いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
昨年に引き続き、割烹「金剛」様で開催された八戸酒造様とのコラボイベント「夏木立の宴」に参加させて頂きました。今回は、平素よりお世話になっている方と日本酒クラブもコラボしてお誘いし『陸奥八仙』に感動して頂こうとの目論見です。
夏木立の風情 お酒・料理のお品書き
今回の乾杯酒は『陸奥八仙DRY SPARKLING』で、以前呑ませて頂いた『陸奥八仙 MUTSU8000 Brut(ブリュット)2016 o-type』の進化形と思われます。仕込み本数は限定600本の希少限定酒で、シャンパンと同じ製法で醸して滓を引き、ブリュットタイプに仕上げており、給仕係の女性によってシャンパングラスで配られました。酒色はうっすらと黄色、グラスの中で無限に発泡が立上っており、香りは酸を予感させますが、口に含むとさっぱりとした口当たりで、仄かにジューシーさを感じ、後から舌にヒリヒリ感が少しの辛さとともにやってきます。参加者からの感嘆の声が聞こえました。
本日のお酒の全貌 夏の定番・夏吟醸
乾杯に続いては八戸酒造の夏の定番『陸奥八仙ブルーラベル夏吟醸』です。酒瓶も夏らしく、味わいもスッキリのアルコール度数14%の軽さです。香りは仄かにフルーティで、ピリ感は無く爽やかな口当たりのフルーティさがあり、最後に遅く酸味がやってきました。
いさり火の火入れ タンク№43
フルーティなお酒の後は、鮪に平目、烏賊、牡丹海老といったお刺身の旨味を引き出すお酒が『陸奥八仙いさり火特別純米』です。香りは微かに感じる程度で、口に含むと酸味がガンときて、口腔に刺すようにジワジワと浸み込みます。・・が、お刺身を頂いた後で呑んでみると、お刺身の甘さが際立ち旨味もハンパなく極上の食中酒でした。
続いてはタンクナンバーを持ったお酒『陸奥八仙№43純米大吟醸』です。IWCでのトロフィー酒系の大吟醸で、巷の大吟醸とは一線を画しています。酒米は今年命名された青森県産の酒造好適米「吟えぼし」。香りは爽やかでフルーティ。口に含むと微かな酸味ですが総じてジューシーさもあり辛さは感じません。他の大吟醸とは一味違うところを見せてもらいました。
レイメイ№40大吟 陸奥八仙の貴醸酒
その次は昨年も頂戴した大吟醸『陸奥八仙レイメイ40純米大吟醸』です。40の数字は精米歩合を示し、華吹雪の親にあたる酒米レイメイを40%まで磨いて仕込む日本酒度-1、酸度1.5のお酒です。香りは爽やか系で、味わい酸味と辛さ、米の旨味がバランスよく混じり合いフルーティさも感じましたよ。
その後、以前のプロトタイプで濁りのある『陸奥八仙naturalsparkling』を頂き、いよいよシメには『陸奥八仙貴醸酒』がやってきました。貴醸酒は水の代りに日本酒を使って仕込むもので、代表的なお酒としては秋田県の新政『陽乃鳥(ひのとり)』が有名です。香りはあまり感じません。口に含むとフルーティ&ジューシーで、優しい酸味が重厚感を演出し口中に広がります。私の本日一番は、この『陸奥八仙貴醸酒』でした。
抽選会で盛り上がり 当選者を囲んで
割烹「金剛」様での宴会はお料理が素晴らしいのですが、残念なのは私がウニやホヤ、ナマコなどの海鮮と、ウドやタラの芽などの山菜が食せない事です。折角の御料理を残すのは申し訳ないので、私の隣席の方に食べて頂き事なきを得ました。♪
\(。・_・。)ノ