2022年1月10日月曜日

7年ぶりの『庭のうぐいす純米吟醸うすにごり』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

9日にラピアへ献血車がやって参りました。丁度元日から献血可能な私は午前中に受付を訪ねると、何と驚きの45分待ち。献血の意識が高い事にうれしくなりましたがいったん撤収で、昼食後に再度伺い今度は待ち時間無しで献血させて頂きました。誰かのために役に立つのは嬉しいものです。

献血車の前で  今回の記念品

さて7年前、青森蕎友会に参加させて頂いた当初、人を覚えるため懇親会にも参加させて頂きましたが、その際に皆様方と御相伴したいと持ち込ませて頂いたお酒が『庭のうぐいす純米吟醸うすにごり』でした。品揃えの豊富な白銀町の高善酒店さんに久々に立ち寄った際、ズラッと並んだ冷蔵庫内を見渡すと『庭のうぐいす』のラベルに懐かしい記憶が蘇り、同時に購買意欲が湧き上がり買い求めました。




 うすにごりの生  ピンクの鶯

 精米歩合50%  うすにごり

このお酒は、福岡県久留米市の山口酒造場が醸しており、創業が天保3(1832)と云う老舗の酒蔵です。酒造業を許可した有馬藩の御用銘柄として、創業以来、毎年、篠山神社に奉納しています。主力酒は庭のうぐいすで、創業当時に北野天満宮の方角から毎日鶯が飛んできて、庭の湧水を飲むため、これは神様の化身に違いないと、五代目の当主が命名したようです。

庭のうぐいす純米吟醸うすにごり』の酒米は、麹米に絶対王者の「山田錦」、掛米には福岡県が平成15年に開発した「夢一献」を50%まで磨いて使い、実質大吟醸のお酒です。酵母は酒蔵に住み付いている酵母を使用し、仕込み水は江戸時代より続く井戸から筑後川の伏流水を汲み上げて使い、日本酒度+1,酸度1.7に仕上げました。

開栓すると、生酒として現在進行形で醗酵する音が「ボンッ」と。蛇の目に注ぐと濁った酒色で、香りは麹の香りが爽やかでフルーティに。口に含むと先ず、華やかでジューシーな旨味を感じ、すぐに苦みと仄かな酸味が微発泡のピチピチ感とともに口腔を刺激します。後味はスッキリで咽喉がスースーするようでした。一口呑んだら一瞬で7年前の美味しさが「あっ、この味だ!」と脳裏に蘇ります。

今回も四合瓶で購入させて頂いておりますが、間違い無く一升瓶で購入しなければならない美味しいお酒でした。♪

(。・_・。)ノ