2019年7月1日月曜日

「AKABU純米Natsu Kasumi」は人気上昇中

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先日「おいらせ町いちょうマラソン」があり、10kmの部を走ってきました。降っていた霧雨がスタート直前に止んで、マイナスイオン漂う絶好のマラソン日和に。日本酒クラブの美人ランナーTさんも参加し10kmを完走しました。住宅地の中を走ると、住人の方々が家の前で声を上げて応援して下さり、地域と行政が一体となった「おもてなし」を感じました。

マグロ?カツオ?  私の師匠のKさん

ライバルの3人   無事完走です

さて、冷蔵庫の中のお酒もカラになり久々に一升瓶で購入したのが、盛岡市の赤武酒造『AKABU純米Natsu Kasumi』でした。今『AKABU』は大人気急上昇中で、もともとの代表銘柄『浜娘』を既に駆逐する勢いです。元は大槌町にあった浜娘酒造でしたが、東日本大震災で蔵は壊滅し廃業。当時、東京農大醸造学科の学生だった酒蔵の息子さんが、3年後に杜氏として戻り盛岡の地で新たに赤武酒造を立ち上げたのです。その『AKABU』は今 爆発的な人気を誇っています。

AKABU霞み  滓がこんなにも

酒米は岩手を代表する「吟ぎんが」、酵母は岩手県オリジナル酵母を使用して、日本酒度±0、酸度1.5に仕上げており、瓶の底には滓がカスミのように漂っています。瓶を振って利き猪口に注ぐと、香りは爽やか系で微かにフルーティ。口に含むと優しい呑み口で、甘味と酸味がバランス良く旨味たっぷりのお酒でした。呑み込むと喉の奥がカーっと辛さを感じ、両頬内側が酸でジワジワします。1回火入れとは思えない、生酒を想わせる完成度に拍手しました。

実はこのお酒は「海ぼうず」さんで呑ませて頂き知ったお酒です。赤武酒造のお酒は辛いとの先入観を、御主人より打ち壊して頂き、早速自宅に購入した次第です。本当に美味しいお酒を紹介して頂きありがとうございました。♪

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