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毎年、年末年始の31日と元日の1日はお酒を頂きます。わが家の独自ルールは「週2回連チャン無し」ですが、「盆と正月」と云う有難い言葉を引用し、連日美味しい日本酒を頂いております。
さて、今年も元旦は日本酒を頂くのですが、元日の朝10時頃に「宅急便で~す!」とクロネコ便で『来福純米超しぼりたて生原酒』がやって来ました。
栃木県の県境、茨城県筑西市の来福酒造は茨城県では一番古い酒蔵で、徳川吉宗が八代将軍に就き「享保の改革」を開始した開始した年に創業しています。来福酒造と云う福々しい酒蔵名前は「福や来む 笑う上戸の 門の松」の句から頂いたようです。また、創業当時から主力酒は『来福』でした。
箱も福々しく 添書を読むと
この蔵は全国的に珍しい、桜や椿、おしろい花、コスモス、ベゴニアなどの花酵母を使いお酒を造っています。花酵母を使う酒蔵は、東の来福酒造、西の天吹酒造(佐賀県)が両横綱でしょうか。今回のお酒は、酒米は茨城県産五百万石を使い、酵母は来福独自の花酵母で敷地内の井戸から湧き出る軟水で醸しています。日本酒度は-3~-4、酸度1.4~1.5の甘口です。
来福超しぼりたて 肩ラベル
福々しい文字 滓が見えます
『来福純米吟醸超しぼりたて生原酒』を箱から取り出すと、瓶の中に滓が舞い踊っており、「旨さ期待度メーター」は上限をぶっちぎっています。開栓すると「ボン!!」と栓が飛ぶように抜けました。搾りたての生酒は違います。蛇の目に注ぐとお酒はとろみがかっており、たくさんの滓がゆっくりと舞い踊り、青い蛇の目はうっすらと見えています。香りは爽やかでフルーティな香りがとても強く立ち上がり、口に含むと唇にピリッと、舌の上にもおれしいピリ感が。麹の旨味がジューシー&フルーティで、少しすると優しい酸味が感じられ、呑み込むと仄かな辛さと優しい苦みを口腔に残してキレて行きました。今年も美味しいなぁ。
今年も元旦から美味しいお酒が頂ける事に感謝し、良い一年にしたいと決意も新たに、あと364日を頑張ろうと思った次第です!。♪
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