いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。また、年末の大掃除などでお忙しい中、年の瀬までご覧頂きまして、衷心より厚く厚く感謝御礼を申し上げます。
今年最後の更新は、私個人のどうでも良い「今年の5大ニュース」を、昨年に続き無理やり発表させて頂きます。
次点:町内会の温泉旅行でサプライズが‥。乾杯直前に突然、町内会役員に指名される(何が起こったか理解できずに呆然)。 第5位:人生初の「年金」受け取り始まる。 第4位:人生4度目の帯状疱疹、今回は脇腹に(4回発症する人はかなり珍しいらしい)。 第3位:列車を乗り継ぎ双葉町へ、M氏と乾杯の旅。 第2位:お盆に可愛い孫娘が八戸に来てジイジと遊ぶ。 そして栄えある今年の第1位:目出度や!5月に嫡男誕生!孫のお宮参りで愛知県へ。今年も孫が可愛いジイジとなりました。
さて、ストックの日本酒が切れた状態で、購入し呑むという自転車操業のような状態でした。そこで頼みの綱のF君に連絡し、譲ってもらえるかを交渉したところ、快諾を得て持ってきて頂いたお酒が、冬季限定酒の『紀土-KID-純米吟醸しぼりたて生』でした。因みに、コスパ最高の酒蔵のお酒です。
純吟しぼりたて 紀土ラベル
裏書をどうぞ 酒色は透明
このお酒を醸すのは、2021年の世界酒蔵ランキングで第2位となった和歌山県海南市の平和酒造で、創業は昭和3年と比較的新しい酒蔵です。第二次世界大戦時、国から酒造の休業を強いられましたが、戦後は二代目蔵主の陳情などにより、ようやく再開の目途が立ちます。平和な時代に酒造りができる喜びから、蔵の名前を平和酒造として再出発しました。しかし、直ぐには自社ブランドで出荷できずに、大手酒造メーカーへの桶売り蔵でしたが、現在の社長が自社ブランドにこだわった酒造りを試行錯誤し、平成19年に「紀州の風土」と「子供(KID)のように成長する」ように『紀土』と名付け立ち上げました。
『紀土-KID-純米吟醸しぼりたて生』の酒米は五百万石を麹米50%、掛米は55%まで磨き、酵母には酸味が少なく香気の高い1801号酵母と協会901号をブレンドさせて使用しています。仕込み水には、紀州の山々に降った雨が浸透した伏流水を、井戸から汲み上げて使って醸した、日本酒度-1、酸度1.7の生酒です。
グラスに注ぐと酒色は透明で、香りは甘やかにフルーティな吟醸香が。口に含むと果実のような甘さもあり、スッキリとした口当たり。甘さの後にはやはり果実の酸味、そして仄かな苦味が口腔に残りながらキレてゆきました。搾り立てでこの苦味は、もしかして荒走りかなぁとは思いました。
さて、今年一年間当ブログをご覧頂き、本当に有難うございました。元旦には2024年の総決算として、「2024年 日本酒気に入りましたランキング12」をアップします。どのお酒がベスト5に入るかお楽しみに。それでは皆様、良いお年をお迎えください。♪
\(。・_・。)ノ