2019年6月24日月曜日

T先輩の「御苦労さん会」で『羽根屋純米吟醸煌火過生原酒』


 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

高校の1年先輩で、私が尊敬するT氏が定年退職となり、「御苦労さん会」を「海ぼうず」さんで行うことになりました。発起人は鶴田町のN氏で、津軽から遠路駆けつけてT氏を労ってあげたいという、この方の人間としての器の大きさに、そして温かさに頭が下がりっぱなしの私です。

当日、会場へ向かう途中で寄り道した「マチニワ」で、そのN氏にバッタリ遭遇し、慌てて挨拶させて頂きましたが、その際、『稲村屋涼颯冷爽純米夏酒』をカバンからサッと取り出し、「柳町さんへ」とお土産を頂戴しました。ありがとうございます。恐るべき気遣いにもう二度と頭が上がらない私でした。

定刻に集まり全員揃っての乾杯は生ビールですが、私は富山県富山市の大正五年創業の富美菊酒造が醸す羽根屋純米吟醸煌火生原酒です。こちらは「全てのお酒を大吟醸のように醸す」をコンセプトにしている酒蔵で、『羽根屋』は翼が飛翔するが如く呑む人の心が浮き立つような日本酒として存在したいとの願いを込めています。


飲み放題エリア  羽根屋が呑み放題とは

全員で声高らかに「 Tさんおめでとう!お疲れ様!カンパーイ!」とグラスを高々と掲げます。酒米は富山県産五百万石を使い、自家培養の酵母、仕込み水は富山の名水常願寺川水系の天然水で造っており、日本酒度+2、酸度1.5のお酒です。口に含むと仄かな甘さと程良い酸味が相乗効果で旨味を醸しています。さすがの旨さはやはり『羽根屋』を代表する煌火です。


森のくまさん  黒龍吟十八号

さて、ビール乾杯の方々も漸く日本酒に参戦し、酔いの歩調が揃ってきます。美味しい美味しいと『純米吟醸たかちよ森のくまさん生酒』を頂き、続いて福井県吉田郡永平寺町で創業1804年の黒龍酒造が醸す『黒龍吟十八号吟醸生貯蔵酒』も頂きました。この地を流れる九頭竜川は古名を黒龍川と言い、この酒名はそれに因んでいます。その年最初に仕込まれる醪が仕込み一号で、十八番目がこのお酒です。酒米は福井県産五百万石、自家培養酵母と白山山系の九頭竜川伏流水で醸し、日本酒度+5、酸度1.1の辛口、一回火入れのお酒です。香りは華やかで仄かにフルーティ。口に含むと実際に辛口ですが、甘さも感じサッパリとした味わいに旨味も十分。甘さ・酸・辛さがバランス良く美味しく頂けました。


来福イチゴ花酵母  角右衛門直汲み


開運山田錦55  喜楽長純吟

その後、『来福純米吟醸イチゴの花酵母』や『角右衛門純米吟醸直汲み』『開運純米吟醸山田錦55』『喜楽長純米吟醸sake FLAT project』等々順次頂き、酔いと共に口舌が滑らかに。苦労話やお世話になった方々の話題に大輪の花が咲きました。T氏の明るさと実直さ、仕事に対するモチベーションの高さは、これからの第二の人生に必ず役立つ事でしょう。

「海ぼうず」さんを出た我々は、N氏の馴染みの居酒屋に顔を出し、再び乾杯を行うのでした。Nさん、ご馳走様でした。♪

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