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先日、鉄道工事の現場研修会に参加のため、三陸鉄道に乗り久慈から宮古まで行ってきました。今回の研修会は、東日本大震災で津波による被害が大きかった三陸鉄道が、今年の春に復旧したことを祝い、またその成果を確認するために企画されたもので、実際に列車に乗ってみると揺れが殆ど無く、驚きの精度でレールが敷設されているのが分かります。参加者全員で感嘆、そして納得の出来栄え、乗り心地でした。工事に携わった皆様、長い間本当にお疲れ様でした。
あまちゃんでお馴染み お昼ごはんは「まめぶ汁」
私はどこにいるでしょう レトロ列車の宝くじ号に乗りました
久慈駅より添乗して頂いた三陸鉄道の橋上さんは、NHK朝ドラの「あまちゃん」製作に協力した三鉄の窓口として奔走した方で、列車の行く先々でその驚きの秘話を披露して下さいました。私たち一同「へ~、ホント?、そうだったのか~」という感じ。
あまちゃん撮影秘話を橋上氏より 浄土ヶ浜は奇岩が多く・・
浄土ヶ浜パークホテルに宿泊 給仕のお姉さまは美人でした
さて、今回の研修会でお土産に買ってきたお酒は、岩手県大槌町にあった赤武酒造の『純米吟醸浜娘秋あがり』というお酒です。あった・・というのは、先の震災で酒蔵を全て流されてしまい廃業を考えていたところ、取引先や仲間、そしてお客様から復興を呼び掛けられ、盛岡市の桜顔酒造より酒造りの場を借りて復興した酒蔵だからです。
『純米吟醸浜娘秋あがり』の酒米は酒造好適米「吟ぎんが」に、オリジナル酵母が「ジョバンニの調べ」って・・・宮沢賢治の【銀河鉄道の夜】に因んでいるのですね。復興後3年目の2014年2月には、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2014」で岩手県よりただ一社の金賞を獲得しています。やる気がハンパないぜ!!。
『浜娘秋上がり』 力強い「復活」の文字 裏書に赤武酒造の決意が
復活を祝いながらグラスに注ぐと、ほんの微かですがフルーティさが。味わいは1回火入れのお酒らしく、生酒チックな部分も感じられますが、舌にピリッとするような辛さはあまりありません。少し甘いような、重厚なような。そして柔らかな旨味はスッとキレてゆきます。辛さが苦手な方には持って来いのお酒でした。
今年も当該研修会に参加させて頂き、行く先々での手厚いおもてなしに、主催者の皆様は大変お疲れの事と思いますが、また是非来年も企画して参加を募って頂ければと願っております。ありがとうございました。♪
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