2023年5月15日月曜日

長男からの函館土産『郷宝純米吟醸彗星』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

GWで帰省した孫が愛知県に帰って一週間経ちますが、すっかり孫ロスを引きずっています。このロスを忘れるためにも頑張って日本酒を呑まなければと思っている今日この頃です。う~ん、何か違うなぁ。

さて先日、長男が愛知県より帰省していましたが、先ず空路を函館空港まで飛び、観光してからの八戸帰省だったため、私のためにと函館で『郷宝(ごっほう)純米吟醸彗星』を購入し帰ってきてくれました。こんな高価なものを。ありがたや~。

翌晩には長男と人生初の晩酌となり、長男はアイスワインで私は『郷宝純米吟醸彗星頂く事に。このお酒は函館より10㎞ほど北にある北海道亀田郡七飯町の箱館醸蔵が醸しており、創業は2020年とつい昨日のように感じられる新進気鋭の酒蔵です。どうりで聞き覚えが無いと思った!。酒類販売業を行っていた方が、地元函館エリアに地酒と名乗れるものが無かったため、一念発起して酒蔵を造ろうと思ったのですが、酒造免許を取得するのがほぼ不可能だったため、岡山県の廃業する酒蔵から酒類製造免許と経営権を譲渡してもらい、酒蔵を七飯町に造りました。また、杜氏には増毛町の国稀酒造で名匠と云われた東谷杜氏を招聘し、「道南テロワール」と銘打った地元の米、水、風土で醸しています。そして『郷宝』の由来も、その道南テロワール「郷の宝で醸す」からきています。



郷宝純米吟醸  酒米は彗星100







裏書をどうぞ

郷宝純米吟醸彗星』の酒米は、七飯町産の酒造好適米で淡麗な味わいとなる「彗星」を50%まで磨いて使っており、実質大吟醸のお酒です。仕込み水には名水と謳われる横津岳の伏流水を使い醸しており、酵母、日本酒度、酸度は残念ですが非公開となっています。呑んだ感じでは日本酒度+5、酸度1.6くらいでしょうか。

蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りは爽やかな吟醸香が仄かに。口に含むと瑞々しい口当たりで、程良い甘さと優しめの酸もあるスッキリ系の淡麗辛口。呑み込むとその酸がジワッと利き、僅かな辛さを伴ってキレてゆきました。米や水などの条件が全く違う土地で、23年でこれほどのお酒を醸す杜氏の力量たるや大変な方なのでしょう。10年後にはどんなお酒を醸すのか楽しみでなりません。

実は長男との初の酒盛りに気が動転してしまい、お酒を蛇の目に入れた色みの写真を撮り忘れ、載せることができませんでした。不覚!。無色透明だったので、あぁ、そうかと思ってくださいませ。長男との楽しい宴はあっという間に過ぎてしまいました。♪

(。・_・。)ノ