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今年も野菜を栽培しておりますが、収穫の一番手がこのズッキーニで、農業手腕も向上し例年より大きな実がたくさん収穫できました。カレー炒めやレンチンで食べても美味しいので、奥様は知人にも配っているようです。
たくさんの実が 食べ頃の
さて、私の退職祝いにたくさんの方々よりお酒を頂戴しましたが、今回呑ませて戴くのは義兄より頂いた3本の四合瓶の内の1本、『雨後の月純米大吟醸Black Moon生』です。いろんなお酒を呑んでいるとのイメージがあるようで、近隣の酒屋のお酒ではダメだろうという思いから、通販で購入して下さったそうです。お手数をお掛けし申し訳ありません。
酒米は雄町 酒色はほぼ透明
このお酒は、旧軍港があった広島県呉市にある、創業が明治8年の相原酒造が醸しており、特筆すべきは蔵近辺の地盤が花崗岩地帯で、そこに浸透した日本屈指の良質な超軟水を汲み上げて仕込み水として使用していると云う事です。軟水で醸したお酒は、軽やかで甘目の味わいになる傾向があるようですが、それが超軟水だと…。
また『雨後の月』は、2020年8月のKURA
MASTER2020で大吟醸酒がプラチナ賞を受賞しています。昨今では濃醇で甘さの強いお酒は評価されるのでしょう。また、私的には広島と云えば『雨後の月』『富久長』『賀茂金秀』でしょうか、美味しいお酒を醸す土地には間違いないようです。
『雨後の月純米大吟醸Black Moon生』の酒米は岡山県産赤磐雄町を50%まで磨いた大吟醸で、日本酒度+2.0、酸度1.4のお酒です。利き猪口に注ぐと酒色はほぼ透明で、香りはフルーティな吟醸香。口に含むと先ず甘さを感じフルーティな味わい、そう思っていると直ぐに辛さがやってきて、咽喉の奥がジワジワし後味に仄かな苦みも。人気商品なのが判る逸品でした。
因みに『雨後の月』の酒名は、徳富蘆花の短編にある「雨後の月の周りを明るく照らす」から命名されており、『
Black Moon 』は黒月(こくげつ)というインドの暦法に基づく一ヶ月の後半(16日以降)を指すそうです。ウーン、奥深い!!。♪
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