毎月1回は実家でお酒を呑ませて頂いております。81歳のお袋様の手料理で頂くのですが、せっかく作っていた肴を出し忘れることもあり、年だなぁと思う今日この頃です。息子に料理を作ったり、一緒にいろんな話をする事で痴呆予防になっているのかも知れません。
そんなこんなで今回実家呑みに持ち込んだお酒は、茨城県日立市で明治二年創業の森嶋酒造株式会社が醸す『大観美山錦しぼりたて特別純米無濾過生原酒』でした。かの有名な日本画家の横山大観は、当酒蔵の四代目当主と深い交友があったため、本人から直接許可を得てお酒に大観と命名し、且つ、直筆でラベルの文字を書いてもらったそうです。
しぼりたてが眩しい 横山大観筆
裏書きをどうぞ 酒色は無色透明
『大観美山錦しぼりたて特別純米無濾過生原酒』の酒米は美山錦を60%まで磨き、仕込み水は阿武隈山地の硬質の天然水を井戸から汲んで使い、酵母は901号酵母を使った日本酒度+2、酸度1.8のお酒です。
開栓すると生酒の香りがして、酒色は無色透明で澄み切っています。口に含むと先ず甘さを感じ、それがみずみずしくフルーティ&ジューシー。後味に軽く渋さや辛さがありますが、それがすっきりとしたキレを醸します。一口呑んだお袋様からも絶賛の言葉を頂戴しました。
東北の稲刈りは10月と遅いので、これからが新酒の季節になってきます。関東以南の酒蔵では既に仕込みも終わっており、新酒が各方面に入荷の時期を迎えています。早く美味しいお酒を呑みたいとワクワクしているところです。♪
\(。・_・。)ノ