今年のゴールデンウィークには、愛知から可愛い孫ちゃんがやってきました。もう少しで3歳となる、ちょうど可愛い盛りの子で、私もウチの奥サマもメロメロでした。そんな孫も数日滞在して愛知へ帰り、そう、いわゆる孫ロスとなっています。今度はお盆の辺りに帰ってきたいとの事でしたが、孫ロスが待ち遠しさに拍車を掛けています。う~ん、昨日帰ったばっかりなのに。
さて、冷蔵庫の中のお酒がだいぶ無くなってきたため、八食センターに様子を見に行ってきました。そうすると無濾過生原酒系のお酒が未だ未だ大量に在庫されており一安心した次第ですが、その中で気になって購入させて頂いたお酒が『天領純米しぼりたて生酒』でした。
天領しぼりたて 飛騨のお酒
裏書をどうぞ 酒色は透明
このお酒は、岐阜県下呂市の飛騨川沿いにある天領酒造が醸しており、創業は延宝8年(1680)で当地飛騨地方は江戸幕府の直轄地(天領)だった事から蔵の名前となっています。主力酒は蔵名を冠した『天領』で、2005年にJALの機内酒に採用されました。また、2011年のパリ国際航空ショーでは、各国からの貴賓客用へのお土産品に採用。そして近年では、2022年のKURAマスターの純米大吟醸部門でプラチナ賞を受賞しています。
そんな天領酒造のこだわりは、全ての米を自社精米し安定した品質で仕込み、美味しいお酒を造っています。
酒米は1972年に岐阜県高冷地農業試験場で生まれた酒造好適米「ひだほまれ」で、寒さに強いばかりか大粒で心白の発現率が高い酒米です。壜の首には原料となったその稲穂が添えられており、粒の大きさに目を見張りました。仕込み水には、地下30mの井戸から飛騨山脈の伏流水(超軟水)を汲み上げて使用して醸し、醪を搾ったまま壜詰めした原酒となっています。日本酒度は-5~-7で、酸度は非公開ですが呑んでみたところ1.3~1.4程度でしょうか。
開栓すると華やかな香りで香量も多く吟醸酒の様でした。グラスに注ぐと酒色はほぼ透明で、口に含むとフルーティ&ジューシーですが甘ったるくは無く、舌にはピリ感もありません。呑み込むと酸味が、そして苦みと渋味がジワッときて、スッキリとキレてゆきました。いくらでも呑める旨さのお酒だと思いました。う~ん、危険だ。
自分の子供より孫は可愛いと云いますが、本当に本当だと実感しました。せっかく孫が私らに慣れてきたと思ったらもう帰るって・・。この孫ロスは少し長引くなぁ。♪
\(。・_・。)ノ