2014年10月27日月曜日

『若駒かねたまる純米吟醸木桶仕込み槽搾り生』

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 以前、栃木県の若駒というお酒をご紹介したのですが、その蔵元である若駒酒造には取って置きの「隠し玉」がありまして、その名も『若駒かねたまる純米吟醸木桶仕込み槽搾り生』という、本当は写真のラベルの様な記号配列『太○』で「かねたまる」と読み、蔵の屋号となっています。また「金貯まる」の言葉遊びにもなっており、縁起のいいお酒です。

 万延元年(1860)創業の若駒酒造では、江戸時代から蔵に眠っていた木桶を64年ぶりに修復して復活させ、毎年一槽だけ造っている蔵最高峰の純米大吟醸が、この『若駒かねたまる純米吟醸木桶仕込み槽搾り生』というお酒です。手作業により搾り袋に醪(もろみ)を詰め、丁寧に槽に並べて圧力をあまり掛けないようにして、雑味が混ざらない搾り方で上槽しています。

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      「∟太○って          木槽仕込みで         裏書を読んでみると

 グラスに注ぐとフルーティで華やかな立ち香が広がり、いやがうえにも期待は高まります。なんたって高価だったから・・。味わいは期待通りに、とっても重厚なジューシーさで、『十四代おりがらみ』より美味しいのでは、と思うほどの完成度。程良い酸味がアクセントとなり、旨味を残して咽喉の奥にキレてゆきます。ちょっと渋みもあるのでしょうか、バランスの取れた美味しいお酒で、これは何ぼでもいける・・・と、ついつい呑み過ぎてしまいました。

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   利き猪口は白く濁って         先輩方とカンパ~イ

 私が二十三歳の頃に勤めていた会社は、当時いろいろあり、残念ながら倒産してしまいました。そのとき一緒に働かせて頂いた監督だった方々と、一年に一回集まってお酒を呑んでおります。もう32年も経つのですが、先輩方との楽しい語らいは、その当時の私に戻してくれます。その先輩と一緒に『若駒かねたまる純米吟醸木桶仕込み槽搾り生』を味わいましたが、皆さん笑顔になってくれたので、準備した甲斐がありました。しかし、この後驚愕のお酒が登場。それは・・・来週の後半へ続く♪

\(。・_・。)ノ

2014年10月19日日曜日

大槌町の地酒『純米吟醸浜娘』

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 先日、鉄道工事の現場研修会に参加のため、三陸鉄道に乗り久慈から宮古まで行ってきました。今回の研修会は、東日本大震災で津波による被害が大きかった三陸鉄道が、今年の春に復旧したことを祝い、またその成果を確認するために企画されたもので、実際に列車に乗ってみると揺れが殆ど無く、驚きの精度でレールが敷設されているのが分かります。参加者全員で感嘆、そして納得の出来栄え、乗り心地でした。工事に携わった皆様、長い間本当にお疲れ様でした。

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     あまちゃんでお馴染み           お昼ごはんは「まめぶ汁」

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     私はどこにいるでしょう         レトロ列車の宝くじ号に乗りました

 久慈駅より添乗して頂いた三陸鉄道の橋上さんは、NHK朝ドラの「あまちゃん」製作に協力した三鉄の窓口として奔走した方で、列車の行く先々でその驚きの秘話を披露して下さいました。私たち一同「へ~、ホント?、そうだったのか~」という感じ。

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  あまちゃん撮影秘話を橋上氏より         浄土ヶ浜は奇岩が多く・・

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   浄土ヶ浜パークホテルに宿泊        給仕のお姉さまは美人でした

 さて、今回の研修会でお土産に買ってきたお酒は、岩手県大槌町にあった赤武酒造の『純米吟醸浜娘秋あがり』というお酒です。あった・・というのは、先の震災で酒蔵を全て流されてしまい廃業を考えていたところ、取引先や仲間、そしてお客様から復興を呼び掛けられ、盛岡市の桜顔酒造より酒造りの場を借りて復興した酒蔵だからです。

