2017年7月31日月曜日

三重の『作(ざく) 雅乃智 純米吟醸』


 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

弊社が鉄道工事を請け負わせて頂いている関係で盛岡への出張が時々あり、都度、美味しい日本酒を探すのですが、今回も列車の出発時間が刻一刻と迫る中、超高速ダッシュで走って店内に飛び込み、閃きで「これだ!!」というお酒を購入し、再度猛ダッシュで盛岡駅まで戻って発車1分前に新幹線に飛び乗りました。(良い子のみんなはマネしないでね!)

さて、今回のお酒は三重県鈴鹿市で明治2年創業の清水清三郎商店が醸す『(ざく) 雅乃智 純米吟醸』を戴きました。古より京の都から伊勢神宮へのお伊勢参りの道中で呑む鈴鹿の酒はとても美味しいと旅人の間で広く認知されており、今でも鈴鹿川流域の川俣神社では毎年123日には「味酒祭(うまさけまつり)」が開催されているようです。

「優しさと気品を兼ね備えた、花のように純粋で奥行きのある味わい」を目指しており、三重県産山田錦を使用し鈴鹿山脈の清冽な伏流水を仕込み水に使い醸します。そんな『』は今年65日の日本酒品評会「サケコンペティション」の純米酒部門で第1位を獲得しており、力量の高さは言うまでもありません。

銀色で『作(ざく)』  裏書には屋号も

とろみがあるようで

作 雅乃智 純米吟醸』を利き猪口に注ぐと、フルーティな香量がとても多く、色合いは透明感がありますがスッキリ透明ではない、とろみがあるように淀んでいるような感じもします。口に含むと上品で重厚感のある甘味と酸味が調和して旨味やコクとなり、呑み込むと咽喉奥には辛さがやってきてヒリヒリします。すきっ腹に流し込んだらお腹にジーワーっと染みわたりました。

盛岡の酒屋さんを研究しており、次はどこに伺おうか思案しています。こんな発見をするのも楽しいと感じており、遠足の前夜のようです。♪

(。・_・。)ノ