2024年4月1日月曜日

誕生日に長男から『白老初しぼり生酒』

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待ちに待った春。4月に入りました。お彼岸に降った大雪は消えており、花壇には雑草も生えてきました。茶色く枯れた冬から緑の萌える春となり、雑草さえも愛しい気持ちにさせてくれます。

さて、私と奥様の誕生日が1月なので、愛知の長男は二人分一緒に誕生日プレゼントを送ってくれました。今年、長男から届いたお酒は彼の地元愛知県のお酒で、常滑焼で有名な常滑市の澤田酒造が醸す『白老初しぼり生酒』でした。酒蔵の創業は江戸末期の嘉永元年(1848)で、主力酒がこの白老です。一度呑んでみたかったよ~。

酒名の由来は、「より良い原料を丁寧に扱い、米を白くまで磨く」から「白」。そして「延命長寿を願い、老成した技」から「老」をとって『白老』と、初代蔵元が命名しています。また、経営理念は「働き手良し、売り手良し、買い手良し、世間良し、自然良し」という五方良しとして受け継がれてきました。

白老初しぼり  お酒の詳細







酒色はほぼ透明

白老初しぼり生酒』の酒米は、愛知県知多半島常滑産「若水」です。愛知県が、「愛知の米で愛知の酒を造る」をコンセプトに1983年に奨励品種登録した酒造好適米の第1号です。稲高が低く強風で倒伏しづらく、大粒で心白が大きいお米です。その酒造好適米「若水」を65%まで磨いて使用し、酵母は真澄酵母とも呼ばれる協会7号で、仕込み水は蔵から2kmほど離れた知多半島の中央丘陵部に湧き出る水を、施設の水道を引き使って醸しています。日本酒度は-1、酸度1.7ALCは高目の19%で、加水していない搾ったままの無濾過の生原酒です。

蛇の目に注ぐと酒色は無色透明で、香りは爽やかで微かに酸味の香りがします。口に含むとパイナップルの甘さを感じ、直ぐに心地よい酸味が。口腔に苦味を残しキレてゆきました。肴はいらないなぁ。いや、これは肴を食べてはいけないお酒です。そして酔うまでグイグイ呑んで、日本酒の旨味をじっくりと味わうお酒でした。また、メロンやラムネのような味わいのお酒は呑んだ事がありますが、パイナップルの旨味は初めてでした。これはランキングに載るお酒だなぁ。それにしてもアルコール度数がやけに高くて、結構早めに酔うお酒です。

有難い事に、長男は私が呑んだ事のないお酒を選って送ってくれます。ブログの事を考えてくれているのでしょう。しかし過去には『花陽浴』を何回か送ってもらっており、まぁ『十四代』や『而今』『花陽浴』とかなら、何回貰っても嬉しいお酒ですが。♪

(。・_・。)ノ