2015年9月7日月曜日

酒蔵で乾杯『八鶴 大吟醸金賞受賞酒』

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

 この頃、酒屋さんを覗くと日本酒は「ひやおろし」や「秋あがり」が多く見られるようになりました。もう秋なんだなぁと感じます。一般人と少し違って、変な秋の感じ方だと思ってはおりますが・・。

 さて、先日八戸酒類株式会社で開催する≪酔一夜≫【酒蔵で地酒を味わう会】に参加させて頂きました。この酒蔵は天明六年(1786)年、徳川家斉の御世の創業で、代々当主は橋本八右衛門を名乗ります。八戸の中心街に立地し、深さ300m弱の井戸から地下水を汲み上げて仕込み水としています。淡麗・芳醇辛口などの辛口のお酒を造っていましたが、近年は『八鶴しろうま かすみにごり 純米吟醸生原酒』や『はちつる純米吟醸無ろ過生』など、フルーティ系にも舵を切りつつあると感じます。

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     蔵の印章と杉玉          社長様の開会挨拶

 現在八戸酒類株式会社では、『獺祭』でお馴染みの旭酒造株式会社と同じように、昔ながらの季節労働者としての杜氏に頼らない社員による酒造りを行っており、昨年より実施しているということで、まだまだ成長過程にあろうかとも思いますが、これからが楽しみな酒蔵です。

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       ≪酔一夜≫パンフ       お酒のラインナップ 

 さて、乾杯は平成26年全国新酒鑑評会で金賞を受賞した『八鶴 大吟醸金賞受賞酒』です。ぐい呑みから溢れる香りは、フルーティですが生酒特有の香りもあります。待ちきれない我々のため、早めの挨拶で「かんぱ~い」。口に含むと甘いお酒かと思いきや結構辛口で、後味に酸味がやってきます。このガッツリ系の日本酒は、以前「地酒サミット」(平成27年8月3日)で頂いた『タクシードライバー』の味わいに似ているようです。

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       金賞受賞酒          大きな陶器にお酒が

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      利き酒大会もあって      日本酒クラブ集合!

 乾杯酒のあとは、これも金賞受賞酒の『如空 大吟醸金賞受賞酒』を頂きました。こちらは八戸酒類の五戸工場が醸すブランドで、なんと金賞のダブル受賞です。フルーティな香りながら、味わいは辛口で後味に酸味がやってきて、キレの良いお酒です。ぐいぐい呑むには勿体無い繊細な味わいのお酒でした。

 数多く出されたお酒の中で、私のお気に入りは『如空 華想い純米大吟醸』でした。ぐい呑みから溢れるほどの強いフルーティな香り、味わうと優しくも芯のある旨味と日本酒度+3の辛さ。このお酒は、2014年インターナショナルワインチャレンジSAKE部門において、ゴールドメダルを与えられた栄誉あるお酒で、青森県が生んだ山田錦を凌駕するかも・・という酒米「華想い」を使い、蔵内の井戸から汲み上げた軟水を使って醸したものです。

 中締めが入り、お土産をこれでもか!とたくさん頂戴し、ルンルンで家路につこうとしたのですが、会長よりお誘いがありフラフラとついて行ったのでした。メデタシメデタシ。(この続きは後程お伝えしたいと思っております)♪

\(。・_・。)ノ