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今年の桜は全国的に開花時期が早く、八戸市でも4月中旬には満開だった桜は、その後3日間続いた強風により直ぐに葉桜になってしまいました。お花見は自粛の地域もある中ですが、八戸は発症者数がとても少ないため、満を持して会社の花見が開催されました。・・とは云うものの、もちろんコロナ禍なので屋外での開催です。また、今回は不肖私の送別会が併せて開催され、記念品(ザノースフェイスのリュック)を頂戴しました。ありがとうございます。
親和会会長より 記念品はこれだ!
社員たちがせんべい汁に焼肉、焼き鳥、ウインナーなど盛りだくさんの食べ物を準備して、社長の乾杯の音頭で開会です。乾杯のお酒は土木部のF君からの差し入れで何と『十四代槽垂れ原酒生酒』。どこから手に入れたのか定価で購入したとの事でした。
『十四代』は皆様ご存じの通り超入手困難ブランドです。山形県村山市で、元和元年(1615)創業の高木酒造が醸しており、主力酒は『朝日鷹』でしたが、平成6年に十五代目の杜氏が、造った『十四代』がフルーティなお酒のブームを巻き起こしました。
『十四代槽垂れ原酒生酒』は圧搾機を使用せず、槽から自然に流れ落ちる原酒を瓶に集めたお酒で、雑味の無いお酒と云われています。酒米は絶対王者の「山田錦」で、爽やかな吟醸香りと酸の生成が少ない小川明利酵母を使用し、仕込み水は25m地下からの湧水を汲み上げて醸しています。
香りはフルーティで、口に含むとフルーティ&ジューシー。甘さは控えめで、フレッシュな酸が旨い素晴らしく美味しいお酒でした。
彩来花澄み K君より
続いては、日本酒をこよなく愛する土木部のO君が持ち込んでくれた、埼玉県上尾市の北西酒造が醸す『彩来(さら)特別純米無濾過生原酒花澄みうすにごり』です。明治27年創業の北西酒造の主力酒は『文楽』でしたが、2018年より現低流通ブランドとして立ち上げた『彩来SARA』が大ブレイクで、大手酒販売店の酒泉洞堀一では早くも看板商品の一つとなりました。酒名は埼玉県の愛称「彩の国」からとっており、「香り、甘味、酸の3つの要素が奏でるハーモニー」をコンセプトにしています。
酒米は甘味が強い「秋田酒こまち」を使い、秩父からの伏流水を井戸から汲上げた弱硬水で仕込んでおり、日本酒度-8.7、酸度1.8の甘口のお酒です。
底に濁りが沈殿しているので、さっと振って開栓すると「ボンッ」音がしました。酒色は薄く濁っており、香りは無濾過の生酒と果汁を混ぜたような香り。口に含むと『十四代』にも勝るようなフルーティ&ジューシーさで、特に酸が果物の酸味のように甘酸っぱく上品。コンセプト通りの美味しさでした。
このあとも『甲子春酒香んばし純米大吟醸』に『久礼純米吟醸おりがらみ生』、『獺祭純米大吟醸磨き3割5分無濾過槽場汲み』を頂き、酩酊の世界へ突入です。社員の皆様方に感謝しつつ、酩酊の私は記念品をしっかりと胸に家路に着きました。ありがとうございました~。♪
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