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四月末で小幡建設工業を退社し、有難い事にたくさんの方々よりお祝いの品を頂戴しました。やはり日本酒好きが知られているため、お酒をたくさん頂戴し冷蔵庫がパンパンと云う、贅沢な悩みを抱えています。
最初にご紹介させて頂くのは、愛知県の長男夫婦より心温まる慰労の手紙とともに送られた、入手困難の『花陽浴 備前雄町純米吟醸無濾過生原酒』です。このお酒は今年の3月の日本酒クラブで提供し、参加者全員が感動したというお酒で、再びお目に掛れるとはツルカメ・ツルカメ。
無濾過の生原酒 仄かに琥珀色
このお酒は、埼玉県羽生市にある創業が明治三年の南陽醸造が醸しており、『十四代』『而今』と並ぶ入手困難酒の三本指に入る一つです。旨さは天下一ですが250石と造る量が少ないため、入手困難のお酒となっています。酒蔵では定価での直売も行っているのですが、販売当日は当然行列となるそうです。
『花陽浴 備前雄町純米吟醸無濾過生原酒』は酒造好適米「備前雄町」を使い酵母は自社培養酵母で、利根川水系の伏流水(軟水)を井戸水から汲み上げ醸しています。酒色は仄かに琥珀色で香りは華やかな果実香。口に含むと重厚な甘さが果実のようにジューシーで、酸は煌めく様に口中に甘酸っぱく広がり、旨味たっぷりのお酒でした。あまりの勿体無さに1合ほど呑んで別な銘柄に変えたほどです。
荷物の酒瓶の隣に桐の箱を発見。その中には常滑焼の立派なぐい呑みが入っており、早速使わせて頂きました。振り返ると私は、仕事に追われ子供は奥内に任せっきりで、早朝から夜中まで工事現場の仮設事務所で働き、子供達には日曜の夜にしか会えないのが普通でした。そんな私が子供から感謝されるとは見当違いのようでなりませんが、退職後は子供たちに迷惑を掛けないように健康管理だけはしっかり行って、冷蔵庫のお酒を呑みきる事ができるようと願っています。チョット違うか。♪
\(。・_・。)ノ