先日八戸パークホテルで、御世話になっている会社様の送別会があり、参加させて頂きました。ホテルの日本酒はやはり味わいがもう一つで物足りず、閉会後に行きつけの「海ぼうず」さんに送別会から流れた数人で立ち寄りました。
最上段は超極上 中段、下段は極上
早速、乾杯のお酒を捜すため、冷蔵庫の中を見渡し発見したのは、静岡県静岡市清水区由比にある神沢川酒造場の『正雪純米吟醸五百万石GENTTEN』でした。この酒蔵は大正元年に創業しており、由比正雪から酒名を頂戴しています。仕込み水は蔵の名前と同じ神沢川の清冽な水を使い、酒米は五百万石、酵母はフルーティな香りと雑味の無いきれいな味わいとなる自家培養の静岡酵母を使用し、日本酒度+3、酸度1.3に仕込んで一回火入れをしています。
香りはフルーティですが味わいはしっかりとした米の旨味と、酸味、辛さがバランス良く且つ飲み飽きないお酒で、「原点回帰」を謳う『正雪』本来の味わいでした。
正雪GENTTEN みむろ杉・播州一献
乾杯の後は、奈良県桜井市で創業万治三年(1660)の今西酒造が醸す、『みむろ杉 夏純 山田錦生詰め』です。地元にある三輪山の杉の木には、神が宿るとされたことから縁起の良い名前として『みむろ杉』と名付けられました。
酒米は絶対王者「山田錦」を使用し、仕込み水は蔵内の井戸より湧き上がる三輪山の伏流水、酵母は香りが高く酸度の少ない協会9号酵母を使って醸し、日本酒度+3、酸度1.0で、こちらも一回火入れをした生詰め酒です。
グラスに注ぐとフルーティで華やかな香り。口に含むとジューシーで爽やか、甘口と思えるようでした。アルコール度数が15度の原酒なので、軽やかなのに水っぽくなく、皆さんから「おいしい!!」と口々に言って頂いたので、選んだ私は嬉しくなりました。
聖中取り生酒 奥 夏かすみ生
その後も兵庫県の『播州一献純米吟醸夏のうすにごりTHUNDERHEAD』そして群馬の『聖 特別純米INDIGO中取り生酒』に愛知の『奥 夏かすみ吟醸 夢山水五割五分生』と次々頂戴してお開きとなりました。
「海ぼうず」さんの自家製塩辛が超美味しくて、日本酒にガチで合います。参加した皆さんから美味しいを連呼して頂き私も鼻高々でしたが、今日のお酒は吞み放題で二千円だよと言ったら、全員驚いておりました。そりゃそうでしょう。♪
\(。・_・。)ノ