2020年6月8日月曜日

福井県の至宝『梵槽場搾り純米大吟醸磨き三割五分無濾過生原酒』

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

新型コロナの影響により外出自粛を受け、義兄が通販でお酒をたくさん購入したとの事で、日本酒好きの私にもお裾分けして下さいました。ありがたや~。しかも、私の嗜好にピンポイントで応えるように無濾過生原酒です。ありがたや~。しかも、福井の至宝『梵槽場搾り純米大吟醸磨き三割五分無濾過生原酒』という高価なお酒でした。ありがたや~、3連発。

要冷蔵の注意書  槽場旬搾り

磨きは三割五分  酒色は透明

』は江戸後期の万延元年(1860)創業で、福井県鯖江市にある合資会社加藤吉平商店が醸したお酒です。『』とは「誕生」「創造」を、またサンスクリット語で「けがれなき清浄」を表しています。

酒米は兵庫県産特A地区の契約栽培山田錦を麹米、掛け米と100%使用し、酵母は酸の少ないKAT9号の自社酵母、白山連峰の伏流水で醸しています。無加圧で放置した酒袋から、タラタラと流れ出る酒を集めた無濾過の大吟醸生原酒。こりゃ旨いに決まってるでしょ。

利き猪口に注ぐと酒色は薄っすらと琥珀色でフレッシュな香り。口に含むと重厚な甘さとピリッとした辛さが同居し、呑み込むと舌に酸が残ります。無加圧なので雑味やえぐみが無く、米の旨味を感じていると咽喉の奥が痛くなりました。

一流の酒蔵で一級品の酒米を使い、丁寧過ぎるほど丁寧に造ったお酒は、真綿で包まれたような味わいになるという事が良く分かりました。私も造り手に失礼にならないよう、しっかりと味わいました。♪

(。・_・。)ノ