2024年8月11日日曜日

友人たちと憩う『蓬莱W亀の尾50純米無濾過生原酒』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

暑さの続く中、いつもお誘い頂くN常務より「みんなで呑みませんか」と御連絡を頂戴し、いつもの通り海ぼうずさんへ伺いました。ウチの奥様からは「あまり酔っぱらわないようにね」釘を刺されての呑み会で、「大丈夫です!」と大見えを切って参加させて頂きました。当夜は八戸の目抜き通りでは七夕まつりの真っ最中で、七夕飾りが下がり、パレードも行われていました。







ハッチの七夕飾り

海ぼうずさんの小上がりにはN常務と友人のH氏、T氏、そして私とほぼいつものメンバーが集結です。私は乾杯のお酒を選ぶために冷蔵庫を隈なく探します。そして自信満々で取り出したのが『蓬莱W(ダブリュ)亀の尾50純米無濾過生原酒』でした。

飲み放題エリア  貴重酒エリア








蓬莱W亀の尾

このお酒は、岐阜県飛騨市で明治3年に創業した渡辺酒造店が醸しており、主力酒は『蓬莱』で、2020年には世界酒蔵ランキングで第1位を獲得した酒蔵です。今回準備した『蓬莱W』のWは、渡辺酒造店(WATANABE)・世界(WORLD)・笑い(WARAI)という3つのWのから名付けられたお酒で、平成26年にリリースされています。酒米は幻の酒米と云われ、「夏子の酒」で脚光を浴びた希少な「亀の尾」を使っています。酵母は爽やかな吟醸香と酸の生成が少ない明利小川酵母といわれるM310酵母で、中硬水の飛騨川の伏流水を仕込み水に使い醸した、日本酒度-8、酸度1.7の甘口のお酒です。

酒色は薄っすらと濁っており、香りはフルーティで無濾過特有の香り。口に含むと甘さが濃厚で、且つ甘酸っぱく、呑み込むと仄かな渋味でキレる旨味たっぷりのお酒に、一同「旨い!」と意見が揃いました。乾杯も無事に済んで、日本酒呑み放題は100分間続きます。

栄光冨士流れ星  刈穂純吟六舟

大納川天花  純米浦里生酒

寒菊99星海  モダン仙禽無垢

亀の海旨口  羽根屋煌火生

順々に様々のお酒を頂き、ほぼほぼ生酒なので、他店とは飲み放題の質が違います。そんな中、気になったのは『羽根屋純米吟醸煌火(きらび)生原酒』です。このお酒は富山県富山市で大正五年創業の富美菊酒造が醸しており、主要銘柄は富美菊と『羽根屋』で、荒走りと責めは『富美菊』、中汲みは『羽根屋』として販売しています。

また、富美菊酒造では「蔵の全てのお酒は、大吟醸を造るように、手を抜く事無く醸す」をコンセプトにしている酒蔵で、『羽根屋』は翼が飛翔するが如く呑む人の心が浮き立つような日本酒として存在したいとの願いを込めています。四季醸造で約500石の小さな蔵ですが、フランスの日本酒品評会KursMaster201820202023にはプラチナ賞を受賞しています。

羽根屋純米吟醸煌火(きらび)生原酒』の酒米は富山県産五百万石を60%まで磨いた吟醸酒で、酵母は自社培養の高香気少酸性酵母を使い、仕込み水には富山の名水常願寺川水系の天然水で醸しています。ALC1617%で、日本酒度、酸度は非公開となっています。

グラスに注ぐと酒色は透明で、ほんの僅かに微発泡感があります。香りはフルーティで華やかな吟醸香。口に含むと舌に少しピリピリと微発泡効果があり、口当たりがフルーティで、米の甘さを感じます。呑み込むと苦みがきてキレてゆきました。

天穏生酛純米  特純Bunraku



花芽実おりがらみ 4人で旨い!

呑み放題のラストオーダーは『花芽実特別純米滓がらみ生原酒』で終了しました。が、酔いが回った4人はいよいよ禁断の冷蔵庫最上段のお酒を注文します。何を呑むのか気になるところで次回のお楽しみと致します。♪

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