2014年10月12日日曜日

福岡の『庭のうぐいす純米吟醸うすにごり』

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

 今年から青森蕎友会に参加させて頂き、蕎麦打ちを勉強させて頂いております。もう6回くらい打ちましたが、記憶力の衰えか又、努力が足りないのか、全く上達のあとがみられません。まあ、それなりに一生懸命頑張っているつもりなのですが・・・。さて、先月末には「新蕎麦の会」に参加させて頂きました。会場は下長の「うお徳」さんで、おいしいお料理と新蕎麦に舌鼓みを打ち、和気藹々とした和やかな会合になりました。杉浦日向子さんを師と仰ぐ私は、師の「蕎麦屋で日本酒」という信念から、今回も日本酒を差し入れさせて頂きました。

 一般的に九州は焼酎の文化だという先入観があります。しかし、佐賀には『東一』熊本には『美少年』と、他にも優れた日本酒があり、今回差し入れたお酒も、九州は福岡県久留米市の合名会社「山口酒造場」で醸す『庭のうぐいす純米吟醸うすにごり』です。

 「山口酒造場」は創業が天保元年(1703年)の老舗酒蔵で、九州一の大河である筑後川の恵みによる井戸水を酒造りに使っています。酒米は山田錦、酵母は幕末改築時から酒蔵に住み付いている酵母を使用し、美味しいお酒を醸します。酒名の『庭のうぐいす』は、五代目の当主が庭を見ているときに、どこからともなく鶯が飛んできて、庭の湧水で喉を潤している姿より命名したとのこと。うーん、ロマンだなあ。

 さて、一升瓶の栓を抜くと「ボン!!」と大きな音がして、みなさん何だ何だ・・・。「暑気払いの会」と同じ流れだなあ。「お酒の栓を抜いただけです」と私。「柳町さんの持ってくるお酒は必ず音がするなあ」と皆さん。ピチピチ言っているお酒を濾過しない生酒なので当然です。

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 印象的な色合いのラベル    水色にピンクのうぐいす        庭のうぐいす

 早速、開栓時の音につられて我も我もと皆さんぐい呑みにお酒を注いで呑み干します。にごりの感じから『陸奥八仙どぶろっく』のフルーティさを想定していたら、真逆の辛口の日本酒です。立ち香は酸っぱさを感じさせますが、うっすらフルーティさもあり、口に含むと酸味が7にフルーティさが3。これはハイクオリティな「どぶろく」の様ではありませんか。蕎麦にはどうかなあ・・と思いましたが、蕎麦は問題なく美味しく頂きました。

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     うすくは無いにごりです          絶品!うお徳さんのお料理

 あっという間に空瓶に変身。『庭のうぐいす純米吟醸うすにごり』が無くなっても大丈夫、会長さんの差し入れの『田酒特別純米』が待っていました~。♪

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