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先日、取引先の方がご友人とお伊勢参りに行ったそうで、門前町の「おかげ横丁」でしか購入できない珍しいお酒を見つけ、私にお土産にと買ってきて下さいました。重たかった事でしょう。ありがとうございます‼。そのお酒は、三重県といえば鈴鹿市の清水清三郎商店が醸す『作』ですが、ラベルが何と限定「お伊勢」バージョンとなっていました。
古来より鈴鹿は、天照大神の鎮座場所を伊勢神宮に定める迄を記した書物に、「味酒鈴鹿国」として鈴鹿の地名が残されている事からも、お酒との縁が深い土地柄です。また、お伊勢参りの道中で呑む鈴鹿の酒はとても美味しいと有名で、旅人はとても楽しみにしたそうです。
そして受賞歴の多い『作』は2020年にフランスのパリで開催されたKURAMASTERコンクールの純米大吟醸部門でも、『作 智 純米大吟醸滴取り』がプラチナ賞を獲得するという快挙を成し遂げ、その美味しさを世界に知らしめました。
作 お伊勢 お伊勢の文字が
裏書をどうぞ 酒色は透明
今回頂戴したお酒は、そんな『作』の中では異色の限定酒『作「お伊勢」純米吟醸』でしたが、ラベルが一部ローマ字表記なのは、世界的に有名な伊勢神宮で諸外国のお客様にと気を使っているのでしょう。
利き猪口に注ぐと香りは甘さを称えるフルーティな香りで酒色は透明です。口に含むと舌にピリ感は無く、スッキリと爽やかな甘さ。舌に転がしていると心地よい酸味を感じます。口腔にはゆっくりジワジワ感。お刺身を頂戴しながらグイっと呑むと辛さはゼロで肴は超旨い。普通の純米吟醸酒を覆すような、『作』の技量が窺える純米吟醸でした。
お土産で買ってきて頂き、大変、大変有難く思っております。しかしお土産で何が大変というと箱菓子はそれほどではありませんが、お酒はかなりの重量物です。それを持って歩いて下さったのでしょうか。「しまった‼」という心中をお察し致します。本当にありがとうございました。♪
\(。・_・。)ノ