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四月末で小幡建設工業を退社致しましたが、四月中にはいろんな方々とお酒を御一緒させて頂きました。今回は、私が国交省や県などの工事を担当した当時から、協力会社の部長そして現在は常務として多大なる尽力を頂き、私個人的にも深く深く信頼を寄せていたN様と、六日町にある居酒屋「海ぼうず」さんに伺いました。
乾杯酒を選んでいると、店主様が奥の冷蔵庫より秘蔵の四合瓶を出して下さいました。それは、本数限定酒でもう入荷は無いと云う岩手県盛岡市の赤武酒造が醸す『赤武SAKURA純米酒』でした。東日本大震災で被災した酒蔵でしたが、蔵の息子さんが、卒業後に杜氏として戻り盛岡で2014年に赤武酒造を立ち上げ、今では『赤武』は爆発的な人気です。
酒米は岩手の誇る酒米「吟ぎんが」を使い、咲き誇る桜をイメージして造った14度の低アルコール酒で、日本酒度は-6と甘口のフルーティ酒でした。
グラスに注ぐと、香りは爽やか系でフルーティさが。口に含むとピリ感は無く甘さが際立ち、酸は優しく呑み込んだ後に穏やかな辛さを感じました。雑味の無い、スッキリと爽やかな旨味のお酒で、売り切れ続出は間違いありません。
呑み放題のお酒 kamosumori
続く2杯目も店主様絶賛の逸品で、何やら横文字ですが『ka mo su mori(醸す森)純米吟醸生酒』というお酒で、棚田で有名な新潟県中魚沼郡津南町にある苗場酒造が醸しています。
蔵主は、後継者問題で後継者の無かった「瀧澤酒造」を居抜きで買い取り、苗場酒造として再出発。「乾杯酒として頂き、最後にもう一度飲みたくなるそんなお酒が造りたい」と云う信念の元に醸すのが、フルーティな日本酒の『醸す森』でした。通常の日本酒造りは3段仕込みですが、この蔵ではそれをたったの1回にしてアルコール度数が13~14と糖がアルコールに分解される途中の若い段階で搾り、速醸で且つ袋搾り、そして生原酒に拘っています。
酒米は麹米に「五百万石」で掛け米に「こしいぶき」、酵母はM310酵母を使い苗場山の伏流水で醸しました。日本酒度は驚きの-36。エー‼。今まで-11は呑んだ事がありますが-36は初体験。因みに酸度は2.5ですが、この日本酒度に酸度は意味があるのでしょうか。
酒色は白く濁っており微炭酸。香りはフルーティで爽やかな香り。口に含むとジューシー&フルーティというか爽やかに甘酸っぱいジュースでした。これは間違いなくランキング入りは確実です。
星泉№7 たかちよ
まんさくの花 作新酒2020
写楽おりがらみ 女将さんと
その後も愛知の『星泉№7うすにごり無濾過生原酒クラッシック』がジューシーで、新潟の『たかちよunrise無濾過生原酒』も味わい深く、地元八戸の『陸奥八仙ピンクラベル生』は王者の貫禄で美味しく、福島の『おだやか純米吟醸うすにごり生』は果実のような香りとジューシーなスパークリング酒で、秋田の『まんさくの花純米大吟醸生原酒「亀ラベルGOLD」』は亀の尾の旨味がたっぷり。三重の『作 新酒2020純米大吟醸』は酸味、辛さ、甘さがバランス良く、〆の『純米吟醸寫楽おりがらみ生酒』は酔っ払い味わいを記憶できませんでした。スミマセン。
N常務は、私の立案する工夫の欠片も無い工程や段取りなどにしっかりと寄り添って調整して下さり、提案をしながら実行し早期完成そして工事の質を上げ、小幡建設工業に国交省等から数多くの表彰をもたらして下さいました。青森県に小幡建設工業ありと知れたのも彼のおかげで、いくら感謝しても感謝し尽くせませんが、心より御礼申し上げます。♪
\(。・_・。)ノ