、皆さんに矢継ぎ早に注いで頂き美味しく頂戴いたしました。お酒が無くなってきたあたりに師匠方が打った香り高いお蕎麦が登場。美味しいお酒と打ち立ての美味しいお蕎麦に至福な夜を過ごしました。

翌日の朝、家族で名古屋に出発の予定だったのでお酒は控えめに頂戴し、余力を残して帰宅しました。♪

(。・_・。)ノ

2018年11月19日月曜日

実家で『大観美山錦しぼりたて特別純米無濾過生原酒』


 
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毎月1回は実家でお酒を呑ませて頂いております。81歳のお袋様の手料理で頂くのですが、せっかく作っていた肴を出し忘れることもあり、年だなぁと思う今日この頃です。息子に料理を作ったり、一緒にいろんな話をする事で痴呆予防になっているのかも知れません。

そんなこんなで今回実家呑みに持ち込んだお酒は、茨城県日立市で明治二年創業の森嶋酒造株式会社が醸す『大観美山錦しぼりたて特別純米無濾過生原酒』でした。かの有名な日本画家の横山大観は、当酒蔵の四代目当主と深い交友があったため、本人から直接許可を得てお酒に大観と命名し、且つ、直筆でラベルの文字を書いてもらったそうです。

しぼりたてが眩しい   横山大観筆

裏書きをどうぞ  酒色は無色透明

大観美山錦しぼりたて特別純米無濾過生原酒』の酒米は美山錦を60%まで磨き、仕込み水は阿武隈山地の硬質の天然水を井戸から汲んで使い、酵母は901号酵母を使った日本酒度+2、酸度1.8のお酒です。

開栓すると生酒の香りがして、酒色は無色透明で澄み切っています。口に含むと先ず甘さを感じ、それがみずみずしくフルーティ&ジューシー。後味に軽く渋さや辛さがありますが、それがすっきりとしたキレを醸します。一口呑んだお袋様からも絶賛の言葉を頂戴しました。

東北の稲刈りは10月と遅いので、これからが新酒の季節になってきます。関東以南の酒蔵では既に仕込みも終わっており、新酒が各方面に入荷の時期を迎えています。早く美味しいお酒を呑みたいとワクワクしているところです。♪

(。・_・。)ノ

2018年11月13日火曜日

『十四代 無濾過中取り純米生詰』人生で2度目の『十四代』


 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。今回はある事情があり更新が火曜日となりました。その事情は後日・・・。

さて、昨年の春に、同業者の方々と割烹「萬鱗」でご一緒させて頂き、お料理を堪能する際に、おいしい日本酒を持ち込んで皆様方を洗脳しました。次回は「日本酒が美味しい店がいい」ということになり、今回は「海ぼうず」さんでの開催となりました。

  3階には十四代が  1階2階も侮れない

定刻に全員集合し、乾杯のお酒は皆さんビールで私一人が日本酒です。乾杯酒を探すために冷蔵庫を見てビックリ!。それは最上段に『十四代 無濾過中取り純米生詰』が鎮座していたからです。やるなー。値段を聞いたらそれ程に高価ではなく乾杯酒としました。山形県村山市にある創業元和元年(1615)の高木酒造は、超絶人気ブランドの『十四代』を武器に、今は天下無敵といったところでしょう。それ故に入手は困難を極めるどころではなくほぼ不可能で、抽選販売とかのレベルです。


十四代 無濾過中取り純米生詰』を1合グラスに注いでもらい乾杯です。香りは予想通りフルーティですが香量は多くはありません。口に含むとやはりフルーティな甘さを感じますが、さわやかな酸味とほんの少しの辛さが調和して旨味に変わっており、それでいてキレも良く上手に造ったお酒です。さすが『十四代』だと思いました。


  作 大吟醸   ハロウィンラベル

2番手は秋田県の『山本ピュアブラック純米吟醸』、3番手が福島県『飛露喜大吟醸』、4番手『作 朝日米純米大吟醸』で、5番手の『たかちよハロウィンCUSTOMMADEサラパンダver狼男純米大吟醸扁平精米無濾過生原酒おりがらみ』は、ラベルが新鋭クリエイターのサラノコトノハさんによるもの。このお酒は新潟県南魚沼市で創業明治元年の高千代酒造で造られておりますが、仕込み水は巻機山から湧き上がる超軟水で醸すため、味わいは柔らかで滑らかな酒質。酒名にある扁平精米とは通常精米の2倍の時間を掛けて扁平に精米し、米をその形のまま縮小させるように中心部の心白だけを使って醸しているため、雑味が無く旨味たっぷりに仕上がっています。今回は48%まで削って仕込んでおり、氷温熟成させています。

今の時期「無濾過生原酒おりがらみ」は、なかなかお目に掛かれないので肩ラベルを見たとたんに感激しました。開栓すると生原酒特有の旨味成分の塊のような香りがメッチャ香ります。グラスに注ぐとおりがらみの色合いが美味しさをそそります。口に含むと先ず爽やかで上品な甘さがジューシー。そして口の中で優しいピリ感と甘酸っぱさも。その甘さと甘酸っぱさ、ピリッとした辛さがハーモニーとなって美味しさを演出します。これはランキングに登場しそうな逸品だと思いました。

 からはし   1回火入れの写楽

グラスがカラになると矢継ぎ早にお酒を注ぎ、福島県喜多方市の『純米吟醸からはし夢の香』、同じく会津若松市の『純米吟醸写楽一回火入れ酒未来』で中締めとしました。

中締めの後に「次回はいつ?」という発言を振られ、何となく幹事にさせられたような気がします。それでは日本酒の美味しい時期にまた開催することで散開となりました♪

(。・_・。)ノ