2024年9月1日日曜日

カブマルシェで『重右衛門の雫 純米大吟醸直汲み生原酒』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

今年も未だやり残した事がたくさんあるのですが、早いもので9月に突入です。今年も黒い小さな蚊が猛威を奮っており、ウチの家族の足や腕に刺された跡が赤く痛々しく残っています。どこからともなくやって来て、直ぐに針を刺していくため、外に出る際は長袖、長ズボンでなければ蚊の餌食です。痒みの対処法として虫パッチがあるので、刺されたら貼るのですが、直ぐになくなってしまいます。

さて先日、ウチの奥様と一緒の買い物に行き、スーパーの「ピンクレシートの日」のポイントがあと九千円で満開となるらしく、額面が大きいため私にも「お酒を買っていいよ」という福音が届き、それならと購入させて頂いたのが重右衛門の雫 純米大吟醸直汲み生原酒でした。四合壜で何と二千百円と、けっこう高価でしたけど、奥様の支払いなので知らん顔で買い物カゴに入れました。

このお酒は、秋田県大仙市で創業が延宝年間(167881)の奥田酒造店が醸しており、主力酒は初代蔵主が和歌からその名をとった『千代緑』です。『重右衛門』の酒米は、秋田県が誇る酒造好適米の雄「秋田酒こまち」で、秋田県が10年以上の年月を掛け、平成10年に完成した酒米です。特徴として醪に溶けやすく、上品な甘さ、そして香りが高い事が挙げられます。その「秋田酒こまち」を50%まで磨いた大吟醸で、酵母は従来協会9号と蔵付き酵母を使っていますが、このお酒は明利酵母を変異させた、リンゴの香りの香気成分カプロン酸エチルを多く生成するM310酵母を使用し、奥羽山脈山系の水で醸しています。また、アルコール度数は16.5度ですが日本酒度や酸度は非公開です。

重右衛門の雫  肩ラベル



裏書をどうぞ  酒色は透明

重右衛門の雫 純米大吟醸直汲み生原酒』を注ぐと、直汲みらしいトロミで蛇の目に流れ落ちます。酒色は透明で香りはフルーティ。裏書をしっかり読んでから、期待を十分に口に含むと、重厚でどっしりとした甘さが。そして果実のような酸。呑み込むと、舌の根元と咽喉にジワーっと苦みと酸を残しキレてゆきました。「うまい!!」と声が出て、矢継ぎ早に蛇の目に注いでは呑み干し、肴を残したまま突っ走りました。

そもそもスーパーで売っているお酒は、銘柄もそこそこで、保管の仕方も「ん?」というものまであり、あまり購入の機会が無かったのですが、このスーパーはしっかりしており、再度購入させて頂こうと思った次第です。そう、奥様のお金でですが。♪

(。・_・。)ノ