2022年10月3日月曜日

黒石こみせ通りの鳴海酒造店で購入『菊乃井純米吟醸原酒』

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9月初旬に依頼されていた現場が終わり、そのあと予定が無かったので、念願の津軽紀行一人旅を楽しんで参りました。目的地は「黒石つゆ焼きそば」「鶴の舞橋」「吉幾三ミュージアム」「木造駅」等で、鶴田町には私が尊敬してやまないN氏が、そして五所川原市には同じく旧交を温めるM氏がお住まいなので、ご挨拶に伺いたいとの強い思いが私の背を押しました。

酸ヶ湯で入浴  つゆ焼きそば

鳴海酒造店前で 念願の鶴の舞橋

金木町の斜陽館 立佞武多の館



吉幾三ミュージアム  木造駅







田んぼアート

最初に立ち寄った酸ヶ湯温泉ではお風呂に人影が無く、千人風呂も一人貸し切り状態で入浴です。城ヶ倉大橋を渡って黒石市に入り、昼食に黒石駅前の「すごう食堂」でつゆ焼きそばを堪能し、黒石こみせ通りの鳴海酒造店で、店頭限定販売の『菊乃井純米吟醸原酒』を購入。その後、鶴田町のN氏の元を訪れご挨拶。何も無い所と謙遜されていましたが、絵画のように雄大な岩木山を間近に望む素晴らしい場所にご自宅があり、五所川原やつがる市、板柳町、また弘前や黒石にも近く、閑静で利便性の高い一等地にお住まいでした。うらやましい。またの再会をお願いし「鶴の舞橋」へ。径間100mの木造アーチ橋で趣のある橋を歩いて往復。そこから金木町まで足を延ばし「斜陽館」を見て一日目は終了です。(五所川原に宿泊)

翌日の840分、五所川原のM氏に朝駆けでご挨拶に伺いました。インターホン越しに、「えっ、なにっ!?柳町~!」の声が聞こえ、驚かせて本当にすみませんでしたが、楽しい時間を過ごさせて頂きました。その後「立佞武多の館」を堪能し、近くの「吉幾三ミュージアム」を観て、遮光器土偶の駅で有名な木造駅へ。そこから浪岡・五所川原道路を通って東北自動車道の黒石で降り、田舎舘村の田んぼアートを堪能し八戸に戻りました。疲れた~。

菊乃井純米吟醸原酒  酒蔵限定品


裏書をどうぞ  酒色はやや琥珀色で

さて、今回吞ませて頂いたお酒は前述した、鳴海酒造店の菊乃井純米吟醸原酒で、酒蔵に行かないと購入できないレアなお酒です。この酒蔵で、私が一番好きなお酒はフルーティ&ジューシーな『菊乃井純米吟醸かすみにごり酒』でしたが、先入観をできるだけ持たずに頂きます。

黒石市の鳴海醸造店は創業が文化三年(1806)で、主力酒はこの菊乃井と『稲村屋』です。『菊乃井』は、二代目当主が菊の花を愛したため、菊のような品位のある香りと、清らかな味わいの日本酒でありたいと云う願いを込めて名付けられました。

酒は「華吹雪」を大吟醸レベルの50%まで磨いて使い、酵母は県産酵母、そして南八甲田の雪解け水の伏流水を仕込み水にして、日本酒度+2.5、酸度1.5に醸しています。蛇の目に注ぐと酒色はほぼ透明で、香りは爽やかにそして仄かにフルーティ。口に含むと先ず甘酸っぱさがきて、咽喉の上方が熱くなります。優しい甘味、優しい酸味、仄かな辛さでバランスが良く、「華吹雪」の米の旨味を最大限に引き出す味わいでした。

楽しい津軽紀行でしたが、帰り道を東北道で帰るか、来た道を戻るかを思案し、やっぱり帰りも酸ヶ湯温泉に入浴しようと決め102号線を戻りました。酸ヶ湯温泉では、男性は30人ほど入浴していましたが、女性は誰もいませんでした。いや、別にそれを楽しみに入ったわけではありません。本当です。いや、本当だってば!。♪

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