2022年1月16日日曜日

知っているけど知らない『紀伊国屋文左衛門純米生原酒』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

昨年、三八城公民館で陶芸教室の案内があり、講師は売市の後村先生との事で是非にと参加させて頂きました。初心者で且つ、ど素人の私は先生の手元を見て、これは簡単そうとチャレンジしましたが、いざやってみると当然先生のように上手にはできず、百年早い事を痛感しました。しかし先生のご指導で何とか形になり、今回折角なので使ってみました。今年再チャレンジしたいと思っています。

皿が4枚に  蛇の目風ぐい呑み

さて、コロナが落ち着いているのをよいことに、新年の買い物客でごった返す八食センターへ行ってきました。酒屋のお姉さんたちはお客の対応で大変忙しく、私なんぞの相手にはなってくれません。が、しかし、超大型冷蔵庫を熱心に探索し紀伊国屋文左衛門純米生原酒を購入させて頂きました。

このお酒は『長久』が主力酒の、和歌山県海南市で創業が昭和33年の中野BC株式会社が醸しており、BCのアルファベットはバイオケミカル・クリエイション(生化学の創造)の頭文字をとっています。会社設立時は『長久』というお酒を造っていましたが、その『長久』を超えるお酒を造りたいとの事から、改良を重ね造ったお酒が『超久』、それを更に越えたいと改良を重ねたお酒が『超超久』です。次は何になるか気になります。

紀伊国屋文左衛門純米生原酒』の酒名は、紀州和歌山を代表する江戸時代のみかん船で有名な、豪商紀伊国屋文左衛門から名付けており、今では『長久』と並ぶの特定酒銘柄となっています。酒米は酒造好適米の定番「五百万石」を65%まで精米して使い、酵母は9号系酵母、そして軟水の水で醸しました。日本酒度は+4、酸度1.8の生原酒で出荷しています。



紀伊国屋文左衛門  ラベル



裏書きをどうぞ  酒色は無色透明

開栓し蛇の目に注ぐと、酒色は無色透明で香りは仄かに麹の香り。口に含むと舌の上では優しく華やかで甘さも感じるのですが、咽喉に届くと直ぐに酸味の洗礼に合い、辛さとともに切れてゆきました。米の旨味が伝わる食中酒と云う位置付けでした。中野BCのお酒はこれで三種類目ですが、和歌山を代表する「紀土」や「黒牛」、「雑賀」等に負けないほど美味しいお酒だと思います。







手造りの酒器で

ぐい呑みは、購入したものから戴いたものまでたくさん持っていますが、自分で作った(焼いてくれたのは先生ですが)物は初めてで、あまり上手ではないのは分かっていますが愛着はハンパありません。これで呑むとテンション上がる~。♪

(。・_・。)ノ