 『純米吟醸浜娘秋あがり』の酒米は酒造好適米「吟ぎんが」に、オリジナル酵母が「ジョバンニの調べ」って・・・宮沢賢治の【銀河鉄道の夜】に因んでいるのですね。復興後3年目の2014年2月には、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2014」で岩手県よりただ一社の金賞を獲得しています。やる気がハンパないぜ!!。

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    『浜娘秋上がり』       力強い「復活」の文字     裏書に赤武酒造の決意が

 復活を祝いながらグラスに注ぐと、ほんの微かですがフルーティさが。味わいは1回火入れのお酒らしく、生酒チックな部分も感じられますが、舌にピリッとするような辛さはあまりありません。少し甘いような、重厚なような。そして柔らかな旨味はスッとキレてゆきます。辛さが苦手な方には持って来いのお酒でした。

 今年も当該研修会に参加させて頂き、行く先々での手厚いおもてなしに、主催者の皆様は大変お疲れの事と思いますが、また是非来年も企画して参加を募って頂ければと願っております。ありがとうございました。♪

\(。・_・。)ノ

2014年10月12日日曜日

福岡の『庭のうぐいす純米吟醸うすにごり』

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 今年から青森蕎友会に参加させて頂き、蕎麦打ちを勉強させて頂いております。もう6回くらい打ちましたが、記憶力の衰えか又、努力が足りないのか、全く上達のあとがみられません。まあ、それなりに一生懸命頑張っているつもりなのですが・・・。さて、先月末には「新蕎麦の会」に参加させて頂きました。会場は下長の「うお徳」さんで、おいしいお料理と新蕎麦に舌鼓みを打ち、和気藹々とした和やかな会合になりました。杉浦日向子さんを師と仰ぐ私は、師の「蕎麦屋で日本酒」という信念から、今回も日本酒を差し入れさせて頂きました。

 一般的に九州は焼酎の文化だという先入観があります。しかし、佐賀には『東一』熊本には『美少年』と、他にも優れた日本酒があり、今回差し入れたお酒も、九州は福岡県久留米市の合名会社「山口酒造場」で醸す『庭のうぐいす純米吟醸うすにごり』です。

 「山口酒造場」は創業が天保元年(1703年)の老舗酒蔵で、九州一の大河である筑後川の恵みによる井戸水を酒造りに使っています。酒米は山田錦、酵母は幕末改築時から酒蔵に住み付いている酵母を使用し、美味しいお酒を醸します。酒名の『庭のうぐいす』は、五代目の当主が庭を見ているときに、どこからともなく鶯が飛んできて、庭の湧水で喉を潤している姿より命名したとのこと。うーん、ロマンだなあ。

 さて、一升瓶の栓を抜くと「ボン!!」と大きな音がして、みなさん何だ何だ・・・。「暑気払いの会」と同じ流れだなあ。「お酒の栓を抜いただけです」と私。「柳町さんの持ってくるお酒は必ず音がするなあ」と皆さん。ピチピチ言っているお酒を濾過しない生酒なので当然です。

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 印象的な色合いのラベル    水色にピンクのうぐいす        庭のうぐいす

 早速、開栓時の音につられて我も我もと皆さんぐい呑みにお酒を注いで呑み干します。にごりの感じから『陸奥八仙どぶろっく』のフルーティさを想定していたら、真逆の辛口の日本酒です。立ち香は酸っぱさを感じさせますが、うっすらフルーティさもあり、口に含むと酸味が7にフルーティさが3。これはハイクオリティな「どぶろく」の様ではありませんか。蕎麦にはどうかなあ・・と思いましたが、蕎麦は問題なく美味しく頂きました。

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     うすくは無いにごりです          絶品!うお徳さんのお料理

 あっという間に空瓶に変身。『庭のうぐいす純米吟醸うすにごり』が無くなっても大丈夫、会長さんの差し入れの『田酒特別純米』が待っていました~。♪

\(。・_・。)ノ