2017年8月7日月曜日

『相模灘純米吟醸無濾過瓶囲い』で蕎麦の会の暑気払い


 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

7月半ばに鶴田町のN氏より暑中見舞いを頂戴しました。いつもながら一歩先を行く心遣いに感謝しながらハガキを読ませてもらうと、気さくで思い遣りが溢れる文面に頭が下がりっ放しです。私の暑中見舞い返信ハガキはというと、機械が使えないので手書きのぶっきらぼーな字で本当に申し訳無いのですが、懲りずに今後とも宜しくお願い致します。・・・と、個人様宛のメッセージとなってしまいました。

さて、今年に入り蕎麦を打つ機会に恵まれず、残念ながら未だ23回しか参加しておりません。懇親会の方も前回の「新年度総会」が会社関係の結婚式とぶつかってしまい不参加となりました。その悔しさから今回の「暑気払いの会」には小躍りして参加させて頂きました。

 相模灘は辛口  北海道産吟風で仕込む

会場は六日町の居酒屋「ちょぼや」さんです。そして私が持ち込ませて頂いた日本酒は、神奈川県相模原市の弘化元年(1844)創業、久保田酒造株式会社が醸す『相模灘純米吟醸無濾過瓶囲い北海道吟風50』でした。丹沢山系の伏流水と酸味が少なく香気が高い9号酵母を使い、酒米は北海道産吟風を50%まで磨いて仕込んでいます。そして特筆すべきは、この蔵では全てのお酒を濾過処理せずにできたての味わいのまま届けているのです。

香りは爽やか系で酸の予感がしません。口に含むと舌にピリ感は無いのですが濃い酸味が口中に広がります。呑み進むと口腔がヒリヒリし、咽喉の奥もヒリヒリ、ジワジワ。辛さも若干ですが感じます。日本酒度は+2、酸度は何と1.9と、9号酵母の効果が薄い感じの強力な酸味でした。

さて、今回Y会長が持ち込んで下さったお酒は、酒どころ新潟県は上越市の丸山酒造場が醸す『雪中梅 本醸造』と、今IWCで話題沸騰中、二戸市は株式会社南部美人の『純米吟醸 南部美人』、そして毎回定番ですが他県民にはノドから手が出る青森市の西田酒造『田酒特別純米』の3本です。

会長セレクト3種  すき焼きで日本酒を

ナスのみそ焼きで  シメは手打ち蕎麦で

相模灘純米吟醸無濾過瓶囲い』の後は、新潟県上越市の丸山酒造場の『雪中梅 本醸造』が続きましたが、このお酒、日本酒度が-3.5酸度1.2と淡麗甘口は、酸味が強いお酒の後なので余計に甘く感じたに違いありません。皆さん「美味しい」を連呼していたのでよく分かります。このあと『純米吟醸 南部美人』を半分位呑んだあたりで、Y会長ほか師匠連の自慢の手打ち蕎麦が登場し美味しく頂いたあと中締めです。なんと『田酒特別純米』まで辿り着かず、それは次回へ持ち越しとなりました。

「イイネ」を当ブログへ毎回頂戴するUさんともお会いする事ができ、また蕎麦打ち師匠連と蕎麦談義をいっぱい・いっぱい重ね、次回9月の「新蕎麦の会」での再会を誓い帰路に着きました。♪

(。・_・。)ノ