2022年10月10日月曜日

八食センターで香川のお酒『金陵純米吟醸秋酒無濾過生原酒』

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暑い暑いと言っていた日々が懐かしく思えるほどに、涼しい、いや肌寒い日々が続いています。先日、八戸市美術展に行ってきました。八戸高校、八戸東高校の書道パフォーマンスの巨大な作品や、たくさんの作品を感激しながら拝見してきました。

書道パフォーマンス  作品は力作揃い

さて今回のお酒は、八食センターで購入させて頂いた『金陵純米吟醸秋酒無濾過生原酒』です。この時期は無濾過生原酒が渇水期で、売り切れ状態なので自ずと販売店は狭まります。しかし、こちらのお店はこれでもかと無濾過生原酒が立ち並び、選ぶのにも時間が掛かるほどなのです。

このお酒は、香川県仲多度郡琴平町で創業が寛政元年(1789)の西野金陵が醸しており、創業から金刀比羅宮の神酒となっています。また、酒名の『金陵』は、儒学者の頼山陽が琴平を訪れた際に、同地が中国の古都金陵を思わせるとの事に因んでいます。

金陵純米吟醸秋酒無濾過生原酒』の酒米は食用米の「あきげしき」で、粘り気が少なくさっぱりとした食感と歯ごたえが特徴のお米ですが、なんとこれを58%まで磨いて使用しています。酵母は全国の蔵元が大吟醸に使用し、鑑評会で金賞を受賞する「協会1801酵母。そして金刀比羅の象頭山から湧き出る軟水の「昭和井戸」の仕込み水で醸しています。それを春先に搾り、-5℃で一定期間貯蔵し、日本酒度+2、酸度1.4に仕上げました。



金陵秋酒 ラベルは今年新たに




裏書をどうぞ 酒色は仄かに琥珀

開栓と同時にフワッと華やかな香り。酒色は仄かに琥珀色で、口に含むと重厚な甘さがガツンときます。呑み込むと程好い酸と辛さを感じ、最後には苦みが舌の付け根に。甘・酸・辛のバランスの良さが旨味となっているお酒でした。因みに3日後に再度呑んだ際には、甘さが姿を消し酸が主張しバランスが崩れていました。やっぱり開栓したら最後まで吞み切る事が肝要だと感じた次第です。

いくら寒くても年末には東京に観光に行きたいと思っており、頑張ってお金を貯めているところです。そして4回目の皇居ランニングを楽しみにしています。♪

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